つれづれライブ日記


vol.683
2016. 8.20

8月20日 市原(千葉県)・ピーナッツキャンプ


カジくんが千葉でフェス主催っ!えらいよー。すごいなあ。故郷に錦を、、つうか故郷に活気を!っつう精神。俺ら大木兄弟にはそうゆう先頭に立つ系の踏ん張り腰、ないよなあ。


家を出発前。なんだか、台風が2、3個、関東近くにいるらしくて、朝からすごい雨。大雨警報。ときどき暴風も。もしかして中止かっ?そしたら移動中の昼頃に、ぽっかり晴れた!奇跡。カジくんの日頃の行いのタマモノです。


千葉までJR。で、京成線に乗り換える。ホームで偶然ハルと合流。ラッキー。んじゃ、一緒に送迎してもらおー。「ちはら台」って駅で降りた。出来立てのニュータウンの駅っぽい。スコーンときれい。風が気持ちいい。ゆくゆくはたくさん家族が住むんだろうな。ベッドタウンっつうの?余裕あるひと、土地を買うなら今だっ!いや、もう手遅れか!


オハラに引き続き、パンちゃん号で現場へ。ニュータウンぽかったのは駅前だけだった。5分も走らぬうちに、道は愛くるしい感じに狭くなり、両サイドは畑か森。いいなあ、、なつかしー。これぞ千葉っつう冴えない景色。これがいいのだ。落ち着く。


そんな道からさらに不気味な林道を分け入っていき、ちょいと視界が開けたら、そこがいよいよ現場のキャンプ場。山を切り開いた草原広場って感じ。さっきまでの大雨のせいで地面ドロドロ。カエルぴょこぴょこ。長靴必須状態。自分はビーサンで対応。小川状態の水たまりで、大はしゃぎの幼児たち。全裸。まるでベトナム(行ったことないけど)。「わあ、すっごいとこに来たー。」





楽屋のテントで一服する間も無く、トモフの出番時間がせまり、リハをしにステージへ。楽器持って移動すんの一苦労。なにしろお足元がかなり悪くて苦笑い。ステージ到着。こじんまりだけど、かなりしっかりしてた。特にスタッフさんたちが場慣れした音楽職人たちで助かった。当日の本番直前なのに「もう一人(次の出番のハルが)出ることになりました」とか急に言っても「了解です」って即対応してくれちゃった。プロって、こうゆうことだよな。かっこいい。





ライブ本番までまだ30分以上もあるのに、せっかちなお客さんたちが超真近で見守る中リハ。こらこら。照れるぜ。リハ終了。いったん引っ込むのがめんどくさいから、そのまま本番スタート。ライブの終盤にハルをステージに誘うつもりだったんだけど、最初っから大木兄弟バージョン。ま、ピーナッツキャンプだし、双子(ザ・ピーナツ)だし、お客さん大喜びだし、OKっしょ。ハルはアコギでベースラインを。西日に傾き始めてたとは言え、蒸し蒸しムンムン。汗だくだく。Tシャツびしょびしょ。





「SKIP」やってたら、お客さんの後ろの方からシャボン玉がステージに飛んできた。つかまえようかと思った。環境抜群。音が静かになるとセミしぐれだよ。しかも大好きなヒグラシ(かなかなかなかな~♪って声)の合唱。





「映画の中」、きょうのウミガメ(お客さんの肩車)、お調子者すぎて暴れる暴れる。落ちないように必死に歌う。途中からはロデオってことに切り替えてムチを打った。終演後、みごとな虹。ラッキーな天気だったなあ。











次の出番はハル。ちなみにハルの時はスコールが何度か。さすがだ。ライブ前に、そっちの時、打楽器で出ようか?って聞いたら、なーんかちゃっかり自分のライブはちゃんとやりたいみたいで、このお。ま、実際、新曲多めだったからアドリブ即興参加は無理だったな。脇のテントでゴロンと日本酒しつつ聴いていた。


夕方は肉、肉、肉。ピーズチームが肉を焼いててね。そ、ここって、キャンプ場だから、ピーズチームだけじゃなく、お客さんたちもそこらじゅうで肉焼いてた。車で来てるひとたち多かったね。で、テントがたくさんレンタルされてて、そのまま泊まって明日もここでライブ観戦っつう、、強者たち。感服。自分らは日帰りで十分果てた。


2日目も天気セーフで大盛り上がりだったらしくて、なんと翌日が大荒れ。一日ずれてたら確実に中止だったレベル。カジくん、すごいわ。ラッキーボーイ。天気の神さまがついてる。大変だろうけど、来年もやってくれるのかなあ?今年、行ってない人、是非是非だよ。オハラブレイクも良かったけど、ピーナツキャンプも素晴らしかった。いい夏じゃんか!