つれづれライブ日記


vol.608
2015. 1.17

1月17日 京都 拾得



トモフ&ポントチョフ、半年ぶりのライブ。今回は京都と十三の2days ♪


天気よし。京都駅からタクシー。運転手さんとの会話がエンドレス。なんだか声も話題も聞き覚えが。ひょっとしたら、この運転手さんのタクシー、二度目かも。60代のヤンチャなダンディーさん。かつてのフォーク時代から、桑田佳祐、そしてジュリーの話。「まあ、あんたもね、下積み時代はさ、いろいろ大変だろうけどね、頑張りな~」と励まされた49歳。ちなみに運転手さんの娘さんも奥さんもライブに行きまくりだそうだ。奥さんはKinKi Kidsファンらしい。「さすがジャニーズ、年齢層広い!」って感心したら、なんとその奥さん、ご主人の19歳年下で40代前半。ワイルドな青春だったのだ。お話しが盛り上がり、ちょっと遅刻で拾得入り。


よ!久しぶり!ポントチョフメンバー、みんな無事。はじめましての頃とは違うツーカーな空気とやり取り。ま、でもまだ毎回くすぐったいなあ。年に一度か二度のピュアな関係だからかね。リハは、基本的に、オレが慣れてない昔のトモフ曲をリハビリテイストで合わせる感じ。ポントチョフたちは京都で猛練習してくれてるから既にバッチリなのです。ピャピャっと終了。楽屋でゴロゴロ。


そろそろ開幕。待ちきれず5分前にトモフが勝手にステージへ。ドラムを叩きつつ新年のごあいさつ。トモフ「明けましておめでとうございます!」お客さん「おめでとうございます!」みんな既にいい感じに出来上がっている状態のようだ。さすが。開始時間になり、「段取り台無しですー」と、苦笑いの三宅くんたち入場。大丈夫。トモフはちゃんと一旦退場。「さ、ここからスタート、パシッ!」と映画監督調で合図を送った。そして「ヨロコビ」(インスト)でライブスタート。バイオリンと鍵盤中心で三拍子。一気にポントワールドに。2周目でトモフ登場~「わああお!」と。ちょっと日常へ。


拾得の景色。相変わらずお客さんたちは、のーんびりくつろぎまくりである。エラそうにすら見える。木の円卓と椅子で、居心地さぞかし良かろう。くそお、気持ち良さそうに飲み食いしてやがるぜ。うらやまし。よろしい。ガッツリ飲みなはれ。


誰かがオーダーしたカレーが客席を巡ってゆくのを目で追いながら歌いました。二度目のカレーの目的地が最前列だったので、トモフ自ら「あーん」してあげた。あつあつでヤケドさせたか。許せ!


お!カワケンくん(ハハキマスキー期の無邪気なドラマー)が一家で来てくれてた。ニコニコ顔で。嬉しかった。娘は爆睡。成り行きでカワケン君にも叩いてもらうかも、、って思ってたんだけど、今回はそうゆう時間の余裕はなかったねー。また今度!


この日は、最近合流のメンバーには初の「いとしのワンダ」「コインランドリーデート」が新たにレパートリー入りしたね。初トライなのにどっちもバッチリ。音楽職人たち。すごいよね。歌いつつグッと来ちゃうぜ。ちなみに「ワンダ」と「コインランドリー」は、ハハキマスキーで初めてやった頃を思い出す。トモフの京都バージョンのきっかけはここ、拾得だったのだあ。光陰矢のごとし!


にぎやかに、なごやかに、音出し制限時間ギリギリまでパッツンパッツン。二時間半。最後のアンコールタイムの「カンチガイの海」の途中で9時になってしまい、「お!ここから音量控えめ!」って、ヒッソリ歌い&ヒッソリプレイ。「尻つぼみの海」バージョンで終了した。拾得ならではの、この終演ドタバタ。結構好き。


さあて、明日はファンダンゴ。自分は体調管理が義務なんで、ひとり、打ち上げを中抜けしてホテルへ。と、ちゃっかり「ちえぞう」さんに寄り道して味噌ラーメンでフィニッシュ。白味噌の優しいお味。本当にいい店だあ。しみじみしっぽり。つくづくナイスな街。いい夜。はんなりと熟睡いたしましたー。