つれづれライブ日記


vol.562
2013.12. 7

12月7日 十三ファンダンゴ



岡山・徳島の後の1週間は、ほぼ療養の日々。くやしいぜ。遊びたい盛りの季節なのにっ!ま、いい子にしてた結果、喉は水曜日に、腰は金曜に復活。ふっふっふっ、、、やっぱりギリギリぴったり間に合った!


さあ来たぜ、愛しの街、十三よ。ファンダンゴの重い扉を軽々と開け、ポントチョフメンバーとの再会。ムム?なんだか神妙な空気だぞ?驚いたことに、ギターのタバコくんが喉をやられてて声が出せず、ドラムの前田くんはギックリ腰になっていたっ!オカルティー。縁だっ、絆だっ!


で、夕方リハはヒヤヒヤだった。特に前田くん、ドラムでギックリってオソロシイ苦境だ。座り姿勢って、背骨と腰のつなぎめにモロにくるんだ知ってるぜ。オレ、つい昨日まで経験者だからな。尋常じゃないはずだ、その痛み。でもエライんだよ前田くん、ちっとも弱音吐かない。ニコニコさえしていた。ま、もともと泣き笑い俳優な顔だちである。


声の出せないタバコくんもたくましかった。目線とギターでコミュニケ。プロだ。ま、彼はもともと寡黙だし。つまりポントたち、状態完調じゃないんだが、見た目は全くいつもと変わり無し。頼もしい!な、さなか、アマ風味全開のトモフは体関係すっかり無事なくせに、ギターの接触不良で音出なくて大慌てでワアワアと。いぶし銀なPAさんに急遽修理していただいていた。師走まで人様に頼りになりっぱなしなっし~。感謝汁じょわあ!


さてさてライブ。本番は俺に任せろ!本番だけは自信あるぜっ!様々なピンチも美味しいチャンスだ。かえって結束バリバリだぜ。オス。いきなり「あのはなしのつづき」とか「両想い」で始まる。即、ポント色。「散歩のための散歩」「MR.2050」とか、ますます進化していた。今日でこのメンバーになって三回目。もうとっくにCDバージョンから先に奥に行ってる。自分、歌いつつもお客さんと同様にイチイチ「お~!」って驚く図式。


この日、あらたにトライしてくれた曲は「サンタクロースを待ってる、2月に」と「ミルク」。いや~、まったく、こうゆう曲を掘り出してくる三宅くんのセンス、相変わらずイビツで素晴らしい。ほったらかしてたけど愛しい曲たちに光をあててくれてありがとう。「自分らしさなんて」「イチバンサキニ」「メデシャベル」とかもだね。自分で作ったくせに「おー、なかなか結構いい曲じゃん!」って。


つい2週間前の梅田とはまるで別世界なサウンド。もちろんサードとハルとのバンドトモフで『終わらない映画』をガッツリやった夜もバッチリだったさ。両方経験できてお得だ、俺は。贅沢温泉。


本編が終わっていったんステージを去るのだが、ギックリの前田くんだけはドラム席に残ってた。動いたら戻るのが大変で。それをファンダンゴ階段からしばらく眺めてた。いや~、笑いごとでは無いのだが、愉快な絵だった。今頃は治ってるかなあ。


アンコールタイム&終演後の飲みタイムもにぎやかに、波乱万丈な一日、無事完走。京都の敏腕青年たち、どんどんやりまくってくれてるね。ワクワクでソワソワだ。この感じ忘れちゃうと、もったいないから、ちゃんと時々やらなきゃってことで、次回の公演(京都拾得2月22日)が早くも決定しております。2月、まだまだ寒い季節なんだろうけど、無事に再会しなきゃだぜ、よろしくっ!