つれづれライブ日記


vol.615
2015. 4. 3

4月3日 梅田シャングリラ



あっという間の諸行無常で新年度スタート。息吸ってこー。桜満開の関西へ。バンドトモフ。大阪と和歌山。各地でタイバンありのツーマン2夜である。


初日は梅田シャングリラでセックスマシーンと。キャピタルレディオのイベント。タイトルは「CAPITAL RADIO SPA」。黒幕のイベンター「清水音泉」からの「スパ」である。主催者カジくんの今夜のコスは、スパ的にシンプルな浴衣姿。その格好で前説や合間の司会進行を。去年の千葉ナイトの時は、手作りで「ふなっしぃ」とか、「うなりくん」を作ってたから、今夜は手抜きかっ!とも思える。が、ひょっとしたら、あの浴衣、カジくん手作りかもだぜ。よし。


カジくん前説。トークの語尾、かならず「、、、ございまースパっ!」とか「、、、おねがいしまースパっ!」と拳を突き上げつつ。お客さんもちゃんと付き合う。キャピタル名物の苦笑いなハッピーな空気。いっつもたのしい開幕である。


くすぐったい呼び込みを受け、トップ入浴者は俺ら、バンドトモフ。登場SEにいつもの「君の瞳に恋してる」をかけてもらい、自分はフロアの最後方から海ガメの背中に乗って客席の海を進む。今夜のウミガメはキャラメルバッヂのハヤトくん(アルバムリリースおめでとー!)。ハヤトくん、がたいガッチリだから、スゴイ安定航行でステージに到着。





さーてさて。冒頭の「歌う49歳」、今夜は「アイプチの49歳」。実はライブの2日前に急に謎の高熱が出て、医者に解熱剤いただいて、大汗かいてたら目がくぼんで二重になってたのだ。インフルでは無かったので、お客様、ご安心を。





乗り物4部作。渋谷の3部作に何か1曲プラスしたのだ。なんだっけ。忘れたー。「日付変更船」かな。「GOGOGO」の間奏の縦笛は、こんやも客席から普通に返されたっ!いつになってもマイケルを超えられず。





せつな3部作。「あのはなし」「ムカシミタイニハ」「赤いスイートピー」。大阪ピープルにも「スイートピー」をご披露していただいた。春だし。イントロのピアノだけで空気が昭和に変わる。やっぱスゴイよ、あの頃の歌謡曲は。ちなみにユーミン作。ぬおおお。





その後もシャングリラ、気持ちいいから、やっぱりウロウロ右往左往で歌うことになるのだが、マイクのシールドがたびたびカラまって、そのつどシャングリラスタッフの「さゆりさん」(トモフ命名)がテキパキ助けにきてくれた。ありがとー!いい子だ!





「映画の中」を終え、ここで本編終了っつう設定(あくまでも設定・持ち時間内の小芝居)で、アンコール部へ。「こころ動け」「たりる」「我に返る」を。盛り上がりに感謝です。今年度も頼もしいぜ、関西っ!





最後の最後、そこらじゅうに散らかった小物(縦笛、トライアングル、のど飴等)をトートバッグにしまいながら歌い、ラストで肩に掛け、シュっと振り返りの決めポーズでフィニッシュ。世界初公開「トート締め」。アドリブだったんだけど、これは流行るぞ。商標とっとこ。


ステージからの帰り際、ユーミンつながりで「空に~、あこがれて~♪」を口ずさみながら、曲順表で紙飛行機を作成。客席にスパーっと飛ばしてさりげなく去ろうと思ったんだけど、思いのほか手前にストンと。なんと、さっき縦笛をピャっと返したお客さんのとこに。「またお前かっ!」、、シャングリラ・マジック。


2番入浴者、セックスマシーン。鍵盤のアキラくんがいなくなったんだけど、その反動でステージに3、4台キーボードが置いてあって、各メンバーがそこかしこで弾いていた。曲もMCもエネルギッシュなのに。これは新しいスタイルだ。ナイス冒険。どんどん行けよ。


夜の最後にセッションタイム。トモフ曲を彼等が練習してくれてたのだ。すまんね、でも簡単だったっしょ?うん。「うしろむきでOK」をにぎやかにやって、締めの「歌う○○歳~♪」をみんなのぶん。セックスマシンのボーカルくんが公文(KUMON)出身ってことで、ステージ上にいる全員プラスお客さん数名の歳をピャピャピャっとその場で足して、カジくん(計算機持参)に確認。カジくん「正解です」。会場一同「おおお!」と、フィニッシュ!わー。にぎやかで幸せな夜、終了。





キャピタルレイディオの空気、シャングリラの景色、本当に素晴らしかったなあ。これからも、何度も、みんな無事で集結だ。