つれづれライブ日記


vol.658
2016. 1.17

1月17日 下北沢 QUE



マグミくんのバンド「MAGUMI and THE BREATHLESS」とバンドトモフの2組。先日の誕生日祭りでお世話になったQUEチームが普段働く下北沢で。地下への階段の壁に双子イラストの巨大ボード(おおとうげ作品)があって照れたー!いいのかなあ、若者はキョトンだよ、確実に。



マグミくんと会うのは15年ぶりくらい、いや、もっとなのかな。すっごくご無沙汰しておりました。で、ちょっと大袈裟なんだけど、「あ!マグミくんって、会えるだけでウレシイひとだ!」って、スゴク感じた。なんでだろー。こうゆう種類の気持ちって滅多にないから驚いた。もちろんマグミくんが自分にとって大スターだからってゆう「ミーハー的」な気持ちはあるんだろうけど、それだけじゃないの。きっと、条件反射みたいな、いい方のトラウマみたいな感じ。あったかくて楽しい記憶が脳にすり込まれてるんだ。カステラの頃。ひねくれてて友達少なめの自分らとニコニコ接してくれた優しいキサクな先輩たち。ありがたかったなあ。楽しかったなあ。宝石の記憶。

夕方、バンドトモフのサウンドチェック中にマグミくんがQUEにやって来た。軽く右手をあげて「や!」って感じ。マグミくん、全然あい変わらずカッコいいまんまで、笑ってしまった。キサクなオーラ、強烈。で「あああ、なんかすごく嬉しい!」ってね。ツーンと来た。

合間の時間、ハルも混じっておとなの世間話を少々。マジメなトークとしては、自分、一昨年に買ったトランペットのこと、いろいろ教えてもらった。ちゃんとした人に一度聞きたかったのだ。すごくためになった。実は自分のちっちゃい愛機(ポケットトランペット)は、高い音が出しにくい種類なんだって!そっかあ、良かったあ。ヘタであたり前だったのだ。それでも、マグミくんは楽々パーンって音出してたが。コツを聞いたら笑顔で「練習」って言われた。ぴゃあ。

ライブ。最初にマグミくんのバンドが登場。かっくいいいー。「降臨」ってかんじ。そして、曲調、かなり驚いた。レピッシュ後、何年も経ってるし、自分よか歳上だし、「アダルト方向に落ち着いてるのかなあ、、」って勝手に想像してたのです。失礼しました。全然真逆。バリバリ。しかも新曲ばかりらしい。ギンギン進行形なのだ。ステージングは相変わらずワイルドな紳士、MCはお茶目。パーフェクトな人だよ。ライブ後の楽屋でも、大絶賛攻撃。ちょっと失礼な表現承知で「レピッシュよりももっとレピッシュだったー!」って言っちゃったんだけど、マグミくん、にっこり、「だろお?」みたいな笑顔。いやあ、本当に。素晴らしかったです。尊敬、更なる上書き。

おかげでバンドトモフも、つられてバシバシ気持ちよく出来ました。お客さんいっぱいで、みんなテンション高くて、プチダイブも安心安心(時々あぶなっかしかったけど)。ハカマダくんもギター弾きながら最前列に寄りかかりまくってた。この日は新曲2つ。「メンツ」と「真夏」。ともに短編。好評みたいで良かったー。あとー、レピッシュへの畏敬の念から、裏打ち系の曲多めで息切れしつつ頑張りました。





後半は1月ってことで、冬の歌をぶっつなぎ。「真夏」(真冬の歌なのだ)、「星ラップ」冬バージョン、「長すぎる冬」から「我に返るスキマを埋めろ」「こころ動け」へ。そのあいだに小芝居。うつむき歩きしつつつぶやく、、「寒い、、このままズーっと冬なんじゃないか、、、ふん、、どうせいつか死ぬんだ、、、あっ!バカバカ、トモフのバカー!」と自分で頭をポカポカ殴る。「ワン・ツー・スリー・フォー」で「我に返る」のイントロへ。面白かった。時々やろー。







アンコール直前、楽屋ですっかり一服中のマグミくんに即興でトランペット吹いてもらおうとして、「秒針SKA」って曲で、コード2つだけで簡単なんでお願いしますと。そしたら「いきなりは無理!」って笑われてしまい、シュンとステージへ。「そうゆうわけで、残念だけど、秒針SKA、、、マグミくん無しバージョンで、、」ってウダウダ言ってたら、ステージに出て来てくれたっ!「楽器は無理だけど口でなら!」と。わーい!お客さんも大喜び。マグミくん、知らない曲なのにやりまくってくれた。パーカス的な「チキチッチ、チキチッチ」と、間奏では「パアアアー(トランペット音)」、時々コーラスも。打ち合わせ無しで充分パーフェクト!さっすがー。

しあわせだった。打ち上げ、たのしかったろうなあ。鍋だったようだ。いいにおいしてた。自分は駐車場が遠くて、急に雨で、運搬面倒、路駐でバタバタ。あわてて撤収。「すみませーん、お先に失礼しますー!」すごく後ろ髪引かれた。くぅー、、でも、ぜいたくなくらい大満喫したし、実は早く日本酒飲んで脱力したかったから。ピューとドライブ。ダッシュでくぴ、ポワァァー、いい日だったなあ、もお、宝石っ!

2016、早くもメチャ濃い。夢のよう。8日の新宿魔物に加えて、更にこの日も大刺激。満足ハードルがどんどん高くなってく。嬉しいけど困っちゃうぜ。頑張らねば。世界は不死身みたいだ。

P.S.翌朝、なんと雪景色。大ハシャギで雪かき。ご近所さんたちに「えらいねー」ってほめられたっ!