つれづれライブ日記


vol.618
2015. 4.26

4月26日 アラバキ






スプリングハズカムの目印。いっつもしあわせな思い出になるフェス、アラバキ。かなり無名なトモフなんだけど、今年も混ぜていただいちゃったぜ。ありがとうございます。大感謝っ!


知らないヒトのために説明いたす。フェスの名前はもちろん「アラバキ」で、その中の中くらい( 、、つっても3000キャパらしいけど)のステージが「荒吐(あらはばき)」。ラッキーな事に、トモフはこのステージしか知らない。都合4度目。なにがラッキーなのかと言うと、ステージ中央から客席に向かって突き出た「花道」があるのはココだけなのだっ!


到着して一服する間はほとんど無く、ピーズの時間だ。ハルに「デブジャージで乱入してよ。ジャージ用意しとくから」って言われてたのだ。ピーズ開始。盛り上がっております。ステージ脇で待機中、「焼き飯」が始まり、ガマン出来ず、ソデに置いてあった次の出番(クメムラ使用)のドラムに着席。シンちゃんに合わせてこっそりツインドラム。まるまる一曲。かなり目一杯たのしく叩いていたが、ピーズの三人は全く気づかず!さすがの集中力。


そして「デブジャージ」のイントロが。ドーン、、なんと、ジャージの件、俊平くん(ピーズのマネージャー的青年)には届いてなかったのだ!なのにハルは「ほら、トモ、出番だぞ」的な目線をこっちに。しょうない、自分のまんまの格好で登場なのだな。で、歌詞の設定が「通りかかった暴力的な体育会系の男」だから、一応、多少怖く見えるようにグラサンで。





そして(ひと様のライブなのに)ノッシノッシと花道の突端へ。





おおお、ナイスなオモテナシ。「、、よし、怖がってる怖がってる、、」。ハルの冒頭の歌を背に、タイミングをはかる。危険な男の香りだぜ。ポケットから拳銃でも出すかのようにおもむろにクラッカーを取りだし、、よし今だ!発射っ、、、





かわいい旗がパスっと出ただけだった。自分はもちろん、世界中の腰が砕けたのを認識。が、「こころ微動だにせず」の表情を必死にキープで、





再びノッシノッシとその場を去った。ふっ、、グッジョブ!おもしろいぜ、アラバキ。


そしてバンドトモフ開始。自分、やっぱりほとんど花道にいた。ライブの95%くらいかな。歌ったり、語ったり、叫んだり、ころげたり、歌舞伎の「とっとっと動き」をしたり。もはや定位置。セーブ出来ない。行けばわかるぜ。気持ち良過ぎなのだ。正面と両サイドにお客さん。しあわせの海に突き出した桟橋である。「万が一、トモフが激ビッグ(他の巨大ステージ級)になっても、アラバキに来たらオレはココでやるっ!なぜならココにはー、よおぉーっ、はーなーみーちーがぁ、あーるーかーらーよー、、」と歌舞伎のトットット。













































































バンドトモフとアラバキ、今回も相性バッチリ。なんなんだろね。魔法だね。確実に天気いいし。いっつも「最高だなあああ」って、感動しながらグリグリやってます。お客さんも空も素晴らしい。飛行機雲と月を何度も見ていた。お客さんも、最後までたくさんいてくれて大感謝だよなあ。


この日は「無計画とゆう名の壮大な計画」がやりたくてね。2、3曲分の時間を食う長い曲だから、持ち時間35分くらいの時は普通は回避するのだが。いぇーい、やって良かった!乗組員たち(お客さん)のコーラスに号泣(のフリ)。ご褒美にアラバキ初の波しぶきをブシャーと。もろにかぶっちゃったヒト、ごめん。ま、思い出思い出。


最後は「スポンジマン」の「シュっ!」のタイミングでドンキホーテで購入の黄金テープクラッカーを発射。「きょうはお前たちがこの空気を吸い取れーっ!」と。きっちり吸い取ったか?うん、よしよし。











あっと言う間だったけど、200点の満足で、わああああ!一旦楽屋で脱力。しばらくしてスーツにお着替え。お酒はまだガマンなのだぞ。このあとに堂島くんのゲストで出場すんの。酔っぱらって迷惑かけたくないヒトだ。大事なのだ、オレにとっての堂島君は。


さーて、日が暮れた。堂島くんタイム。もおおお、ゲスト枠の登場の順番、ちょいとハードだったぜ。茂木くんがカッコ良くて、キセル君はやたらアドリブ攻撃がすさまじくて、その後にオレだぜ。知名度的にもダシモノ的にもどう見てもメチャクチャ自分、地味だぜっ!まあ、とにかく迷惑かけないように頑張ったのでOKだったよね。「泣いてんの笑ってんの」「サンキューミュージック」、この二曲のためにスーツ持ってきたんだぜ、エライなあトモフ。ちなみにあの赤ーいネクタイは堂島くんに借りたものである。すっごい赤だった。堂島くんは使ったことあんのかなあ。フィニッシュに今度は赤テープがドカーンのクラッカーを発射。もちろん花道の先端で。都合この日はドンキクラッカーを3発かあ。気持ち良かったー!ありがとう堂島くん。サンキューミュージック♪


ダッシュで飲食広場へ。腹ぺこだ。まず今日初めてのお酒をクピクピクピ。やば、肉食う時間はないぜ。コレクターズを観戦だ。林の細道をクピクピ急ぐ。やっと到着。芝生の隅っこに体育座り。コレクターズを愛するバンドマンたち(若大将も!)が次々と登場するスペシャルな感じ。すっかり夜だ。加藤さんはホストな役もこなしつつ気持ち良さそうだった。どの曲も大好きだけど、「虹色サーカス団」が聴けてジーンと来たなあ。オレ、二十歳の頃、コレクターズのコピーバンドしてたんだぜ。ぷはー。フー。巨大な野外ステージのコレクターズは、本当にWHOみたいでJAMみたいで、でも無邪気で、やはり偉大だった。


さー、ほんとに腹ペコなんだよおお。飲食広場へGET BACK!去年、帰りのバスでリバースピンチだったので、今年はちゃんと白米もしっかり食べました。何もかもが美味しかった。いいお祭り。毎日開催してて欲しい。おやすみアラバキ。GIPさん、今年も呼んでくれてありがとうございました!そして、幸せな景色を作ってくれた乗組員たち(お客さん)に大感謝。君らは素晴らしい。よい日々を!人生のどこかで、また会おおーぜー!