つれづれライブ日記


vol.595
2014.10. 3

10月3日 十三 ファンダンゴ


「10月3日」、十三の日。この日に十三でライブが出来るなんてラッキーだぜっ!ラッキーなのはオレだけじゃなくて、もうひとり。スネオくん。ファンダンゴで「ひとりトモフと、ひとりスネオ」っつう、男のロマンバシバシな夢の夜だった。


午後4時。久しぶりに会ったスネオくんは、髪の毛真っ黒のツヤツヤ、ミスター・キューティクルで、まるで大学生のようだった。さては、全然老けない家系だな。キイイィィ!


何年も前から、トモフとスネオヘアーは「ヨルナイト」っつうタイトルのライブしてて、時々再会。今回で何度目かね。そのたびに、あいかわらずのスネオ君との距離感が楽しい。この二人の時のお客さんの空気も絶妙で。曲の雰囲気は二人全然違うんだけど、どっちもウェルカム(、、に見える)なユルさでガヤガヤしてくれる。無邪気で熱く、イビツにくすぐったい。大変よろしい!


最初にスネオくんが60分。おお、ボソボソMC、今日も聴き取りづらい。スネオくんはスネオくんのままだっ!でも、プレイスタイルが近代化しててドッキリした!ギターをチョロっと弾いたのをサンプルして再生するのに合わせてやったり、ひとりしかいないのにハモるマシンを使いこなしたり。ま、現代では珍しくない技なんだろうけど、ポイントは、そうゆうマシンがイヤらしく感じないくらい自然にこなしちゃってるとこだよな。たぶん、オレがやったらマシン自慢しながらのライブになる。


さ、次、オレ。早めにステージに出ちゃったみたいで、準備完了を待ってるあいだはコンビニ袋芸で遊んだ。下から口でプ~と吹くだけでかなり上空に飛ぶんだぜ。かなりときめいた!


オープニング。いつもはエンディングに使ってる「君の瞳に恋してる」を爆音で流していただき、最後方ドリンクカウンターから客席を練り歩きつつ登場。さあさあ、トモフのお通りだー!おお~、楽しいっ!すでにピーク的に盛り上がる十三。さあ、ここからもっと高みへ行かねば!


行きの新幹線で考えた出来立てピチピチの曲順で。「ストーリー仕立てなライブ」に挑戦してみたのだ。チャレンジャー!作者にしかピンと来ない強引なつながりである。曲が終わるとトモフ2号との小芝居して次曲へ、、とゆうしくみ。お客さんは「おおー」だったり「ええー?」だったり。OK。それぞれのロマンでキャッチヨロシク。



「忘却 t o ハピネス」から「最高の錯覚」「 スピード」「 不惑」「 スキップ」「 魔法」「 ほうき」って、無理矢理つなげてった。 曲を作った頃を旅してる感じで新鮮だった。「ほうき」ではエアーほうきにまたがってファンダンゴを翔びつつユーミンを歌った。ジブリ的に。「世界は終わってなかった」「映画の中」でグオオオっと終了。とりあえずステージを去り、ファンダンゴ階段を昇りつつお客さんにアンコール拍手を要求。「トーモーフ、トーモーフ」「よおお~し!」即ステージへカムバック・トモフ!


ヨルナイト名物「グダグダでも真剣なアンコールタイム」の始まりー。バスドラム踏み踏みスネオコール、、「スーネーオー!スーネーオー!」。いつもの苦笑いでスネオくん登場。さあ2人そろったね。ここからだぜ、ヨルナイトっ!それぞれの曲を交互にやんの。相手の曲の時はドラムを叩くルール。2曲ずつ合計4曲。やっぱり楽しかった。バッチリよみがえる絆。一曲終えるごとに ハイタッチ、更に、二の腕クロス、そしてガッツリ握手。スネオくんと遊ぶの大好き。また会える日まで、お互い元気だぜっ!次の日、自分が「九州ひとりワンマン」だったんで、スネオくんとの打ち上げは保留。ちょい残念。ま、かしこまって飲むとか照れくさいからOKだね。


この日もつくづくファンダンゴ最高。お客さんからしたら、決して観やすい造りでは無いんだろうけど、なんだかみんなリラックスしてて、やる側にとってはそれが何よりも最高の乗り物なんだぜ。どこにでも行けちゃう。どこまでも行けちゃう。しかも合法。「聖地」だね。何かに迷ったらココに来ればいいのだっ!これからもよろしくお願いいたしますー。