つれづれライブ日記


vol.692
2016.10.14

10月14日 名古屋 sunsetBLUE


サンセットブルー、二度目。前回はワンマン。今夜は二組。キムウリョン君とひとりトモフ。最近のお客さんは「たっぷりワンマンじゃないと観に行かない」みたいな傾向があるっぽいけど、今夜みたいに共演者がナイスなら最高じゃん。特に2組。1時間ずつってのは、やる側にもちょうどいい長さ。最初に入れた気合い(集中力?)だけで突っ走れる。長めのアンコールをワアアアアっとやる感じ。


意外と道が混んでてリハ時間ギリギリに到着。あわてて準備してたらウリョン君到着。オレ「えええー?早すぎる!」、、と初対面相手にキレてみた。実は「再会」だった。おととしの岡山ホシオトで、雨宿りしてる時に出会ってたんだって!おおお!ナイス再会!覚えてなくて苦笑だけど、しょうないのだ。その時はお互いのライブ観てなくて、本当にピュアに「雨宿りメイト」っつう間柄だったのだ。


再会できて良かった。雨宿りメイトじゃない、ミュージシャンのウリョン君を知れて良かった。ギター弾きつつ歌いつつ「ルーパー」っていうマシンを使って、壮大な景色をみせてくれる。(ルーパー・・・その場で弾いた音とか、発声した声を、記憶して連続再生するマシン。それに合わせて更に弾いたり歌ったりしてどんどん昇ってく。)時々見かけるプレイスタイルではあるけど、ウリョン君の場合、単なる「マシン使ってまーす」みたいなテクニシャンな感じだけではない。重ねてくプレイのひとつひとつが濃い。センスがバッチリ。積み重なった最終型はルーパーマジックとか関係ない世界。いいもん観たー!でも、当人いわく、体調悪くてイマイチとの事。なにいいぃぃー?全然バッチリだったじゃんかー。そっかぁ、、ハスキーテイストが聴けてラッキー!


観戦しつつ自分は待機所のバーでお着替え&一服。マスターのossanさんが出してくれた日本酒「酔心」が旨すぎてヤバイ。本番前だから、お湯と交互にチビチビとだぜ!プロ意識っ!さて衣装、、、「今夜は落ち着いた弾き語りな夜って感じで、ジーンズでネクタイかな、、」って当初は考えてたんだけど、ウリョンサウンドで興奮して、Tシャツと赤シャカシャカパンツ(戦闘服)にチェンジした。燃えてきたあああ!


出番ハズカム。会場はハッピーアワー(ウリョン君が「ハッピーアワー!」って宣言すると、その時やってる曲の最中はドリンクが¥200値下げっつうシステム。ドリンクカウンターにそそくさと美しい行列)の効果で、スッカリいい具合。ユルユルホットないい大人たちの空気。ただ、木のイスのせいで、ケツは痛そう。ライブ開始前にまず「いったん各自ケツケアせよ!」と。途中でも何度か立たせたりしてお尻ケアしてもらった。大事だよね。ほんとは、みんな立ってブラブラユラユラ観ててくれればよいのだが。プレイヤー埋もれちゃうか、、。


カラオケん時は客席にグリグリ進出して歌う。目の前に誰かが見えたらハイターッチ!椅子に立ち上がり、天井に文字を書き書き歌った。ちゃんと真面目に歌う引き出しも。お?ピアノ発見して急きょスポンジマンを生声。盛りだくさんだった。お客さんは元気いっぱい。よい意味で適当な連中化していた。アンコールなかなか終わらず逆ギレして「俺はもうじゅうぶん頑張ったー!バカヤロー!」と叫び、ドアをバーンと閉めて終了。面白かった!


終演後、さっきはお湯と代わる代わるのチョビチョビ飲みだった「酔心」をしっかりプハーっといただきました。


はあああぁぁ、、、。いいお客さんと、いいお店。いい夜だった。9月のバンドワンマン(アポロベイスでの)と今夜のサンセットブルー。2ヶ月連続で名古屋、居心地よかったなあ。みんな元気で。冬を越したらまた会おーぜ。いろいろまだ面白いことあるかんじ、、、爆睡。明日は四国っ!