つれづれライブ日記


vol.570
2014. 2.22

2月22日 京都・拾得



トモフ&ポントチョフのワンマン。まずは前日、2月21日。いつも、作った本人さえ忘れてしまってるような曲を掘り起こしてくれちゃう三宅くんと京都の仲間たち。今回は更に手強い曲がいっぱい(後述)なため、トモフ気合いの前日京都入り。彼らの練習に潜入だっ!

さて新幹線。清水音泉さんが送ってくれた指定席回数券が、なんと、使えないっ!金曜の夕方っていつもこうなのか。指定は満席。空いてるのはグリーンだけ。「じゃ、グリーン料金追加で払うので、、」って言ってみたが、「それは駄目です」と。ツ~ン!

連結デッキんとこに京都までいるしかない。う~む試練ハズカムだね。ただ、先日のぎっくり腰は治ってたからまあ平気。お?ワゴン車が通りかかった。綺麗な売り子さん。天使だっ!日本酒ゲット。すばらしいぜ、アルコール。急に楽しい旅になって、2曲歌詞作った。でももう忘れてるから駄作だったってことです。アルコールマジック。

すぐ名古屋、そして京都。なんか一瞬で着いた感。その代わり、かなりのプチ酔い。平安京~♪ポントチョフたちとの再会。きれいなスタジオだなあ。バンドトモフがいつもやってる東京のスタジオよりか広い。快適空間。自分、元気だったのは最初の10分くらい。すぐガツ~ンとバテた。まあ新幹線で2時間立ち飲みだもんね。

なんとポントチョフは練習大好きで、全然休憩したがらないの。職人気質!で、オレが「休憩~!」って言って、でも誰も楽器離さず定位置のまんま。オレだけ休むのは悔しいからスタジオの電気消して「これでどうだぁ~!」と。ヤレヤレとメンバーも退室。よしよし。でも10分もしないうちに練習場へリターン。ルルル~。すごいぜ。0時半くらいにリハ終了。こんなに頑張ったんだから絶対明日はバッチリさ。さすがのトモフもホテルでバタンきゅー。と、思ったら急に復活。さっきのバテは、ただ酔いが回ってただけだったのだ。結局朝までソチにいた(テレビ観戦)。四時半にほんとにバタンきゅーして、ぐっすり。

2月22日。ライブ当日。北風寒いけど太陽がまぶしい堀川通りをゴロゴロ歩き拾得へ向かう。京都歩き、気持ちいい~!食欲ハズカム!コンビニで炭水化物をゲット。旅行ケースとギターと小袋持ってるのに、意地でも肉まんを食べながら古都を歩く。ハフハフと。しあわせだ。ごめんなさい20分遅刻。

拾得の音や明かりのポワ~ンとした居心地良さはやっぱりすごい。夕方リハーサル。昨夜の練習とこの環境のおかげで、メチャクチャばっちり。あまりの素晴らしさに「今夜の一回だけじゃもったいないなあ」とライブ前から焦るほど。「奇跡のリハ」と呼んだ。

選曲スゴイぞ。とうとう「ガソリン」まで来ちゃったぜ、おい!20年ぶりくらいじゃん?あの頃はネガチョフとかポジコフがいたんだよなあ。感慨深い。歌詞も声の高さも曲の展開もめいいっぱいだよ、トモフの初期曲。作者が大変なんだからメンバーはさぞかし、、と思いきや、バッチリなんだよね。もお。脳が若い!たくさん練習してくれてたそうな。感激

「イショライター」も滅茶苦茶ひさしぶり。歌詞は毒だが曲はPOPだねぇ。「アイタイヒトトダケ」「イチバンサキニ」「ミルク」「MR 2050」、、レア曲のオンパレード。前半テキパキやったおかげで時間に余裕が出来てたぶん、後半は即興的脱線の連発。ソチ話あたりから「甘酸っぱい」って曲が生まれて、トモフに黒人ボーカルが降りてきた。和田あきこテイストで「甘酸っぱい♪」を連呼、Bメロは悪い若者風味のラップ(三宅くんのほうが上手でジェラシー)。そのうち見事にポントチョフたちも加わり完成!出来た~!これがライブだっ!

ポントチョフ、ますます何でもありな楽団になっております。渋めのオモチャ箱。メンバーそれぞれの才能とか、つちかわれてきた臨機応変さがいよいよフル回転し始めてる感じで。さっきも書いたけど、これで「ライブ1本」じゃもったいないので、次は2カ所開催してみよーぜっ!って約束しました。夏あたり。おたのしみだ~!