つれづれライブ日記


vol.633
2015. 8.28

8月28日 十三 FANDANGO






このタイミングで「ファンダンゴワンマン」ってのがスゴイぜ!ラッキー!

まず、8/29の博多が先に決まってて、直接九州に行くよりか前日に十三でエネルギー補充って考えて、加藤さん(ファンダンゴ)にメール。あいにくファンダンゴは8/28が埋まってて、でもそのバンドが「30日でもOKです!」って代わってくれたのだ。ありがとー!

さらに、、ぐだぐだ1年以上かかっちゃってた『BEST3』が完成して工場から届いたのが西へ旅立つ3日前っ!よーし、ご本人特権で「全国流通前に初売り」だ。博多・十三がリリース記念ワンマンツアーに大化けしたのだった。しかも1週間後にはオトダマ(愛しいフェス)で、今年は呼ばれてないからプチ淋しい夏の終わりだったじゃん?代わりにオトダマ前週祭ドカーンだよ。いやあ、タイミングばっちり過ぎ。ワーオ!俺と十三、いよいよ縁を通り越してオカルトな域だね。もう離れられない、離さないぞ十三っ!とゆうか、離さないでっ!お願い。ずっと仲良しでよろしく。

とゆうわけで、『BEST3』リリース記念パーティーinファンダンゴ開幕。満員なんだよー、ヒャッホー♪夏バテで出不精であろうこの時期に、集結してくれたんだなあー。、、涙!ナイスな気合いだ、愛しい子羊たち。エライぞお。

スタートから、さーすがファンダンゴ!ユルくて熱いにぎやかさ。やっぱりココはこの世の天国だ。俺、オープニングSEを家に忘れちゃってて、PAさんのライブラリーからQUEEN「ウィーウィルロックユー」。ドゥドゥチャっ♪ドゥドゥチャっ♪が鳴り響き、メンバーはステージに。自分は客席後方にまわり「誰か頑丈なあんちゃんいるー?」とウミガメ探しキョロキョロ、お!発見っ!キャメバのモルちゃん(推定190cm)。背中からよじ登り観衆を見おろす。無邪気な洪水の中を巨大なウミガメに乗ってグイグイステージへ。漂着~!浦島トモフ大成功。すでに「しあわせだー!」

でも、まだライブは始まらない。フレディ調で「おれは、いま、どうしても、歯を磨きたいー!」とラップ開始。ライブ前に歯磨きしてないと気持ち悪いんだよね。ステージ上でリズムに乗りつつ歯ブラシにチューブからピッと。ガシガシガシガシ(やはりリズムに乗りつつ)しながらトイレへ。客席から「トーモーフ」コールが聞こえる。待ってろー!もうスグだ!よーし、、すっきりしてカムバック。目の前のお客に「ハアーっ!」と息をわざと浴びせ「磨きたてだぜ、無臭だぜ。ハアー、な?ハアー、な?」

ようやくライブスタート。渋谷に続き、またしても「ハピバースデイ♪」。でも今夜は「ハッピ、バースデイ、ディーア『BEST3』~ ♪」でアルバムをジャーンと見せびらかした。(ちなみにお客さんの買いたてをその場で借用。ちゃんと即返却。)

そして「我に返るスキマを埋めろ」のイントロが。いつもならライブ終盤の曲だけど「BEST3の曲順通りにお届けだあああ!」新譜そのままを生演奏バージョン。贅沢だぜ。世界一ラッキーな子羊たちだぜ!しあわせを噛みしめる事を何度も強要。

ギターギュンギュン、鍵盤は珍しくマーシャル(でかいアンプ)出しでグオングオン。なんだか猛烈にロックだぞ今夜の俺たちはー。この日の語りでは、やたらスクービーくんが降りてきた。楽しい。愛だからね、よろしく。ん、最初は富士山麓の十万人って設定もしてたな。いろいろ降りてくるのだ。でも維新の党へのチェックは少なめに。背中プレイで近寄ってくるハカマダくんから逃げたり、いろいろありつつ、オレらもお客さんも絶好調。うれしいな。よかったなあ。

ハプニング発生。収録曲14曲が終わる前にうっかりフライングしてクメムラだけが第二部へ。時々ある、クメムラの「うっかりサザエさん現象」。生き生きと大間違いしてる彼女を制し、「すまんが、あと一曲、スポンジマンって曲があるんだけど やってよい?」と。サザエさんから許可を得て、スポンジマンで「新譜そのまま生再現タイム」フィニッシュ。

「さあ、クメムラ、満を持して、、どうぞー!」第二部へ。後半は名付けて「ボーナストラックショー」。数えたら同じく14曲。曲数的には30未満だからたいしたコトないんだけど、この日のライブ、かなりのボリュームに感じた。きっとね、アルバム通りやった第一部、いったんクライマックス的(こころ動け、無計画、スポンジあたりの曲)にフィニッシュするじゃん?その後に更に一時間以上山登りを続けるっつう感じになるんだよね。なお一層の踏ん張りをドカーンとね。

アンコールあたりは気力体力勝負。でもしあわせでポワ~ン。「映画の中」と「脳」で無事完走。激バッチリ満喫。よろよろ階段を昇りながら「サンキュー!十三ー!」と手を振った。

しつこいけど、このタイミングに十三でワンマン出来て本当~に良かった!夢のような夏の終わり。ありがとう音楽の女神さま!