つれづれライブ日記


vol.697
2016.11. 5

11月5日 大阪 ホテルロッジ舞洲


海辺のホテルのバーベキュー広場での「海さくら」とゆうイベント。それ自体は昼間にスタートしてて、ヨガとかマッサージとか占いとか盛りだくさんで、ライブは夕方から。十三ファンダンゴの初代店長であるMu(むー)さん主催。Muさんは、とにかく豪快で、太陽のような満月のような女親分。「あまも」ってゆう藻をそこらじゅうの海に増やしてキレイにしよー!ってゆう活動もしてらっしゃるのだ。


いったいどんな感じのお祭りなのか謎なまま、バンドトモフでゾロゾロと、とりあえず、新大阪で降りたぞ。次はJR。乗り換え2回。USJの近くで下車。天気ポカポカでラッキー。ヨガ班の妹さんがクルマでお迎えしてくれた。「はじめましてー!」、、うおおお、服が夏っ!先にイベントを始めてるからか、既にテンション高い高い。徐々に追いついてこー!


昔は大阪湾だった街をヨガ娘のクルマで現場へピュー。殺風景さが気持ちいい。空が広い。ん?ロシアとかトルコとかのお城みたいな(巨大なラブホのようでもある)建造物。え?ゴミ処理場なの?ひぇー、さすが大阪。まるでサードクラスのジャケみたいで驚いた。


現場に到着。林の中に木造の小屋(ロッジ?)がいくつか並んでて、そのひとつに案内された。木の香り?。でも、こうゆうキャンプっぽい雰囲気、どうも落ち着かなくて、打ち上げ用に置いてあった日本酒をちょぴっとペットボトルにくすねて外へ。ライブ会場なう。基本、ずーっと芝生脇の物販場所が自分のスペース。


夕方になるとライブから参加のお客さんもぞろぞろ加わってきた。通り過ぎようとするお客さんに「パーカー、いかがすかー?夜は冷えるよー!確実に冷えるよー!」と、売り子を。縁日のテキ屋。たのしい。ちなみにライブ会場はBBQ広場なのだ。ど真ん中に芝生。それを2、30セットのBBQ卓がグルっと囲んでる。早くも美味しそうな匂いと煙。お客さんは肉や野菜を焼き、ビールを飲み飲みライブ観戦っつうしくみ。家族連れもいて子供たちは当然ハシャギまくり。演奏が始まると、ワラワラとステージの前に集まる酔っぱらいな大人たち。なんつうイベントだ!素晴らしいっ!


イベントの司会の2人組、プロの芸人さんかと思ったら、Muさんの息子さんとその友人(もうすぐ教員)とのこと。しゃべりが全然素人じゃあなかった。さすが関西。そしてライブタイム開幕。トップバッターはマヒコ&シェケナベイビーズ。アッパーなロックンロール。スカしてる感じじゃなくて、「わっしょいわっしょい」な、お祭りテンション。野外にバリバリマッチしている。さすが3コード。うおお、、こうゆうバンドこそBBQにジャストフィットだよ。ちょい焦る。大丈夫かなあ、この環境にトモフ曲。ま、頑張るんだけど。


2番手バンドトモフ。いやあああ、心配ご無用だった。この日の地球で一番能天気なスポット。サウンドドチェックからワイワイ。お客さんはバーベキューとビール効果で、とっくに出来上がり状態だった。おおー、いーねー、さっさとやろーぜー、ライブ開始!すぐ体温上昇して、『SHAAAA!!!パーカー』を脱ぐ。と、その下には『SHAAAA!!!Tシャツ』。「SHAAAA !!! on SHAAAA !!! だぜっ!」と威張る。 


とおおお!いいぜ、野外っ!空気美味しい。無限だもん。しかもここの空気は肉のエキスも含んでる。いくら動き回っても疲れない。かえって動き回ってる方がパワーがドンドンたまる感じ。チャリンコの電気(ダイナモ発電)の原理である。気持ち良すぎて制御効かず。客席ハイタッチ&ひとりモッシュはもちろん、客の背後まで遠出して芝生を駆け回り、ステージへの戻りは下り斜面を転がった。


ポールに昇ろうとしたけど、微妙に太過ぎてうまくつかめず、あきらめて抱きついて大外刈りを掛けたらビクともせず、蹴りを入れた。そうこうしてるうちにライブ終了。満喫王子っ!その間、バッチリグリグリ演奏のメンバーに感謝っ!いや、ちゃんとメンバーもみんな満喫してたようだ。やったああ!


はああ、終わったー。鬼の解放感。トリのケーやん(ウルフルケイスケ)のライブ観戦。ロッジで日本酒追加して、さっきの定位置へ。ぷはああー、しあわせだー。しみるー。ケーやんは声まで笑顔だよ。最後はみんなステージに。わーい、わーい。こうゆうのが天国なら、死ぬのも怖くないなあ、、っちゅうイベントだった!やばいよ、これ。次はチケット争奪戦だろうなあ。なんとかして、また出演者枠に潜り込まねばー。海さくらっ!