つれづれライブ日記


vol.602
2014.11.24

11月24日 南青山MANDALA






トモフ名物、マンダラディナーショー!来年は、この企画、とうとう10周年らしいぜっ!すっごいなぁ、そんなに経ったのだぁ、、。光~陰っ!お客様、マンダラさま、アカバネさまのお陰なりー。


前回の4月に続き、今回も「ひとりトモフ・ワンマン」でドップリ系。波乱万丈の3時間。いろんな空気、あっちこっちそっちどっち、代わる代わるだった。4月の時のテーマは「お花見トモフ」。今回は「冬トモフ」。「冬の48歳」とか「冬になっちゃえ」とか。まぁトモフの曲は、ほとんどが冬に生まれるんで、適当に選曲してもテーマは冬になるのだがー。


本番直前の楽屋に今夜のお食事が届いた。ぴゃぁ!ベリーキューっ!栗ごはんの栗たち、オリオン座のカタチに配置されているっ!マンダラシェフの丁寧な遊び心には毎回「はふぅ、、」と感激&敬服であります。仕事が丁寧で隅々まで愛くるしい。ルックスは侍なんだけどね。んで、汁、「ひっつみ」ってゆうらしい。ごぼうとかニンジンとかの豚汁テイスト。岩手(今夜のメニューのテーマは宮沢賢治)の汁って、こんな感じなのかい?メチャクチャ美味しくて、いっつもは、ライブ直前は食べ物禁止(眠くなるから)なトモフなんだけど、「冷める前にこの汁だけは絶対頂くっ!」と、ぺろり。ちゃんとニンジンたちは星形だった。ありがとー。デザートは肝臓に優しい、柿でした。じわ~。





そしてライブ。よおよお!頑張って久しぶりに鍵盤持ってったぜ。子羊たちが「鍵盤トモフが観たいです」って言うからさあ。もおおお、鍵盤、めんどくさいんだぞ!部屋から出すの、ひと苦労なんだぞ。配線バラシとかさ。ライブ終わって帰宅したら、また配線つなぎなんだぞ、このお!ま、年に一回くらいは子羊たちのご要望に応えねば!である。神父トモフ。


1曲目「冬の48歳」から、いきなり鍵盤タイム。ワオ、、やっぱ全然ぎこちないぜ。観る側もだ。いつものライブとは違う空気。母親目線で固唾(かたず)を飲んでる感じ。発表会系。たまんない、この構図。ま、でも、前よりか余裕。経験があるからさ、この「綱渡りを観られてる的」な感じ。耐性が出来てるぶん、妙に焦りは無くなっていた。「ヘイ、ギコチなさを思い存分堪能するがいい!」と。


初トライものでは、鍵盤での「日付変更船」。CD作った頃以来だよ、この曲を自分で弾くの。意外と気持ち良かった。ま、マラカスが欲しいね、やはり。あと、クメムラのオクターブ上の声も必須だ。ハカマダ君の儚いソロも。あ!この日、鍵盤トモフでは初めてバスドラム踏んでみた。お行儀が多少ワイルド目になる効果あり。ナイストライ!


通常のギタータイムになると、もお極端に超解放だった。それはそれは羽ーばたく羽ばたく。そのうち立ち上がって大ハシャギトモフに変身していた。にぎやかにとりあえず本編終了。時計チェック。ぬおっ!やば、かなり夜遅めじゃん。即、アンコールショーへ。


さっきの母親目線構図への反逆か、「都合のいいジャンプ」のコーラス特訓を、なかばスパルタ的に行った。「エンディングあたりの輪唱っぽい掛け合い、これやるの君らね。あとそのあとのプラス3度上のハモりもっ!」お客さん、ザワザワ。2、3回リハーサルしたのち曲スタート。長い曲なんだけど、さっきの特訓箇所が最後にあるからか、ちゃんとみんな集中していた模様。出来も良かったぞ、よしよし。ま、80点かな。そのうちバンドトモフでやる時に100点を出して、メンバーたちを驚かせろ!冬の宿題だっ!たぶんオレが一番驚く。「なになになに?」と。きっとその頃は、この日の特訓を忘れてるだろうから、、。


その後は、夜の終わりへ向かってのブワ~って感じ。大サビのみの「疎遠」とか、「脳」「ほめてよ」で爆発とか。あ!なんと「スポンジマン」と「映画の中」を鍵盤トモフで敢行したんだぜ。ふだんはクライマックス的にドワ~っつう「スポンジマン」、この日はピヨピヨオルガンの音なもんだから、全~然別ジャンル!ちっとも吸い取れないスポンジだった!


「映画の中」は、パーカッションの音もミックス出力して、しかもバスドラム踏んでだったから、自分の想定以上にガシャガシャな大騒ぎ曲に変身した。子羊たちもガンガン発声してくれて、ナイス!グッと来ちゃうぜ。ひとの声の圧力って。ちょい感激な冬の48歳であった。


マンダラディナーショーは、こんな風に、昭和の歌声喫茶みたいな感じになるね。ま、オレが強制してるんだけど。照れつつも面白い。そして来年はこの企画、10周年。七夕あたりを企んでおります。ん~
、、、火曜日だ。シフト希望出しといてっ!


P.S. 食事のメニューについて、いろんなご意見があるみたいで、多少めげるけど、謙虚にフムフム、で、ちっともめげずに続くっ!ヨロシクです。