つれづれライブ日記


vol.598
2014.10.24

10月24日 名古屋 アポロベイス


バンドトモフ・ワンマンでは久しぶりの名古屋。名古屋には、フラカンとの2バン(at ELL)、ピロウズのイベント(at ダイアモンドホール)で来てたから、「まあべつに、ワンマンやらなくても、、」とか思ってるうちに2年。ご無沙汰、すみません。この間にアポロシアターは「アポロベイス」に改名していたっ!


もうトモフ、愛想尽かされてんじゃん?って、ちょいと心配だったの。しかも金曜日だったから。そしたらなんと、お客さんいっぱい!、、つうか2年前よか増えてるんじゃん?キセキだぁ、この御時世に。この街、不景気知らずだ!ひょっとして全員公務員かっ!驚いた。ありがたいー!


この日のひとこと。「今の職を手放すなっ!」・・・トモフのお客さんは、ほとんどが働く世代だよな?つまり自分の稼ぎからチケット代とかを捻出してるのだ。きっと派遣とか非正規ばっかりなハズだ。万が一、ライブに来れなくなったら大変だ!そしたらオレたちも大変だ!、、という強引な話の流れから、「おまえら、今の職を手放すなーっ!」と。


しばらくライブが進行して、「ん?ひょっとしたら、、全員社長か?」とハッとして、「OK、その調子だ。今後もヨロシク。もし、会社の運営がヤバくなってきたら社員をバンバン切っちまえっ!」と標語は反転。お客さんは、そのつど盛り上がっていた。真相はどっちだ。どっちでもよい。集結できてるってのが真実だ!


ワンマン2連チャン(名古屋・徳島)の初日だったのだ。ボーカルは喉をこわすのが恐怖でさ。特に徳島は去年、伝説の「トモハスキー・ライブ」(声がほとんど出なかったの)やってしまったからね。そんな徳島リベンジの前夜だっつうのに、全然セーブせず120%で行った。トモフの大冒険。きょうはきょう、明日は明日。「とりあえず目の前を満点に!」作戦。たぶんそれで悔いなし。ほっとけないだろ、この空気を。すごくいい雰囲気だったのだ。メンバー全員、わおおおお!だった。


アポロ、何度もお世話になってきたけど、「いいトコじゃん!」って、あらためて思った。段差がある客席フロア(つまり全員見える)、オレンジ色に照らされた名古屋ピープルの顔、顔、顔。まるで、段々畑のミカンたち。みんないい顔してた。今でも思い出すと結構ポワ~ンと来るぜ。滅茶苦茶盛り上がったね。つくづく、ご無沙汰しちゃったコトを申し訳なく、、というか、もったいなかったなあって、思った。名古屋!もっとバシバシ来なきゃ!だな。


さすがに終演後の物販タイムだけは、喉ケアを。お客さんとのコミュニケ、終始小声トモフ。そしてホテル着。アポロの酒井くんがメンバーを連れて打ち上げに。自分は、おとなしくコンビニへ。居酒屋のエアコンも怖いからな。弁当食べて、風呂にお湯張って湿気を補充、喉ピュッピュしてマスク着用でベッドイン。プロ意識な完全武装。ボーカルって、ツアー中はクソめんどくさい、、、と若干グチりつつ「さあ明日は徳島だあ~っ!」っと。おやすみなさい。