つれづれライブ日記


vol.647
2015.10.25

10月25日 十三ファンダンゴ



大阪3日目っ!まるで住人だ。3日連続で観戦に来てくれるヒトもいるぞ。飽きられないように全身全霊で放出するのみ!
最終日が十三ってのが良いねえ。こころの温泉郷。

この日は、サードクラスの新譜「ユメリシア」のリリース記念な夜。おめでたいっ!しっぽり湯あたりするぞ。ちなみにこのアルバム、自分がジャケの絵を描かせてもらったのだ。「たまにはオレに描かせろ!」って強引に主張してね。ちゃんと結構がんばった。採用してくれて、ありがとー。しっかし、このアルバム、まさに渾身。遂にオオツカワールド炸裂って感じ。次作はハカマダ君やクメムラがドカーンの番だ。

そんな力作発表会のオープニングアクトに大木兄弟登場。頑張らねば。お互いの曲を2、3曲ずつ交互に合計12曲だった。自分はドラム席でギター弾きつつキック踏み踏み、ハルの曲の時はドラムオンリーで。ハルはトモフ曲の時はベース、ピーズ曲の時はギター。この二人ユニットが見れるのはサードクラスの前座の時だけだぜ。滅多にないぜ、お得だぜ。つっても、おそろしいほどユルユルの綱渡り。お客さんの寛大さにかかっているのだ。ヨロシクなんだぜ!



「日が暮れても彼女と、、」でスタートして、ファンダンゴの暖かい空気に見守られて、ユルユルスイスイグリグリドーン。レッドクロスの時よりかしっかりやれたんじゃん?なんちって。ま、この日はゴダイゴとか大都会とかチューリップとか難しいのはしなかったからね。トモフ曲は「せめてよ(ほめてよの逆バージョン)」「セカオワ」「あのはなし」「無計画」「我に返る」あたり。ぎっくり治りかけだったハズの兄、通常よりも動き回っていた。ステージ広いから普段5人でやる時よりか激しく右往左往。エンタメ役割2分の1だし。船長MCへの細かい合いの手、うるさいうるさい。まあ、無邪気でよろしい。ピーズ曲の時は自分はドラムに集中。打楽器は本当に楽しい。二人編成の場合、たたく音量に多少気を使うんだけど、それでも十分しあわせだった。大満喫。マラソン完走並の達成感だった。「どの曲も夕方のリハよりも出来たじゃん!」と喜んでたら兄に笑われた。

真打ちサードクラス。ハルは休む間もなくベースで参加。自分は階段の上からクピクピ観戦。さすがレコ発、サードみんな気合い入ってるなあー。珍しくハカマダ君がエアコン風に喉ピンチ。「トモさーん、飴をお願いしますー」と。ステージに喉飴を配達。役に立ったー!「水色ハウス」って曲でコーラス参加もしたんだぞ。役に立ったー!アルバムではベイビーが歌ってるパート。サードクラスの世界を邪魔しないように多少気をつけた。



アンコールで五人勢揃い。いつもの5人だ。レパートリーは鬼のようにある。「スポンジマン」を。吸い取り音の「シュ」はリリース記念ってことでハカマダ君にやってもらった。夜の締めは「駒場北四丁目」。泣けたあ。サードクラス、あと2年で活動20周年とのこと。出会った頃は、まるで予備校生みたいだった彼等(いまでも見た目はそうだけど)。もうここまで来たら「余生まっしぐらだ」と思って、動けなくなるまではやりましょう。無事ならOKだよね。お互いに。