つれづれライブ日記


vol.621
2015. 5.13

5月13日 南青山MANDALA



ディナーショーじゃない普通のライブで南青山マンダラに来るのは珍しい。初めてかな。新鮮。今夜は、すっごい久しぶりにウルフルズのブラックとの再会っ!ぴゃー!照れくさいー!(世間的には呼び名は「ジョンB」なんだよね?でも、自分が知り合った頃は「ブラック田ヨンピル」時代で、その頃からそのまま、ブラックは「ブラック」なのでご了承プリーズ。)


夕方にマンダラ入り。むむむ。ブラックたち、やたら入念なリハーサル中。この4人チームでのライブ、すごくひさしぶりだったらしくて、昼にも別のどこかリハしてきたらしいぞ。プロ意識っ。ピンクコロコロをイスにして、「よーし」と最前列で観戦。お客は俺だけだぜ。いーだろー。特等席。タイバン特権なりー。


ブラックが歌うの、初めて聴いた。おおー、ブラックのまんま。キャラ不変。メインボーカルの立場でも大声出すわけではないのだ。しっかし、なんだか照れる。出会った頃は普通に素朴な短髪だったのに、いつしかロンゲになっててさ、服もなんだか清潔感で、うん、大人の男!モテル系じゃんか。卑怯ーっ!


リハ終えて楽屋。以前もそんなに口数の多い関係ではなかったんで、密室はギコチナイのかなあ、、って心配してたんだけど、ダイジョブだったね。よかったー。結構、、、つうか本番直前までずーっといろいろしゃべってた。内容は覚えてないけど。かなりとりとめなく。昔のこと、最近のこと。ブラックチームのメンバーさんたちもみんな気さくでラクちんだった。


開演時間。最初に、ひとりトモフ、行ってきまーす。階段を降りてくとマンダラじゅうに美味しそうな匂い。そっかあ、ここ普段の日も食事ガンガン出るんだね。むむむ、しかもバラエティー豊富っぽいんじゃん!楽しそうじゃん!なんだよ、それじゃあディナーショーでワザワザ四苦八苦しなくてもいいんじゃん!って、若干思った。いや、あの四苦八苦は素敵だ。スペシャルなのだ。マンダラシェフさん、七夕もヨロシクお願いします。


ライブ。この日は、いま思うとプチ反省系。オレ、熱過ぎたなあ、、って記憶がある。しょっちゅうやってしまう感じなんだけどね。お客さんは座ってゆったりモードなのに、自分だけ妙な意気込みな世界へ行こうとするのだ。糸の切れた凧。そんな凧を観ているお客さんたち。ま、そんな凧な自分を自覚しつつも「わああああ」って行っちゃうよ。いびつなロマンで困ります。


次がブラックチーム。自分と違って絶妙だった!マンダラの空気にバッチリ。これだよこれ。さすがだ。ブラックもメンバーさんたちも百戦錬磨だもんね。飄々(ひょうひょう)と、でもガッチリと。階段で観てて、「うんうん」って、すっごく勉強になった。49でも日々学習。えらいねー。生かされないんだけど。


アンコールタイムになってステージに呼ばれ、なんだか妙な振り付けを強制された。古めの洋楽POPSのクネクネしたやつ。「えー?こんなのやだよー」と一旦拒否。でもブラックがお手本で踊りながら「ほらほらー」って目でにじり寄ってきて、さからえず。恥ずかしかった。トホホだったけど、たのしかった。ああゆう娯楽な引き出しもあったんだなあ、ブラックって。


いい日だった。ちょっと疎遠だった関係が、照れくさいながらも普通につづきからつづく。付け足されるっつう感じ?うまく言えないけど「再会」って良いなと思った。疎遠になっても再会できれば良いんだ、、って思った。頑張ろ。頑張ってなきゃ再会って出来ないもんねー。