つれづれライブ日記


vol.630
2015. 8. 7

8月7日 新宿 紅布



8月になったー。猛暑でも、楽しい日が時々あるから平気だ。きょうは、ひとりトモフと騒音寺の2組で紅布。


夕方、紅布のそばの横断歩道に騒音寺くんを発見。自分は物販の段ボールを前に抱えつつ、ウグイスの声を口笛で「ホー、、、ホケキョっ♪」ってやりながら背後から接近。彼の隣に立ち、更に「ホー、、、ホケキョ♪」。全然こっちを見ないから顔をグッとのぞき込んだら、「うわー、なんやー、トモさんかぁー、びびったー」。どうやら、「怖いヤツがおるなあ、さすが新宿、、」って見ないようにしてたらしい。キュートだ!


トップバッター、ひとりトモフ。1曲目は、なんと今日のために前日(8/6)作った「8月7日のテーマ」。猛暑の部屋で宅録してたんだぞ。すっごいだろ。自分が思う騒音寺的なロックンロールなギター、ブリブリなベース、で、合いの手コーラス(ちゃーんとサビで「トモフと騒音寺っ!」って繰り返す)。ご近所迷惑をかえりみずに元気に作ったナイスなカラオケをCDRに焼いて出陣したのさあ。紅布に響き渡るオケをバックにワオー!と。気持ち良かった。


ノリノリなのはここまでで、本編の選曲は騒音寺との差別化をきちんと考え、静かめを。「幻想特急」「2つめの太陽」「列車」「SKIP」あたり。やば、、本当に静かになった。パントマイムでもやれちゃいそうな静けさだぞ。やたらみんな耳をすましてる感じ。で、早口言葉を披露。新宿に向かう運転中に思いついたオリジナル、「バスガス爆発、キャリーパミュパミュ、、、」を16ビート風に繰り返す。やってみい!滅茶苦茶難易度高し。紅布のあちこちでトライのつぶやきがざわざわ聞こえた。よし、誰も出来てない様子。ま、そもそも「キャリーパミュパミュ」だけでも難しい。


後半曲では徐々ににぎやかモードにヒートアップ。最後は蝉の大合唱みたいな強制コーラスたくさんでジワーと、夏だねえ。そろそろ持ち時間が気になってきて、「 What ti~me、、、 is it っ? 」と外人トモフで聴衆に尋ね、ん?まだ十五分ある?「OーKー」。「うしろの記憶」「こころ動け」を。


そして「せっかく作ったんだから一回切りじゃもったいない!やるっ!」と、今夜二度目の「8月7日のテーマ」を。2度目は更に演出強化で、ステージ袖に一旦引っ込み、待機、オケスタート、それをバックに登場。お約束的に「ドワー!」。ヨーシ!優しい紅布の子羊たち。さすがに一度学習してるだけあって、コール&レスポンスの箇所もバッチリだった。さらに2分余ってて「ほめてよ」でフィニッシュ。8時1分。1分オーバー、ちと悔しがる。律儀だぜ。


2番バッター(トリ)、騒音寺。さすがのグリグリ。ガッチリ大盛りあがりの紅布。なんかMCのたびにイチイチトモフ話(さっきの横断歩道事件とか、楽屋でのあれこれ)でいじってくれて、優しい男だねえ。


アンコールで呼んでもらっちゃってステージへ。つっても、いきなり歌詞は覚えられず、しょうないから騒音寺くんに様々な技をかけてみた。が、まったく崩せず。ガッチリたくましかった。父の存在感。たぶんそうゆうとこが騒音寺くんの魅力なんだろな。あっ!本名は「なべさん」って事が判明。でも、いまさら呼び名は変えられないぜ!トモフの中では騒音寺くんは「騒音寺くん」のままだっ!


これからも仲良しでヨロシク。京都でも一緒にやろうって約束したんだよ。きっと楽しい。いまからたのしみ。


さて終演後。実は翌日(8月8日)朝の10時に向かい側の「新宿JAM」入りっつうハードな段取り。キャラメルバッヂの昼ライブに誘われてんのだ。いったん家に帰って早起きしてまた新宿に来るなんて考えられず、このままこの辺で時間つぶすぞー。とりあえず車で休憩。


「やっぱりホテルで寝よう」って思ってガラガラ移動中、またまた騒音寺くんに信号のとこで会った。彼等は明日下北沢。無事でねー!と別れた。はぁー、おもしろい夜だったなあ。あの横断歩道に来るたび思い出すんだ。モワ~っとした風が今夜も気持ち良かった。好きだあ、夏の夜っ!ラブリー新宿。


P.S. ひとりでもラブホは宿泊可能なのか実験。結果・OKだったー!