つれづれライブ日記


vol.559
2013.11.22

11月22日  梅田 AKASO



この日のライブを語るには、まず、前日から振り返らねばなるまい。


時は11月21日の夜、バンドトモフの五人は東京ドームにいた。ポールマッカートニー日本公演の最終日観戦っ!フォッフォッフォ。自慢じゃないけど最前列なんだぜっ!そして切ない事に、本当に自慢じゃないのだ。最前列でも端っこだと、ポール遠いっ!小さいっ!どれくらい小さいかっつうと、伸ばした手の先の爪より小さい。「 Oh!Paul!too small っ!」だった。ったく東京ドーム、幅広すぎ。ま、それでも「生ポールなんだよな、、同じ空気を吸ってるんだよな、、」って、念じていたよ。この奇跡をしっかりキャッチせよ!だった。


この日は最終日特別企画って事で入り口で光る棒が観客に配られてた。ドームに入る時にね。「ポールさんへのサプライズです。イエスタデイの時に点灯してください。ドームのみんなで光をヨロシク!」みたいな説明の紙付き。で、アンコールでその「イエスタデイ」。来た来たあ!ドームピープル一斉に点灯。ドワ~!すごい景色。いわゆる花火大会の帰りの「ほのぼの家族連れ」の光る棒とは全然違う。激・壮大!なんたって何万本だからな。赤い海。スタンド見渡すと赤い山。おそろしいくらいの景色だった。


そしてなんと!俺はそんな状況でも心は翌日の梅田にあったのだっ!その棒、ポキッとしないでとっといたんだぜ!「明日の梅田に使うんだ」って。えらいなあ。ポールが目の前で「イエスタデイ~♪」してんのに、心は梅田にっ!時空を越えたプロ意識っ!


オス。長かったなあ、前置き。そして本番11月22日。同じ梅田でコレクターズさんがワンマン(しかも加藤さん誕生日)って慌ただしい日に集まってくれたAKASO族たちよ、ありがとう~!感謝だ!自分ら、かなり気合い入ってたぜ。『終わらない映画』のレコ初なタイミングだったから、思い切ってオープニングから本編最後までアルバムの空気にしようとしてみた。普段のトモフワンマンとは全然曲順とか変えてね。猛トライだった。


ライブのスタートは大塚1人。そでで待機してるオレらもドキドキ。メンバー勢揃いしたら「削除同盟」。で、削除クロース登場って流れ。ちゃんとアルバム通りだぞ、えらいべ?その後も初披露曲のオンパレードで、しかもコーラスたくさん。メンバー滅茶苦茶大変だったろうなあ。オレだって、歌詞がまだカラダに染み付いてはいない時期だから、脳みそフル回転。でもトライして良かったよね。本編が終わった後の楽屋で既に「やりきった!がんばったー!」って達成感&脱力感。


で、アンコールタイム。「昨日、ポール観に行ってたんだけど、こころは梅田に飛んでたんだぜ!へい見ろっ、この棒をっ!」と、未使用のドーム棒を小道具袋から取り出し、やり方わかんないから大塚にポキッとしてもらって、「お~!見ろ!この赤っ!!」と。アカソ族、ちゃんと大喜び。よしよし、いい子たちだ。歌う前に最前列にパス。「ちゃんと全員にまわすんだぞっ!」と指示。曲はトモフで言うところのイエスタデイ的に「SKIP」。愛くるしいアカソ族は、ちゃんとこっち方向にプルプル振ってくれちゃって、ず~っとその一本が客席を旅してくのを目で追いながら歌ったよ。はあ~、あの時間だけでも録画したかった。大阪っ!いつも楽しい感じでアリガトー!そのまま生きてっ!そして清水音泉のみなさま。本当にお世話になりっぱなしで恐縮です。今年も恩返し出来てないまま終わってしまうねー。かたじけない!


P.S. 場内一周したポール棒は、再び小道具袋へ。「渋谷(12/23)までそのままでいろよ」と、しまった。 が、その日のうちに普通のプラスチック棒に変わり果てておりました。