つれづれライブ日記


vol.611
2015. 2.11

2月11日 高円寺 HIGH



トモフ&ポントチョフ。知らない人、まだ結構いると思うんで、一応解説いたす。ポントチョフは京都在住のバンドマンたち。6人チームがトモフ曲を演奏するのです。ボーカルはトモフ。合計7人っ!大所帯っ!広めの楽屋きぼんぬ。


オス。詳しい馴れ初めとかは、ライブ日記をさかのぼるか、最近出したDVDをご参照プリーズです(一応、中の紙で語っております)。サードやハルたちとバンドトモフやってるのに、なんで別のヒトらとやるの?とか思われるかもだが、ま、楽しい成り行きの積み重ねの結果である。バンドトモフとは、かなり別世界だぜ。選曲も演奏もメンバーのはんなりさも。で、彼らはみんな京都で生活してるから、滅多に遠征なんか出来ないのだ。ポールの日本公演よか貴重。思いきって来てくれたぜ、ヤアヤアヤア!


で、2月11日、午後2時半。彼等と再会 at 高円寺HIGH。東京に彼等がいるの、なんか不思議な気分。みんなニコニコでよし。さっそくリハ。HIGHは、ポントチョフでは初めての場所で、ステージの中の音づくりに最初かなり苦労した。いつもやってる拾得やファンダンゴと何か違うんだよね。設備バッチリなんだけど。ステージがちゃんと広いからなのかな。いつもよか遠くに感じる。ちょっと離れただけで妙に淋しい。いろいろ調整しつつ、課題曲のチェックをバリバリと。あー、チェックっつうか、オレのリハビリ。作者本人でも「うおー、久しぶり」っつう曲目たちなのである。


リハ(ビリ)終えて、本番までの空き時間は3、40分くらい。各自めいめいの過ごし方を。コンビニに行ったり、チェックインしたり。普段はオレが旅人側の立場なのに、逆にこの日は彼等が異国人。「コンビニ、どこですか?」とか聞かれたりする。えっへん。


そして開演、、ちょい事件発生。前田くん(ドラム)がいないっ!まさか逃亡かっ?、、なーんと、新宿にお買い物に出かけたらしい。余裕あり過ぎだー。みやけ君の偽情報が原因。ライブ開始時刻を30分遅めに伝えていたらしい。「ま、とりあえず始めよう。前田くんが来るまで何かいろいろやろお」とステージへ。


まずは、ニセ情報伝達の責任者、みやけ君が謝罪会見。「えー、皆さんに、おわびしなければならないコトがあります、、ドラムの前田君が、、、」と丁寧な口調で。おもしろかった。自分は効果音をしにドラム席へ。HIGHはガヤガヤと和やかで、だーれも開演時間の遅れなんて気にしてない様子だった。おとなー!で、謝罪あいさつのあとは弾き語り大会やろうかなって、思ってたんだけど、意外ーとすぐ前田君が到着しちゃった。「ありゃ、早い!」で、ライブ開幕へ。


いったんソデに引っ込み、佐々木君(鍵盤)とショーキー(バイオリン)の2人がステージへ。「ヨロコビ」でスタート。なつかしいっしょ?トモフの超初期のインスト曲。鍵盤とバイオリンの3拍子。ここ最近のポントチョフはこの曲で始まるのだ。2回り目でメンバーぞろぞろ登場。「トモフ&ポントチョフ、東京初ライブー!」と叫び、いよいよ開幕。


「GOGOGO」やって、いきなり「チーム」と「イショライター」っつう、バンドトモフでは未経験の曲たちの連発が始まる。お客さんの反応はいろいろ。「ああ、この曲ひさしぶりー」っつうヒトや、さらに曲自体が初めて(それくらい古い。SONY期の曲なのだ)っつうヒトもいる感じ。ちなみに自分も歌詞の記憶があいまいなので、みやけ君が準備してくれたカンペファイルを手放さず。時々ガン見。


トモフ、ちょいとピンチ事件。原因は厚着。5曲目に「散歩のための散歩」があったからさ(冬の曲)、そのためにコート&マフラーだったのだ。「散歩」終わったら即、脱いだんだけど。そしたら今度はエアコン風で一気に濡れたカラダが冷えまくった。HIGHの空調能力って、めちゃ高い(HIGHだけに)。第一部の終わり3曲は息たえだえだった。無念。歌手失格。


ポントチョフワンマンは二部構成だから合間に休憩があってラッキー!楽屋で身体にドライヤー熱風。さらにスタッフさんに空調ユルめに変更してもらった。おかげで、第二部、全然OK。歌手復活。グリグリと無事完走出来た。ふう、よかった。やっぱ温度って大事だぜ。そーんなトモフの個人的な奮闘のバックで、ポントチョフたちは相変わらず、はんなりと、堂々と、ゆるゆると、そしてエネルギッシュ。ちなみにこの日のリスト、1月に関西ワンマン2本したばかりだっつうのに、さらにレパートリーを2曲追加していたんだぞ(「サンタクロースを待ってる」と「カコのドレイ」)。これまでの曲たちのアレンジもグイグイ進化中。歌いながら「おお!こう来たかっ!」って。ライブのたびに度肝を抜かれます。尊敬っ!





はい。東京初公演、無事で良かった!次に彼等と会えるのは7月の磔磔ワンマン。今度はどんなコトがあるのかねー。ワオワオワオー!