つれづれライブ日記


vol.668
2016. 4.10

4月10日 十三 FANDANGO



聖地ファンダンゴ。頻繁にお世話になってるから「まじ?」って思ったんだけど、ひとりトモフワンマンのファンダンゴ、3年ぶりっって聞いた!ひゃああ。あっまいよー、オレ。もおおお。どーんなに少なくても年に1回は必要じゃん!いや、正直言って、毎月、いや毎週でも。十三でのエネルギー補給。魂のリセット&メンテナンス。

前夜、三宅君から「ポントチョフメンバー何人かで見に行きますー!」と連絡が入った。「了解ー!むむむ?パーティー(乱入)の予感。」って、返信。3月の拾得みたいな流れがあるかもだから。三宅君「いや、気にしないでくださいー」と言いつつ「ちなみに、トモさん何時入りですか?」と。やる気満々じゃんかっ!ちょい嬉しい。なので急遽、曲順づくり修正。ポントたち参加バージョンのメニューをね。

そして当日午後3時、ファンダンゴ。ちょい早めの入りにもかかわらず、三宅君(ベース)、タバコ君(ギター)、吉岡君(テルミン)の3人の侍が楽器を持ってやって来た。いやぁああ、恐縮。本番にパパパッとかじゃなくて、ちゃーんとリハすんのだよね。職人気質。えらすぎるっ!ひとまず「ひとりトモフ」のリハを、で、トモフ&ポント3人のリハを。実にまじめな午後のひとときを終え、三宅くんたちは夕暮れの十三に消えて行った。

6時半開演。まずは「春が来た」を(トモだけど)。で、「歌う50歳」の2番は「桜散らす50歳」。正確に言うと「桜散った50歳」。直前の競馬・桜花賞、負けたので。たった¥4600だけど。この¥4600損失ネタ、しばらく引きずる。「あのはなしのつづき」「世界は終わってなかった」「巨大なダム」って続く序盤の曲順が、妙?に、桜花賞で負けることを想定してたみたいで。ぐぬうう。

7曲目あたりで「カンチガイの海」。ここで最初のポントスリー乱入。ま、「乱入」ってニュアンスじゃないな。お行儀よくハンナリ、若干ほろ酔いにも見える3人がステージに。この3人が増えただけでガツンといきなりの大スペクタクルだった。贅沢だぞおおお、今夜はー!ひとまず完璧なグッジョブを終えた3人に「チャオ!また会えたらよろしく」と、お別れ。

ひとりに戻った新曲群タイムでは、「ニューアルバム『SHAAAA!!!』から、、、」って、もうすっかりアルバムタイトルは『SHAAAA!!!』ってコトにしてしまっているが、一応まだ(仮)は付けとこ。

「MM」のコーラス、「面倒だー、迷惑だー」を今夜は思いっきりお客さんに発声してもらった。オケCDのコーラスだけじゃ、どうもニュアンスが不十分って気がしてたので。十三ピープルの発声は完璧だった。圧も熱も。「これだああああ!」って感動した。泣けちゃうくらい。と、同時に「ああ、なんで今の録音してなかったんだろ、、」って激・悔やみモードへ。「あらためてこのメンツでコーラス録音とかやったとしても、このピュアな発声はきっと出来ないに決まってるっ!あああ、、、ああああ、、」。違う意味で泣いた。

「SKIP」で再びポントの3人がフラリとステージに(そうゆう設定)やってきたー!これでひとりトモフワンマンなのか?美味しいなあ。あんまり面と向かっては言わないけど、三宅くんのハモりのセンスは見事である。ハハキマ(ははの気まぐれ)で熟練だもんね。つられて自分も丁寧にやります。今夜もいい「SKIP」だった。

終盤、トモフ2号映像(35歳のトモフがマラカスでドラム叩いてる)との時空を越えたセッション。ヤツとの歳の差、とうとう15歳くらいになってきたんだねー。はあぁ、、光陰。あいかわらず息ぴったしだった。ヘイ、2号!何歳になっても時々やるぞ!鍛えとけっ!

本編のラストを「このままでいたいなら」のカラオケ客席唱法で締め、アンコールへ。ポントスリーとどっぷりと。「コインランドリーデート」「脳」「散歩のための散歩」「我に返るスキマ」。吉岡君のニューテルミン、サンダーバードみたいなレトロなデザインでメチャ格好いいぜ。タバコ君は今夜はオレもギター弾いてるもんで、ちょい控えめ気味。ほんと武士なんだよなあ。目立っちゃってくれてOKだよ。そしたらオレはオレで羽ばたくから。

最後の最後は「映画の中」。ファンダンゴじゅうに歌ってもらった。この曲にはまだ触ってない三宅君たちもステージに残ってくれてて臨機応変的ににぎやかし。よかったー。めくるめく2時間半。まさに映画の中みたいだった。はふう、、ファンダンゴ最強。色の雰囲気。脇の階段。スタッフさんのキップの良さ。熱い音質。そんないろいろから引っ張り出されるこっちのご機嫌、お客さんのご機嫌が相乗効果で昇ってくしくみ。毎週来たいって心底思う。スゴくエネルギー補充されるんだよ。ライブやってる最中でも更にグオーンと補充されてく感じ。刺激の洪水。同時に「もっとここでやれる曲を作んなきゃ」とか「十三に恥ずかしくない人間にならなきゃ」って思うのですー。ラブ・ジューソー、フォーエバーぁぁあ!