つれづれライブ日記


vol.601
2014.11. 2

11月2日 京都精華大「木野祭」


京都精華大の「木野祭」にバンドトモフで出場。ちなみに「きやさい」じゃなくて「きのさい」って読むんだぜ。オレ何度も間違えてしまったが。実は今でも、ちょっと読み方、不安なのだが。「きのさい」、、だよね?ううー、木野祭・激ラブっ!


いい~大学だった!素晴らしかった。行ってよかったー!また来たい!だから、受験して4月からは精華大生になる!って宣言した。


しっかしマニアックな学祭。トモフを誘ってくれちゃうなんてな。そりゃぁ、うれしいけどさ、ちょいと、、いや、かなり心配だった。「トモフでいいの?ダイジョブかなあ。ヒト、集まるかなあ、、」って。謙遜じゃなくホントにキングオブ無名なんだぜ!えっへん!


まずは、京都まで新幹線。そこから烏丸線で国際会館。で、タクシーで精華大学へ。正門を通過させてもらって、グイグイグイと、縁日みたいににぎやかな坂道を無理やりこじ開けつつ登っていく。学祭実行委員さんが「クルマ通りまーす!道、空けてくださいー!」と先導してくれてる。道ばたの学生さんたちが「誰?」「有名人?」とタクシーをのぞき込む。恐縮。キングオブ無名。


赤いシャカシャカパーカーが木野祭実行委員のしるし。委員長は何故かガスマスク。ステージ担当の手嶋さんと初の対面。メールでのやり取りしかしてなかったので、実物にぶっ飛んだ!キラッキラ!剣道部のような真っ直ぐな姿勢、背筋ピシッ、話し方もパキパキに丁寧、宝だ!俺らよりも昭和な、、いや大正ロマンな空気すらある美少女だった。でも髪の毛は赤!さすが精華大。


まずリハーサルでステージへ。山の上の広場のようなとこに組まれてる立派なステージ。頑張って作ったんだよね。エライぜ!岡本太郎的なアッパーなデザイン。バックに布がバーっと垂れ下がってて、風にゆれるとオリンピックの開会式な感じ。ステージから見て右が校舎で左と後ろは山。前方にさっきタクシーで登ってきた坂道。ギラギラの西陽。


メンバーが楽器の準備をしてる真ん前で「ヨーロッパ企画」さんたちが、なにやら面白い事をしている。学生さんや一般のお客さんがガヤガヤ取り巻いて観てる。かなりマニアックな構図っ!


ヨーロッパさん終了。いよいよサウンドチェック開始。「トモフスキー、サウンドチェック・ショーっ!」と叫ぶ。「なんだなんだ?」と、初トモフっぽい学生さんたちも集まり始める。おおー、ワクワク。がまん出来ない。早速ステージからトモフ降臨っ!地上へ。スピーカーからの出音のチェックも兼ねてお客さんの中でハンドマイク。もうテンション本番レベル。「学祭っ、たのしー!」。あ、ちゃんと真面目にPAさんに指示もしてたんだよ。ジョブジョブ。三曲くらい熱唱。最後は「ブレイクダンスの地面に背中で回転」と「1人押しくら饅頭(モッシュ)」していた。汗かいた。「では本番よろしくー!」と一旦ハケる。ドライヤーでカラダを温めながら本番を待った。


さあ出番。16時半。この日、天気予報は微妙だったんだけど、いい方にハズレたぜ。夕陽のギラギラの金色がモロにステージに。ワ~オ!最高の状況じゃんかぁ!なんだこの気持ち良さはーっ!いつかのオトダマや、和歌山のフェスの時もだったけど、オレたちゃぁ夕陽が似合っちゃうぜ。


「おい!学生たち!オレは、きっと、お前らの親と同じ世代だっ!お父さんと呼べーっ!」群衆「おとーさーん!」って感じでライブ進行。素晴らしい息子と娘たち。
自分はサウンドチェックで既に出来上がってたんだけど、やはり本番、さらにギンギンでワッショイワッショイだった。ハルが「おいトモ、なんか煙が出てるぞっ!」と。「なにっ?」、、オレ、背中から湯気が昇ってんの。汗だくだくのくせに、カラダほくほくだったから。しかも京都の夕暮れ野外だから一応気温低いのか、煙みたいにもうもうと。それが青い照明浴びて「トモフ、青オーラを放つ」の巻だった。天然の特殊効果、ナイス!


ライブが終わりに近づいてくと、だんだん名残惜しくなってきて、冒頭の精華大受験宣言からエスカレートして、石とか葉っぱに姿を変えてこの大学に残ると約束した。最高の思い出、ありがとー!実行委員さんたち、ご苦労様でした。ヘイ、若者たちよっ!あとはまかせた!いい人生をつくりまくれー!