つれづれライブ日記


vol.675
2016. 5.27

5月27日 神戸マージービート


次の日(28日)のホシオト(岡山・美星町でのフェス)が先に決まってて、でも早起き遠征はキツイから前夜に神戸でライブを、、って。急なお願いをバックビートさんにしたのが4月の中頃。やっぱり日程が埋まってて、でも同じビルの兄弟店マージービートがたまたま空いててぶち込んでもらえたっ!ありがたやー!お客さんたちも急な開催だったのに集まってくれて、すごいぞ。本当にありがと。えらい!

はじめましてのマージービート。ビルの4階にあるから、「バックビート(地下)よりか渋目で、ブルース弾き語りバーみたいなお店かな」って思ってたら逆だった。こっちの方が若者系。バンド仕様な感じ。ステージ高い。リザードに分けてあげたいくらい。壁はロックな黒。スピーカーのパワーもひとりトモフには、ちょっともったいないくらいだ。ありがたくキッチリ有効に。PAさんはバックビートの時にいつもやってくれてる人。結構長めのお付合いだなあ。でも初めてちゃんと話せた。お互い喫煙者ってことで。

ライブ冒頭、「ひかえおろーっ!」って感じで曲順の紙を客席に見せつけ、「この紙はー、1週間前の横浜リザードで使った、バンドワンマンのメニューだあーっ!今夜はこのメニューに1人トモフで挑戦っ!」「あの日の俺にきょうは勝つっ!」と。バンドな感じの曲(人生無限、骨、乗れ、その2つ、ムカシミタイニハ、スピード、、、)がゴロゴロしてるから、ちょいと手強い。しかもあの猛烈な横浜に挑むなんて。1週間前の自分になめられないようにメチャクチャ気合い入れた。もちろん次の日の喉なんか気にしないんだぜ。セーブなんかしないんだぜ。ギンギン俺だけ大汗かいてた。



「横浜だけじゃジェラシーだろう?」って、コーラス録音神戸バージョンも。かなり入念で録り直しも。お客さんって、ちょっと丁寧に歌いすぎる傾向があるのだ。律儀なんだよね。「 素人らしくラフに歌いなさい!」と指導。前回RECしなかった「このままでいたいならー♪」のサビとかケツもゲット。バッチリだったよ、グッジョブ神戸。バンドメンバーのコーラス録音はこれからです。にぎやかになりそー。

新曲のカラオケにもかなり慣れてきた。「過渡期」とか、とうとう照れ臭さが消えてきたよ。Aメロの歌詞がほとんどない曲なんだけど盛り上がれちゃう自分って怖いね。あと、「不在」なんか、つい最近デビューした曲のくせに、自分の中では超定番(のつもり)になってしまっている。当然お客さんはまだ馴染み薄な曲たち。でもおおらかに盛り上がってくれないとトモフがグレるから、しっかりついて来てくれてる図式。この図式もまたトモフ名物。無理やりな信頼関係。美しいっ!

アンコールの途中で「武道館のバトンなんて、なんか困るぜ」的な発言したら、それまでのにぎやかな場内が急にしんみりしてしまって、ちょい混乱。あれね、先日雑誌の取材でコレクターズさんと大木兄弟で対談ってのがあってね、そこらへんをかいつまんでしゃべったのだ。ニュアンスがフルには伝わってなかった模様。まあ、わかってる人はわかってるとは思うけど、トモフ、そんなバトンなんて持ってたら走れません。もし仮にバトン渡ってきても全然違うとこに持ってちゃうんだぜ。

理想としては、、楽しい短距離走の繰り返しの途中で「おや?ここ、武道館?」ってのがいいけど。ダメ?「そーんなに甘い世界じゃないだろー、コンビニに行くわけじゃないんだから、、」って言われるかもだけど、NO!NO!気のせい気のせい!「行き先の決まってる船は止まる」とゆうことわざがあります。千葉に。

ライブの最後は、「来る途中の新幹線で思いついた歌詞に、この場でメロディをつけるぞ!」っつう展開に。ギターでコード探しつつ公開創作。お客さんと同時に曲の完成に立ち会った。早速コーラスの掛け合いまで強制。よーしこれも新譜入りだーっ!サンキュー同志たち。最強の船っ!