つれづれライブ日記


vol.626
2015. 6.26

6月26日 新宿紅布



サードクラスの新作『ユメリシア』の出来立てパーティー。このアルバムのジャケ、オレが描かせてもらったの。去年あたりに、「次のサードのアルバムのジャケ、オレに描かせろっ!」って無理矢理ね。頑張ったー!なかなかいいよね?ね?





ザワザワがやがや。雨だったけど満員で素晴らしいぞ!まずは前座・大木兄弟登場。とおおお。「ユメリシアにようこそー!」気合いの茶番が始まった。ユメリシアのはずれの神社のこま犬(金こま、銀こま、歳は49)っつう設定でスタート。グダグダな60分。いやぁ、いくらオレたちでもね、あそこまでグダグダにやるつもりは無かったんだぜ、おめでたい日だし。なんか知らないけど壮絶にハードル下げたね。次にやるバンド(サードクラス)はどう転がっても抜群に聴こえたはずだ。ま、そういう意味ではグッジョブ兄弟!


何をしていたのかっつうと、まず「歌う49」「我に返る」。大木雅人(オレらの2つ上の兄・チューリップが好き)お誕生日記念で、チューリップの「銀の指輪」。あとは、中学時代の思い出、クリスタルキングの「大都会、」ゴダイゴの「999」。さらに、ピーズの新曲と「グライダー」最後は「ほめてよ」。持ち時間が余って「 ひとりに戻るんだ」と「肉のうた」。基本的にハルがギターで、トモフがドラム。うむ、練習一度も無しで挑戦する曲目では無かった!とくに「大都会」と「999」はものすごかったな。いや、でもね、すっごく楽しかったんだよ、やってる時は。「これもひとつの音楽だっ!」みたいに思ってた。おそろしいねえ。脳って宇宙だね。


そんなスペイシーな60分を経て、お客さんもダレダレ。スマンスマン。で、ここに登場のサードクラス!いきなりバシッと来たね。THIS IS 音楽!つう空気に変わった。「空気が変わる音」ってのを初めて聞いた気がする。ここでいまさら我に返る。あー、オレたち、とんでもなかったんだなあ、、と。半笑い。まあ、汚れ役を見事にこなしたのさ。、えらいなあ大木兄弟って。


そこからはもう圧巻だよ。『ユメリシア』の素晴らしさ、まさに渾身のアルバムってのが、ガッチリ紅布に伝わっていった。メンバー3人、みんな絶好調っぽい。ライブで聴いたらますます良いなあと思った。


アンコールでこの日の出演者が全員ステージに、、つってもいつもの五人だね。「 実験4号」「スポンジマン」「駒場北4丁目」を。なーんだか感動的だった。おめでとう、ユメリシア!たくさんのひとに聴いてもらえるコトをお祈りだあー!