つれづれライブ日記


vol.576
2014. 4.26

4月26日 アラバキ









うえ~い!3度目のアラバキ。今回もバッチリ幸せだった。あの場に混ぜてくれてホントにありがとー、GIPさん。そして、天使たちよ、盛り上げ上手っ!すばらしかった。





去年は、清志郎さんトリビュートのゲストボーカルでの「ひとり参戦」だったのだが、今年はバンドトモフで、にぎやかだぜ、ほっほっほー♪ ま、去年もね、充分たのしい思い出だったさ。ん~でも、やっぱ「ゲスト枠」よりは「自分ら枠」の方がすっごくラク。いろいろ自由。自分らのステージだから。万が一、ミスしても、果ててバテバテになっても他人に迷惑はかからないのだ。行け~!やりつくせ~!

今年は天気がウルトラ良かった。春のポカポカを通り越してまるで夏っ!雨はもちろん、雲も風も無し。フラカンが離れてる(彼らはこの日、九州でライブ)ってだけでこんなに晴れるんだぜ。ある意味、フラカンパワー、、、脅威である。


オレらの出番は真心ブラザースのあと。楽屋の小屋もお隣りさんで、久しぶりに倉持、桜井としゃべった。あいかわらずGEC(早稲田のバンドのサークル)の頃のまんまの空気感。出会って25年以上経ってるのに普通にダラダラと、ちっともしみじみとかせずの会話。無事って素晴らしい。あ、桜井の身長が伸びていたっ!本人は否定。


なんと、この日はゴダイゴがアラバキに出演だったのだ。うおおお!あのゴダイゴがっ!オレらの青春が同じ敷地にっ!、、、でも観れなかった、、。ゴダイゴのステージは自分らのトコからは往復1時間くらいんトコで。アタフタ無理すれば観れるのかもだったけど。「ちゃんと自分らの準備に集中しようか、、」ってゆう決断に。えらい!プロ意識!


各自の楽器を自分らの出番のステージ脇にいそいそ運んで、真心のライブ観戦。盛り上がってるぜ。余裕のステージ。さすがだ。倉持の声、あいかわらず。強力なウェポン。スピードーぉぉぉおおお~で、自分らも徐々にグオオオっと気分がライブモードにチェ~ンジ!



真心フィニッシュ。オレら、準備でステージへ。ぬ!満員だったお客さんがクモの子を散らしたように激減っ!お~い、どこに消えた~!これが有名どころとマイナーの差かっ!と、ちょいとシュルルっとなったんだけど、「転換タイムだから、こんなもん」って余裕の兄(ハル)。お客さんはバンドの転換の間にダッシュで移動して別のステージを観に行ったりする仕組みなのだ。ほお、そっか。





それでも前から五列くらいはお客さんが残ってる。ダッシュ移動の慌ただしさを回避した、面倒くさがりな子羊たちである。愛しい彼らを相手に、トモフ名物「転換中でもいろいろ」タイムだ!





まずは恒例・渡辺真知子の「カモメが翔んだ日」で発声チェック(これは2年前と同じ)。次に本編ではやらない曲(ワルクナイヨワクナイ)でサウンドチェック。まだリハなのに盛り上がってくれちゃう子羊たち。う~ん、素晴らしい!俄然俺らも上昇。「アラバキに来たんだなぁ~!」と実感。さあ本番迫る。


と、スタート時間まで静かに待つのは勿体無い。袖から出ては冬に買った赤トランペットをプップ~ ♪ と。トモフ「おう、スカパラ(時間が被ってた)に行こうか迷ったんだろ~?よ~し、、」で、プップ~ ♪ 「得したなぁ、お前らっ!」子羊たち「うおおおおお!」微笑ましいひととき。フェスは、本番前も面白い。


ついに開始のジングル。タイミングわかんなくて、アナウンス終わる前に花道まで飛び出してしまった。見渡すと、おっ!ちゃんと客席は満員じゃんかっ。ウェルカムバック!まずスタート前に、「ハカマダ・タク40歳おめでとうセレモニー」。あのハカマダ君が、前日に遂にちゃっかり40歳になったのだ。アラバキの空にハピバースデイが響き渡った。そして開幕。「アラバキの48歳」へ。2年ぶりのバンドトモフinアラバキが始まったあ!

















ビャビャビャ、やっぱり滅茶苦茶気持ち良いぞお~!自分、ほとんど花道で歌っていた。あそこにいるほうが全然緊張しないんだよ。疲れもこない。花道マジック!時々後ろを振り返ってバンドメンバーを観る。お~、気持ち良さそう。バッチリ頼もしい。ハカマダ君がバリバリ妙な動き(仰向け寝転がり奏法)をしていた。まさに不惑に突入である。









































時間は夕暮れ。空をカラスが飛んでった。東北初公開「映画の中」が染みたっ!さあ、ライブ前日にドンキで買った赤テープのクラッカーなんだけど、いつ発射しよっか。これスゴイんだよ商品キャッチコピー、「日本一豪快なクラッカー」って書いてある。タイミングがなかなか難しくて、結局、最後の最後のメンバー紹介、「ハカマダ~、オオツカ~、クメムラ~、ハル~、トモフ~、アラバキぃぃ~!」で発射した。想像以上に赤テープ散乱して感動~!ちゃんと拾って帰りました。しあわせな時間だった。お客さんの顔や声がナイスで。「またここに来れて良かった」と、強烈に思ったあ。ふわぁああ。

























終演後は、とにっかくの日本酒。シラフになりたくないのさ。クピクピっとね。いったい何回お代わりもらいに行ったんだろ。そのあと、初めて招かれたアラバキラジオも実に楽しかった。堂島くん、カズボン、二人の大使に挟まれての「徹子の部屋」状態。かなり飛ばしたなあ。いつ放送すんのだろう。出来ればノーカットで聴きたい。











その後はアラバキの物販ブースに初めて行ってみた。スタッフさんたち、ポワンと優しい感じで良かった。もっと事務的なノリかと勘違いしていたのです。サンキューベリマッチ!居心地よかった。お世話になりました。


そして、すっかり夜。そろそろ現場脱出だ。締めにグワ~っと食べたモツ鍋が、ニンニクとニラが強力でバスのあいだじゅう必死トモフ。飲みまくっていたアルコールとの相乗効果なのか、脈拍ヤバイぞヤバイぞ。いろんなギリギリで仙台駅到着。水飲んだり、トイレ行ったり、呼吸を整えたり、しばらくロータリーにうずくまっていた。ふう~。終わりはこんなでもね、いい一日だったんだから、OKなのさあ。しあわせな撃沈。


また来たい。また会おうぜ、みちのくの子羊たちよ!それまでお互い無事だぜ!約束だぁぁああ!