つれづれライブ日記


vol.698
2016.11. 6

11月6日 門司港 カフェ・ウミネコ


BBQの打ち上げは0時過ぎには早退して、ぐっすり爆睡、、からの快適なお目覚め at 舞洲。ダッシュで今夜の曲順を考えて、10時(11時だったかも)にチェックアウト。みんなは朝まで飲んでたらしくポワーンと放心族。「んじゃね、お疲れさんー!」とお別れ。自分は大阪から九州へ。ここからはひとり旅。それぞれの今日を頑張るのだ。お互いハバグッデイ!駅蕎麦を食べて、のぞみでグッスリ。途中、目が覚めて喫煙ブースで一服。徳山のコンビナートを確認っつうのがトモフルーティン。「かっこいいよなあ、この港、、」で、また仮眠。


トンネル抜けたら九州っ!ラブリー!1年ぶりーっ!小倉駅に清松・藤原組(こう書くとまるでバトミントンペア!)が、お迎えに来てくれた。藤原号に乗って門司港へドライブ。これはいつもの北九ルーティン。毎度快適です。助かっております。湾の中によく見ると巌流島(平べったい島だから目立たないのだ)。昔、不思議メンバーでライブしたのだよ。北九ピープルとはその頃からの長いおつきあい。感慨ひとしお。


門司港駅前、カフェ・ウミネコに到着。アップルフィッシュマンデーのジェリーちゃんとメチャクチャ久しぶりに再会。ウミネコでトモフライブをする時、いつもジェリーちゃんが鍵盤を貸してくれてるのだ。ここ最近は、鍵盤と使いかたのメモだけ置いといてくれてたんだけど、今回は久しぶりにご本人もちょこっと来てくれた。元気そうでナイス。会えて良かったー。使い方を教わり、記念撮影し、ダッシュでジェリーちゃんは帰宅。ありがとー!


PA(音響係)は去年につづき木村くんが来てくれた。彼も忙しいのにサンキューです。普段はバリバリの介護士青年とのこと。この日だけは、年に一度のトモフの介護。お世話になりますー。木村くん、去年よか音響マシンに慣れてきたのか、時々彼のお好みポイントでトモフの声にリバーブ(エコーみたいの)をかけまくってくれた。ちなみに合格の時と不合格の時がある。


夕暮れリハーサルでトラブル発生。ギターから音が出ない。マイク接合部分(自作)のハンダが取れてたっ!「修理セットとか、無いよねー?」、、当然。ここはカフェである。そしたらシマシマ君が大活躍。「自分、探してきますよ!する事無いし」と。(注・シマシマ君は埼玉の青年。ハードな仕事の合間に弾丸ツアーを組んで、トモフだけじゃなく、いろんなライブを日本じゅうで観戦するツワモノ)走れメロスばりに異国の地を大奔走してくれた。楽器屋やホームセンターを探しまくり。タクシーまで使ってハンダセットを調達してくれた。こんな事してくれるお客さんは世界初だろう。逆にそんな(たよりまくりな)ミュージシャンも。滅茶苦茶お世話になりました。


さあー、カフェの前で夕暮れの工作タイムが始まった。熊本のパピコくん(バンドマン、この日が初対面)も手元のライトアップで貢献してくれた。とにかく近くにいる人みんなに助けられまくり。無事に修理完了。P.S. その後パピコくんは、なんとライブの第一部で時間が迫り早退。無念っ。 今度は熊本に行くぞー。


そんなこんなで開演にたどり着いた、ひとりトモフ・ワンマン at カフェウミネコ。明るめの店内。お客さんはイス。若干おとなしめで照れ臭くて、余計に自分はテンションがあがる現象。鍵盤タイムがやってきた。ピアノを習ってるらしい(ライブ後に聞いた)小学生女子が、トモフの手元をガン見していた。きっと驚いたろうなー。だってオレ、左手は指1本でベース音で、右手がコードっつう「初心者プレイ」しか出来ないもん。「あんなふうでも、ライブやっちゃうのかあ、、」って、勇気を与えたにちがいない。


休憩をはさんでの長丁場。今年はバンドでの九州日程を調整できなかったからタップリと。お客さん、ケツ、さぞかしハードだったろう。でもユルユルな笑顔で終始素晴らしくて、こっちはゴキゲンでした。アンコールタイムは地元の銘酒で乾杯しつつ。フィナーレは「ほたるの光」「仰げば尊し」を歌いながら、全員と握手して出口へ退場した!まるで定年で引退の校長先生のようだった。感無量。また会おう、生徒たちっ!まずは冬を無事に乗り切ろーぜ!