つれづれライブ日記


vol.624
2015. 6. 6

6月6日 長野ネオンホール



さあ、梅雨入り前に「ひとりトモフで二泊三日の旅」。まずは久しぶりの長野。長野っつったらJ(ライブハウス)の店長・谷口くんはお元気かなあ。また会いたし!です。今回はひとりトモフだからネオンホールに来てみたー。初トライ。


長野駅の善光寺側におりて、タクシー。なんとなくの道順は検索してたんだけど、距離がわかんなくて、荷物もあるし、なんたって貴族だからな。タクだぜタクだぜ。いやあー、歩かなくて良かった。意外とちゃんと遠かったね。「おお、これですねえ、ネオンホール、、」と、降車。


建物の感じは広島のヲルガン座かな。昭和っぽいレトロなテイスト。入り口にはいろんな個性的なチラシ。きっと長野界隈のシュールな芸術家たちの溜まり場なのだ。ドア開けて中に入ると階段で、その壁にも地元の若者の作品がダァーっと。ネオンホールは二階。


おおおー。鉄筋のように見えて、実は木造なのだね、この建物。古い太い柱が立派だ。黒ずんでてしっとり重い。で、ステージの床の感じとかも渋くて、すっごく雰囲気いいぞ。「こりゃあ、知久くん来るわあ」って思った。


リハ済ませて、ちょっと散歩へ GO OUT !! 天気良くてララララ~ ♪ 商店街は静かめ。まだ夕方だからかな。これくらいが良い。少し風も涼しくて、「長野に来たんだなあ」って思った。今回は善光寺には行かず。あいかわらず立派なんだろうなあ。


お店に戻ると、お客さんたちが開場待ちのたむろ。長野のヒト、関東のヒト、関西のヒト、多種多様の強者たちである。集まってくれてありがたい。なんと、店の向かい側には大人のオモチャ屋さんがあって、「君らはああゆう店、行くの?」と一応リサーチ。回答なし。


さ、ライブ開始。客席はきれいに椅子が並んでて、教室みたいな感じ。基本的に木の丸椅子。絶対そのうち生徒たち、ケツ痛くなるはず。最前列だけはクッションつきだったけど、それでもね。自分、かつて、友達の演劇を観に行った時、ケツの痛さでストーリーに集中できないっつう悲劇を体験してたから。生徒たち(お客さん)にライブ中、時々「けつケア」を強制。「はい、いったん起立っ!」「もんだり、たたいたり、各自めいめいー!」と。で、「着席っ!」。


メニューの基本は先週の心斎橋ワンマン。でもあそこ(アシッド・満員で立ち見)よりかは環境がラクなんで、何曲か追加した。ちょいしゃべりも多め。トータル30分増しのショーになりました。落ち着いた会場なのに、自分だけちょっと熱いカンジで「カラ回りしてるよなあ、、」って感じつつも、頑張ってみた。お客さん、優しくてニコニコで良かった。


最後、「映画の中」では客席へ。「よーし、きょうは全員と握手だっ!」。ちゃんと全員クリア。ああーなんか、思い出したら、また行きたくなってきたなあ。ま、今度はもうちょいしっぽりとやろう。ネオンらしく。


終演後は、店長の小川くんがクルマでコンビニとかホテルとかにトモフを輸送してくれて、本当に助かった。ありがとー。ひとり旅だと、ひとの優しさが身に染みるね。じゅわっとね。ネオンホールの益々のご繁栄、お祈り申し上げます。そして、ヘイ、長野っ!いつもいい天気でありがとー!