つれづれライブ日記


vol.613
2015. 3.20

3月20日 神戸 旧グッゲンハイム邸






いよいよ春。今日から2泊3日のひとりトモフ旅。初日は神戸の塩屋とゆう町にやってきた。旧グッゲンハイム邸とゆう古い洋館、そこでひとりトモフのワンマンショー。


塩屋駅。この町、住所は一応「神戸市垂水区」なんだけど、いままで知ってた神戸とは全然雰囲気が違った。小さな坂道、味わい深い踏切、すぐそこに海。町がまるごと映画な感じ。こんな神戸があったなんて!かなり感動した。知るべき町だ。都会なシャレた神戸も好きだけど、、衝撃的だった。脳にツーンとね。


感動しつつ駅からの小道をピンクケース、ゴロゴロ。線路脇にすぐ庭。今夜の現場「旧・グッゲンハイム邸」だ。おお!さすが築100年超え。でも、エラそうにギラギラでドカーンっつう飾りみたいな建物じゃなくて、ちゃんと現役な感じがかっこいい。ため息。ネットとかで検索してみるがよい。渋いぞー。


翌日に結婚パーティーが開催されるらしく、庭の上空には三角の小さな旗がズラーっと並んだロープが張られててた。その向こうには海がドーンなのだ。最高の景色。そのブライダル関係のひとたちと、ライブ関係の自分らが入り混じって準備、、っつう夕暮れ。


百年以上前にグッゲンハイムさんが住んでて、今は芸術一家の森本さんファミリーが。メイン館の奥には青年たちが住んでいるシェアハウス。彼らもみんな芸術系の若者たちとの事。つまり、ここ、ハイセンス族のたまり場なんだね。困っちゃうよ、もう。かっこよすぎだぜ。俺だったらちと無理。気が抜けなそー。


ヘイ、トモフ!やっぱり館内禁煙だぜ。だよなあ、さすがに。オレもタバコの臭いで汚したくないや。庭の隅の喫煙可能スポットで一服しつつ曲順考えたりしていた。トモフを知ってるマニアックな青年がいたり、台湾のバンド(フォーペンズ・ちょうどやって来た日。シールとCDもらった!)さんたちとおしゃべりしたり。


7時半、ライブ開始。うおお、満員御礼。ありがたい。ステージへは客席の真ん中を後方からずずずいと。まるで教会のウェディングロード。「わー、わー、よーこそ、よーこそ」と。この入場の30秒くらいで即「来てよかった!」って思った。ステージにたどり着いた頃にはテンション完璧に出来上がり状態。


びしっ。場所に合わせて一応紳士的にスーツトモフ。入場シーンの成り行きから、「新婦の父です」とあいさつし、ライブは進行。空気も音の響きも何もかも新鮮。いいとこだね。お客さんも上機嫌。各自めいめい、のんびりザワザワで素晴らしい。自分、ひとりトモフも久しぶりだったんで、さらに激フレッシュで、なんでもやってみた。さっき練り歩いた客席の花道(ウェディングロード)でユラユラつるつる(床のすべりがよいので)歌いつつ、両家の親類たちと右に左に握手しまくった。


体調もゴキゲンも絶好調過ぎて、ガシガシ行き過ぎたなあ。普段よか200%出力アップ。大声でうるさかったんじゃん?「しばし、ご歓談をー!」と休憩タイムへ。


ふー。ちゃんとみんなご歓談&ドリンクオーダーしてたかな。5、6分後再開。やっぱ気持ちいい。ヒートアップとまらず、汗だく汗だく。「待ってくれるかな」と「無計画」をつないでみたら、グッときた。ノープランなトモフと、それを許してくれてきたお客さんって関係にポコっと気がついた。昔作った曲が今にもつながってるのか!みたいな驚き。


本編終了。2秒後、そのままアンコールタイムへ。どるるるーっと。やり切った。オレ、もう満腹。おしまいっ!花道を歩いての帰りがけに、お客さんに「ちなみに、いま何時?」って聞いたら、えーっ!?まだ二時間ちょいしかやってない?と知り、「だーっ!復っ活ーっ!」と、延長。


ここらへんからグダグダ。またフレディ降りてきたし。いつもライブの終わりらへんって考えてないね。いつの日か、ビシっと着地出来たらよいなあ。ま、本当にいい夜でした。サンキューです。このライブ開催に向けて、たくさんいろいろしてくれた中塚さん、グッゲンピープルのみなさんにも、大感謝!


カレー!





軽くこの場で打ち上げです。次の日のコトもあって、食べたらダッシュで新神戸へ移動。慌ただしい。もしまた、ココでやらしてもらえるならば、翌日に予定入れちゃもったいないね。のんびりしなきゃだ。昼4時スタートくらいにして、海を見つつのユルユルライブで、夕陽でしみじみ、日没で「もう終わろうぜ」ってライブ終了。で、お庭で飲みつつ、バーベキュー作戦。楽しそー。いつの日か、またよろしくです!