つれづれライブ日記


vol.691
2016. 9.30

9月30日 仙台 フライングサン


「夏の魔物」の前日に仙台フライングサンでニートビーツとバンドトモフの2組。確実に楽しい!


いやぁ、この日に仙台でライブがあるって、素晴らしい行程なのだ。翌日が「夏の魔物」。もし何もこの日に用事が無かったら、当日に早起きして自宅から青森までの長距離移動だもん。到着する頃には果ててるし眠たくなってるさ。ありがたし、ニートビーツ!夏辺りにpan君が声かけてくれてさ、もお「わー、やるやるっ!!」って即2つ返事で決定。そして9月30日仙台。


波乱万丈の夕方。自分、ライブハウスの場所とか調べないまま仙台駅まで来ちゃって、とりあえず住所だけはメモしてて、その紙を運転手に。カーナビに入力してもらってレッツゴー!しばらく走って「住所だと、、このあたりですね、、」とタクシースローダウン。むむー?どう見てもライブハウスがあるような街並みじゃなくて、「ちょちょちょ、ちょっと待って!(矢沢風に)、念のためライブハウスに場所確認の電話かけます」と、、ワオ!やっぱり全然違うとこだった。ふー、もし降りたら住宅街で途方に暮れるとこだった。しょんぼり気味の運転手さんは主張「ちゃんと入力したんだけどねー、、」そっか、きっとタクシーまるごと魔法にかかったんだ。お店のスタッフくんの指示に従い、引き返す。なんと目的地のフライングサンは駅のほぼ脇だった!歩いたら5分。イェーイ!1070円かけちゃったぜ!太っ腹。のち、確認したら、メモの住所も間違ってなかった。つまり魔法。


その大迷走の最中、クメムラからも「すみません!道に迷ってます、ちょっと遅れます」とメールラッシュ。どうやらみんなが魔法にかかってたようだ。ミラクルシティ仙台。慌ただしい夕暮れ。が、こんな風にライブ前にトラブルがある日は絶対楽しくなるのが過去からの経験。ちゃっかりワクワクしていた。リハを終えて2階の楽屋。住居のリビングっぽい部屋。ニートのメンバーたちとズーッと本番直前までしゃべってた。リーゼントだし、背もでかいし、タトゥーも入ってるし、目つきも怖い。本当に知り合いで良かったと、つくづく思う。


6時半、トップバッター、バンドトモフ開幕。フライングサンはパークスクエアの弟店とのこと。むこうよりかちょい小さめ。初めて来たんだけどさ、バッチリ。熱気とか音が充満する造り。兄店がもうすぐ閉店しちゃうらしいから、これからはお世話になること多いかも。よろしくです。


やったね、お客さん満員で素晴らしい!お店の動員記録更新だったらしいぜ。しょっぱなからゴキゲンで最前列の手すりに直立。つかまるとこが無いから、天井にグッと頭を刺す姿勢で歌う。つまようじみたいでカッコイイ。首が疲れたら客席に落下。仙台ピープルの海へ繰り出し、ハイタッチ攻撃。





そのうちハルもハシャギ出し、ベース弾きながら手すりに登り左手のみでプレイ。お行儀悪いお祭り。大騒ぎさ。持ち時間60分だったんだけど、テンポ良すぎでかなり巻き、追加で何曲かグリグリと。59分45秒で終了。よおーしバッチリ。楽しかったー!トップバッターとしての重責は果たせた!





後半はニートビーツの完璧なロックンロールなショー。店内禁煙なんで(つうかギュウギュウ)、自分は外で一服&日本酒しつつ、時々潜入して観戦っつう至福なひととき。ニートビーツ、演奏はもちろん、相変わらずキレキレなトーク。しゃべりだけのDVDでも売れるよね。


最高な夜。仙台、いいねえ。終演後の楽屋もズーっと楽しかった。明日の魔物でも一緒。ニートビーツとの2日間。へっへっへー、うらやましかろー。