つれづれライブ日記


vol.556
2013.10. 6

10月6日 和歌山 紀州ロックインパクト



和歌山のフェスに誘っていただき、バンドトモフで秋の旅~♪


新大阪から特急くろしお15号。大阪から南方向への電車は初めて。昭和な街並がいちいち新鮮で一睡も出来なかった。清原やダルビッシュはこの辺りで育ったのかなあと、しみじみ。そのうち山が見えてきて、トンネルとかくぐり出して、わわわわ~、生まれて初めての和歌山入りっ!


駅に送迎のハイエース、助かります、ありがとうございます。しかも、わざわざ和歌山城が目の前に見えるルートを通ってくれた。車内からの写メにハシャぐ女子たち。ま、オレも。で、現場到着。スゴイぞ!このフェス会場、もろ海辺だっ!楽屋の裏が、すぐ砂浜。いったん荷物おろしたらガマン出来ず即、浜に。下駄脱いでズボンまくって、10月になって今年初めての海水タッチ。くぅ~、気持ちいぃ~。太陽のギラギラで100倍ギラギラに光る海。天気は良すぎるくらい。夏が帰ってきたような陽気。このフェス、3回目にして初めての「晴れ」だったらしいぜ。ラッキー!





楽屋テント村にはしらす丼を食すニートビーツくんと、ひと仕事終えてい~い顔してるガガガの前田くん。こうゆう場所で会うと余計輝いて見える。さ、オレらはライブの準備だ。居心地いいからチビチビお酒と、プカプカタバコしつつで。そこそこ準備完了したらまた浜辺へ。すっごく落ち着かなかった。気持ち良すぎて~♪


浮かれてたら出番がせまってきた。もうすぐ日没。「ああ、これからもの凄い水平線が見れるのに~」と後ろ髪ひかれつつステージへ。お、ステージは西向きなんだね?、、ってことは、夕焼け空はガンガン見つつライブ出来るってことだね。よ~し!


あう!トモフ、お客さん少なめだった。集客力不足でゴメンナサイ。でもオレらは、それならそれでグオ~っと燃えて、自分はシバフスキーに変身!「客席もステージにすればいいのだっ!きれいな芝生がオレの突入を待っている~!」で、マイク持ちつつ何度も突進&徘徊。まずは背中でごろんごろんと回転し芝生にマーキング。う~ん、大自然、いいニオイ。次は、お客さんに握手攻撃、更に、頭なでなで攻撃。ほぼ全員にね。あと、のんびり体育座りで観戦族の隣りに自分も体育座り攻撃、、すべて歌いながらである。シバフスキーの技は無限だった。たのもしいバンドトモフの演奏を芝生で体感しつつ思いっきり歌いつつ、「強烈な思い出をまたひとつ頂いてるぜ、ナウ!」と魂のツイッターを全宇宙に発信。ライブ無事完走。気持ちよすぎだよ、ここ。同志たちよ、オススメだぜ。オトダマ、魔物、和歌山、、世界3大フェスだな。アラバキは、ちょっと巨大すぎて~♪


ヘロヘロの上機嫌でお酒持って物販席へ。神社の縁日みたいな灯り。地べたにしゃがんで余韻を楽しんでおりました。「そろそろ帰りま~す」とハイエースに。打ち上げ会場は、この日の宿、「木村屋」さん(昔は寅さんも来てたっぽいよ。どんとさんも!)の真下の砂浜。プライベートビーチっつうのかな。リゾートなテーブルとイスが配置されてて、出演者たち、主催者チーム、みんなでガヤガヤ。いいねえ「外飲み」。自分は屋内の打ち上げはいつも苦手だったんで、このスタイルはギンギンベスト環境。日本酒入れたコップ持って、ず~っと波と戯れていた。チャプチャプと。











時々波の中に蛍みたいなキミドリの光が見えて、「なんだこれは!」と大興奮。最初は誰かが携帯かなんか落っことしたのかと思った。それか、夜祭りの腕輪のおもちゃ。実は正体は夜行虫。すごいんだよ、この虫。うち帰ったら即、検索して研究だ。打ち上げ時間のほとんどを波間で過ごした。ハルは過去にどこかの海で「夜光虫経験済み」らしくて、焼き(バーベキュー)に集中していた。調理師免許持ってるかんね。





あまりの気持ち良さと、午後からの飲みっぱなしのせいで、とうとうダウン。ほろほろと部屋にたどり着いてキュー、、、何時間か後、「お~、トモって、いびきかくんだな~」っつうハルの声にガバッと目覚めた。打ち上げを終えたハルとハカマダくんが戻ってきてたのだ。そ、この日は相部屋。旅館だからね。(ハカマダ君は大木兄弟にサンドイッチってことです。オセロの原理だと彼も大木兄弟。)すっかり復活して今度は窓辺から海と星を見つつの一服タイム。エンドレスな一日。ひゃぁ、、こんなに贅沢な日が10月にもあるなんて。まるで夢だった。主催の山野さん、何もかもありがとうございました。和歌山~っ!是非また行きたい~!もうちょい頑張ります。