つれづれライブ日記


vol.667
2016. 4. 2

4月2日 代々木 ザーザズー



4月だよ、早いなあ。お仕事族たち、通ってる者たち、いざ新年度っ。自分は3月の頭から5週連続で週末ライブ。働きものなのさっ!なんちって、、遊んでるような働いてるような、まあ「本気で踏ん張って遊んでる」ってジャンルかな。働いてるっつう感覚は無いな。とにかく「年度の境目」には縁のない日々。その代わり、大相撲とか野球とか競馬で季節の移ろいをゲット。桜とかも。

久しぶりに代々木ザーザズー。なんとPA(音響)さん、かつて大分TOPSで自分は一度お世話になってた人だった!何年か経ってまさかの「代々木で再会」。ロマンだよー、人生は。ああ、大分も随分ご無沙汰だ。愛しい町。お元気かなあ。

この日はヘルシンキラムダクラブとゆうヤングなバンド(20代前半!)に誘われて、ひとりトモフで参戦。当初、自分が出番うしろって言われてさ、「バンドの音圧のあとに一人は無いっしょー」ってゴネて先発にしてもらったよ。いくら自分が年長者でもね、音圧は大事。ヘルシンキくんたちとは「初めまして」だったんだけど、気さくな若者たちで夕方の楽屋はラクチン。ボーカルくんはトモフを結構知っていたってことだけでエライっ!90点。ドラムくんは千葉県出身っつうことで、もちろん合格!

で、7時、トモフ開幕。今夜は「花冷えの50歳」から即、新曲タイムで「組曲MM」。むむむ?ここ最近のライブでは無かったおとなしめの空気だぞ。まあでも、冷たい感じの静けさでは無いから善し。それよりか、、、ザーザズーってあんなに顔面ピカーっと照らされるとこだったっけ?これには、まいった。赤とかオレンジなら、まあセーフなんだけど。ここの基本、白とか黄色(グレープフルーツ色)でピカーっ。明るい場所が苦手な血統。ジャブの連打を浴びてる側だった。歌い終わるたびに照明のあたらないコーナーに避難した。



この日の初公開は「過渡期」っつう曲。出かける直前の昼にオケ作成。獲れたてのピチピチをお届けなんだぜ。機敏だぜ。3週連続の東京だったから、何か新たに仕込まないとモチベーションが上がらなくてね。でもサビの歌詞しか出来てないからAメロ(ひらうた)はトモフ語で「ニャニャニャ♪」みたいな、ジョニーロットン(ピストルズ)調。考えてみたら、次のアルバムタイトル「SHAAAA !!!」(猫の威嚇のシャー!)だから、ニャニャニャのまま完成でいいんじゃん!ラッキー。



中盤、「我に返る」の時、先輩風を吹かしてヘルシンキのドラムの東金くん(千葉県東金市出身ってきいたんで)をステージに召集。3月の松本と同じ方式、即興2人トモフ。でも、かつてこの曲、ヘルシンキくんたちやったことがあったらしくて、にゃーるへそー、キメまでバッチリだった。ノリもテンポもバッチリだった。さすが千葉の血つながり。ありがとー。



落ち着く場所探索の結果、最後はとうとう客席に降りての暴れ歌い作戦。なあんだ、ココだったんだな。居心地よし。今度っからは最初っからここでやろー。波乱万丈の結果、持ち時間1分余って、「んんん、、1分で出来るメニュー、、、」で「かえるの歌」。もちろんお客さんも歌います。シュールな春の夜。よし。終了。



ヘルシンキくんたちにバトンタッチし、楽屋のソファにゴロンで観戦。いいバンドじゃーん。声とか音とか、油っこくない感じで。ポップだけど斜めでクールで。なるほど北欧。そう、この日の出演者、トモフスキーとヘルシンキ、名前の看板だけ見たら遠くの寒い人たちの集まりみたいで、通りすがりの人「ん?」だったろな。なにはともあれ、若者たちにさちあれー!自分もちゃんとします。