つれづれライブ日記


vol.576
2014. 5.10

5月10日 横浜リザード



やったぜ。やっぱりいい夜だった!横浜っ!久しぶりのバンドトモフワンマン、大満喫。


リザードは去年に引き続き2度目のバッチリで、こりゃあかなり相性がいいみたいだぜ。しかも空調が去年よかラクだった。去年のとんでもない蒸し暑さ、あれはあれでグリグリで「さあ子羊たちよ、ともにこのハードな状況を乗り切るのだっ!」って運命共同体的な大スペクタクルだったけど、今回のベストな環境もやっぱり普通に良い。お互い助かる。


この日は6時開場で7時開演。その間60分。ちょいと長い。たぶんライブハウス発祥地とかでは、開演までの時間、飲んだり食べたり悪いことしたりでダラダラワイワイしつつライブを待つんだろうけど、現代の日本にはそうゆう文化は無いから、お客さんはひたすら立ちっぱなしで開演を待つ図式になっちゃってる。きっとキツイぜ。俺だったら退屈と貧血で倒れるぜ。そんな立ちっぱなし族のためにこの日は、開演時間前のステージにちょくちょく出現。猫ふんじゃった弾いたり、トランペット小芝居したり。入れ替わりでハルにバトンタッチして出てもらったり。ま、お客さんのためってよりか、こっちも早くライブしたくてウズウズなのだった。この「フライングショー」、面白いから、今後も時々やろー。ま、こっちの準備次第だけどね。


で、7時ハズカム。オープニングは大塚オルガンからのスタート。お客さん、いい感じ。ゆるいような熱いような。そんな声にオレらも「よおーし」と盛り上がり、タンバリンとか鈴をシャンシャンさせてぞろぞろ登場。さあさあ始まるぞー。








ちょいと意表を突いて、「その2つ以外は」「ムカシミタイニハ」でバババ~っと。即、「ワルクナイヨワクナイ」「人生は無限だ」。去年の暑いリザードを想定してたんでね。じっとりさせないようにバシバシな選曲で行きました。自分、ライブはアラバキ以来で、ライブ脳は依然フェスモードだったのか、うお~、うりゃ~、ビロ~ンとイチイチ興奮モード。リザードピープルもちゃんと付き合ってくれてテンション高く、ワオ~、イエ~イ、ビロ~ンと。ここに来るとみんなこうなるのだ。よい不思議。


ステージが低くて、後ろのお客さんはかなり見えづらいっつう前回の情報があり、今夜はお店からビールケースを人数ぶん調達。自分はほとんどの時間をその上でライブした。このスタイル、慣れると全然平気。妙~に盛り上がる。たぶん微妙に不安定(50cm×30cm)な高い所が好きなのだ。いい方の脳内物質の放出がず~っと続いてた。安上がりだぜ!普段の生活にもマイ・ビールケースを携帯するべきだと思った。


そんな位置から見るリザードの景色、本当に素晴らしかった。クメムラ(ドラムだけは座りっぱなし)にも見せてやりたかったね。お客さんいっぱい来てくれてた。サンキュー。時々照明の加減で全員の顔とかが見えると、もう、、たまんないね。48なのでね、簡単に感激する。ま、レーベルの方針もあるので人前では涙は見せないぜ。


メンバーもテンション、みんなヘンテコに高かった。曲間に謎の即興を始まり、「なんだよこのサウンドはっ!」とオレ困りつつ、ひとまずフランス語テイストで付き合い、しばらく歌ったのちガマン出来ず「UFO ! 」で締めた。ピンクレディ強し。ピタッと止まった!何か困ったときには「UFO!」だぜ。


あ、UFOで思い出した。「SSJ」!(「SKIP」「スピード」「都合のいいジャンプ」の3曲並び。)この日うまれた呼び方。なんでも略したがるお年頃である。バッチリだった。


本編ラストは「世界は終わりじゃなかった」「我に返るスキマ」で「映画の中」へ。グッと来たぁ~。起承転結、悲喜こもごもで駆け抜けた。なんとまだ9時前っ!ちなみに曲数はいつものワンマンと同じくらいなんだけど、まさに選曲マジック!当然まだまだ終わらない。「では、いったん締めますが、2次会もここで続きますので、お時間ある方は是非、、」と幹事トモフのあいさつで本編終了。


そ、この日は事あるごとに「披露宴」系のトークが連射されたのだった。たぶんビールケースの高さのせいだな。さまざまなキャラが降ってきた。ある時は「新婦の父」に、ある時は「新婦の元彼」。ちなみに元彼はあいさつ途中で披露宴から羽交い締めでつまみだされた。


そして2次会(アンコール)。「歌う48」「無計画」「ほめてよ」「脳」「スポンジマン」。この時間帯は手ぶらトモフだったんで行動範囲が広まって、客席へ。乗客に支えてもらったり、天井とか柱につかまっての熱唱。あそこらへんで歌うと、バンドの音に全身包まれてね、異様~に気持ち良いのだ。サウンド浴。いろいろありすぎて記憶がゴチャゴチャだ。ラッパも大活躍。野球の応援ラッパ吹いてたら「掛布スキー」になった。あと、、メンバーそれぞれの座右の銘を適当に紹介したり。














最後の最後、またピンクレディが降りてきて「透明人間」。「消えますよ~♪消えますよ~♪、、」って歌いながらホントに楽屋に消えてライブが終わった。キセキの完走。たしか前回のリザードでは銀河鉄道状態になって、「さようなら、てつろう、、」ってメーテルのトモフで終幕したのだった。リザードマジック!


夕方からず~っと面白かった。ナイスな空気を最後まで引っ張ってくれたお客さん、エライ!たのもしかった!ありがとね。これからもあてにしてるぜっ!