つれづれライブ日記


vol.696
2016.10.30

10月30日 代々木 ザーザズー


キャプテンズ・ひとりトモフの2組。この日はボーカルの傷彦くんの誕生日とのこと。そんな大事な日に俺が共演でいいのぉぉおおお?っつう気が思いっきりしたけどさ、誘っていただき光栄。楽しい日にしなきゃだと、玄関を出た。


キャプテンズは、サウンド的には昭和のGS。傷彦くんはキラキラ系の王子様な役どころ、、いや、役どころとかじゃないよ。ほんとに根が王子。ピュア。キャラを演じてるみたいな曇りが無いから全然イヤミがなくて、いや、多少はキャラをしっかり守ってるんだとは思うけど、根の純粋さとかがあふれ出まくりで、お客さんが「キャーキャー」言ったり「失神」したり、、そうゆうのが素直に爽快。絶妙なのだ。


何年も前に彼らの地元の仙台で一緒になったことがあった。当時は俺もまだ青かったから、単純に「ジャンル的に合わねー!」、、みたいに遠くに感じてた。この前QUEのオールナイトイベントの大喜利で久しぶりに再会し、「あれー?こんなナイスな青年だったのかあ!」と感動したのだ。宝石じゃんか!みたいに。で、この日につながった。再会って素晴らしい。もっと再会しなきゃだぜ。


本番までの夕方。キャプテンズとの楽しい楽屋。メンバーくんたちも全員キサクで助かった。出番まで時間がすごく空いてて、オレが「あー、する事ない!」って愚痴ってたら、傷彦くん「じゃあ僕と遊びましょう」って。あまりにもピュアで面白かったんで「やだ!」と、イジワル却下した。楽しかった。ありがとー。


ライブ。まずトモフから。ここ、前回は黄色が明るすぎて困ったんだけど、この日は赤い照明で助かったあ。赤、落ち着く。燃える。キャプテンつながりで船長っつうことで「無計画とゆう名の壮大な計画」。初トモフたちにもコーラス強制。ミラーボールが回って笑った。「傷彦くん、誕生日おめでとー!俺と同じ50歳!合わせて百歳っ!」と大嘘をついてはしゃいだ。ごめんごめん。


終盤、「我に返るスキマ」で急遽パピーくん(キャプテンズのヘルプのドラムくん)をステージに呼び込む。タイバンのドラムとのいきなり強制セッションって無茶は、ひとりトモフの時は時々やるのだ。パピーくん、バッチリ。ただ、ほんとに「いきなり」だったせいでPAさんが大慌てでドラムにマイクをセッティングしてた。つまり序盤は生音。ごめんー!





最後「映画の中」やる前に終わりの時間が来ちゃって、楽屋に行って、オレ「どおしよおお、、」傷彦くん、姿勢正しく「どうぞ」と。優しい。プラス1曲で結果4分押してしまった。申し訳ない。優しいお客さんにも感謝ー。


ひとしごと終えて、王子たちのライブを楽屋テレビで観戦。演奏も歌もバッチリ。で、さっきも書いたけど、こうゆうジャンルでも全然キサクな空気を作れちゃうバランス感覚が気持ちいい。あー痛快っ!


アンコール、再びステージに呼び込まれた。ちゃんと衣装(キャプテンズの公式ユニフォーム)まで準備してもらっちゃっててさ。あまりにもサイズがピッタリで大笑い。「昔、キャプテンズの初期メンバーだったのだあ!」と吹聴しまくった。曲は「バンバンバン」。タンバリンとコーラスをノリノリで頑張りました。













まぶしい思い出。ありがとうキャプテンズ、おめでとう傷彦くん。これからも仲良しでよろしく。すごく腹減ったあ。