つれづれライブ日記


vol.600
2014.10.28

10月28日 渋谷 WWW


ホフのドラム祭りに、ドラマーとして出場してきた~!フッフッフ、、安心しろ。もちろん「素人枠」だっ!思い存分叩きあげてきました。バシっと!


もおおおお、トモフはドラム大好きだからね。楽器の中で一番スキ。なんつったってコード覚えなくていいし、喉ケアしなくていいし、持ち運び憂鬱じゃないし(基本、スティックのみ。時にはそれすら借りる)。とにかく、足と手をやりくりするのが面白くてたまらない。ドスドスとチッチッとパシパシ。ちょいとアスリートな要素もあるし。ああー、こうしてる今もウズウズする。ホ~ントに好き好き大好き!結婚してくれっ!(叫び)


何年か前、「ベース祭り」にも誘っていただいた。その時、オレ「ベースは大変だから、ドラムでなら出場したいんだけど、、」ってワガママを通した経験あり。あれも楽しかったなあ。


で、今年。ベイビー(旧ワタナベイビー・現在はワタナファーザー)から「トモさん、今回はドラム祭りです。どうしますか?」と。「行く行く行く!(3つ返事)バンドのツアー帰りの時期で、慌ただしいから練習には行けないけど、それでもいい?」べ「はい」ト「やったぁ!」とゆう流れ。


自分の役割はわかってるぜ。ホフ主催の、この「祭り」系イベント、実は結構シビアっつうか真剣なのだ。強者たちの腕比べ的な空気。トモフはそこに別種類のユルい風をピューっと吹かす役だな。まあ「ちょっと換気」って任務。、、つってもさ、あ~んまりダメダメだとお客さんや強者たちやホフの名曲に失礼だし、オレ、ドラム大好きなんだから、ちゃーんと予習した。10分ずつを3日間!エライだろお。


そして「ドラム祭り」が始まった!最初のドラムは雄飛くん。そっかぁ、オレ以外にも非プロドラマー枠があるのだな。おお、かなり上手!そういえば、雄飛くんもドラム叩くの大好きなんだった。無邪気さとドラム愛がブイブイ溢れてた。わかる!わかるぜ!そのブイブイ!


二番手からは空気が一変。プロのドラマー登場!会場ザワザワー、、 、NICO の対馬くん。ルックス、味わい深くていいなあって思ってたんだけど、じかに会ったら、もっと味わい深かった。


ドスっ!パシっ!いきなり音が違う!なんだこりゃぁ!音の大きさの差だけじゃなくてね、音の一粒一粒のツヤってゆうのかな、キレっつうのかな、コシっつうのかな。おいしく炊けた米を「立ってる」って言うじゃん?あの感じ。これが「プロのドラマー」と「ドラム大好き組」の差なのかもなあ。雄飛くんには悪いけど、全然別ジャンルのスポーツだぜ。いきなり圧倒された。ヤバイぜ。オレは確実に「おこげ」だらけだ。素人枠のくせに微妙に焦っていた。いまさらっ!


続いてオカモトズのレイジくん。あんなに天使なのに、クールだ。速めの8ビートの時のスネアのオカズ、「スタタタタタタ」って、メチャクチャカッコ良かった。すごい若いんだよね?いーいなあー。これからもずっと、いろいろたくさん叩きまくるんだなあー。いーなあー。


次がノーナリーブスの西寺くん。え?彼は普段はボーカルなの?なにぃいい?すっごいしっくりナイスなドラムだった。まるでベイビーのアコギがドラムセットに接続されてるみたいにマッチしていたよ。これで非プロなの?おーい、ちょっとレベル高すぎじゃんか、この企画!ちっ!、、徐々に逆切れモードへ。


景色がガラッと変わって、タブラー奏者のユザーンくんの時間。トモフは昔、ASAちゃんにバンドトモフ(ドラム、パーカッション、トランペット)してもらってた時があって、ASAちゃんがその頃やってた「巡礼」とゆうユニット、ユザーンくん一緒だったんだって!おおー、微妙につながっていたのだぁ。タブラーの音、懐かしかったけど、ASAちゃんとはまた違う独特な音だった。弦楽器みたいな音が時々くるのだよ。ぴゃ!


で、もっと景色がドカ~ンと変わる。凛として時雨から、ピエールくん。大迫力。この日は、ドラムセットがステージの左右に2台あるのに、もう1セット、客席に「ピエール様専用」のドラムが!群衆のど真ん中で、猛烈なドラムソロをかましていたよ。もおおおお、スゴイんだよスゴイんだよ!武士の果たし合いみたいな空気。背筋ピーン。これか!これが「ドラム祭り」かあっ!、、なんと、このあとが自分の出番、、。順番考えたのは誰だぁぁあ!ま、よい。トモフに要求されてるのは「技」では無い。精神力。急に前向きモードへ。


ステージ脇で待機。雄飛くんのMCが始まった。雄飛「この企画、最終的には当然YOSHIKIを呼ばなきゃって思ってるんだけど(笑)、、、まあ無理なので、、、きょうはこの方に、来ていただきました(客席、すでに半笑い)、、次のゲストドラマーは、トモヨシキーっ!!」


なんとも言えない「わぁぁああ」な苦笑い的歓声。くっそー。了解~。堂々と出陣した。ぬ!ライト、まぶしー!、、目が慣れて見渡したら、お?なんだかウェルカムな空気じゃんか!よしよし、まずは「え~っくすっ!」とジャンプ。芸名「トモヨシキー」に筋を通した。「ドラム、大好きっ!」と叫んで、ドラムセットへ歩く。のっしのっしと。お行儀良く靴を脱ぎ、ドラムいすに着席。マイクをグイッと「ヘイ、渋谷~っ!プロと素人の差を見せてやるぜっ!」と高らかに宣言。


まず、「サガラさん」「コジコジ」を。あー楽しい。気持ちいい。いやぁ、つくづくオレ、ドラムの国から来た男だ。血がワーイワーイって踊ってた。あ、ちゃんと1曲ごとに、曲の締めでドカドカバシャバシャ回して後、失神した。で、倒れてると「トモフコール」。素晴らし過ぎるお客さんたちだった。ありがとー。お礼に脱いだブーツにスティックを差し、逆さまにアタマに乗せてトナカイに変身。「メリークリスマス」と、あいさつした。


「遠距離恋愛」の途中のブレイクで、ベイビーがオレに歌わせようと無茶振り。「んなコト、急に言われても、、だああっ!」とブチ切れ、スティックをバシっと放り投げ、、、でも結局は歌った。たのしかった。ホフのメンバーたちも、みんな優しくて助かったなあ。


そんな大換気のあとは、birthday キュウちゃんがビシっと。硬派にドラム祭りを締めくくった。大事なグッジョブ!侍っ!


フィナーレ。出場者全員がステージへ。で、「WE ARE THE WORLD」を。ちゃんと代わる代わる指示されたパートを歌いつなぐ。そしてサビ、遂にゲンショウさん(ホフの本当のドラマー)登場。ブルース・スプリングスティーン的にガ~っと熱唱( you tube ご参照プリーズ )。しあわせ大盛りな会場。ナイスなイベントだったなあ。真剣勝負あり、換気あり、ちゃんと締めの感動あり。ホフの「面白い感じに絶対仕上げるパワー」に敬服!な夜でした。あっぱれ!