つれづれライブ日記


vol.701
2016.11.20

11月20日 下北沢QUE 不思議な11月の夜


久しぶりの「不思議」。この企画は、2003あたりにサードクラスを中心に、知久くんとベイビーとトモフの4組で始まった。最初は「不思議な正月の夜」だったっけ?その後は6月開催が多くて「不思議な6月の夜」が恒例化。詳しくはハカマダくんに会ったら聞いてみよー。何回か貸切バス(25人乗りのマイクロバスにスタッフ込みで13人の旅)で名古屋、京都、大阪へ。九州の巌流島でもやったんだぞ。何気に精力的だったのだ。


ちなみに、、トモフライブでの終盤定番曲「スポンジマン」、その最初のバスツアー直前に「どんな旅になるんだろー」って気分の時に作ったんだぜ。「何がおこったっていい、どうせ全部、吸いとるから、、」ってね。不安だったんじゃなくて、ワクワクしてた感じ。「ここから先は、ひとつひとつが宝石なんだ!」ってね。大の大人の集団でバスツアーだもん。「不思議」がなかったらスポンジマンは存在してなかったっつうわけで。そしたら、外国アニメかなんかの「スポンジボブ」しか地球にいなかったんだよ、物足りねー!ありがとう不思議っ!


ものすごく久しぶりにその4組が集結。「4組一度に集合」ってのがなかっただけで、それぞれはチョクチョク会ってたんで、久々の緊張感とかは全くなし。ゆるーい夕方。本番が近づくにつれて徐々に結構真剣モード。お客さんに「ただの仲良し4組のユルユルイベント」ってナメられたらイヤだからね。ビシッといいとこ見せなきゃな、、「不思議をナメんなよ」みたいな。


あと、自分的には、お客さんに対してだけじゃなく、もし手抜きしたら知久くんやベイビーに「あー、最近のトモフはこんなもんかあ」って、なめられるのもイヤで。つまり、対お客さんプラス、対共演者、、2種類の気合いフル回転。ま、オレなんか、出番は少ないほうだからラク。ベイビーやサードは頻繁(ひんぱん)登場組で、常に楽屋で次にやることの確認してた。


お客さんいっぱいで、入場が押して、その間ハカマダ君の挨拶ショー。一気に空気は不思議に。で、次にトップバッターでひとりトモフ。順番、かつては年功序列的に最初はサードだった。その後じゃんけんで決めたりもした。自分、今回は先にバーっとやって、後はのんびりしたくて「トップやらせて!」ってお願いしたら許可してもらえた。ラッキー。ありがと。「不思議な11月の50歳~♪」でスタート。次に鍵盤で「ワリとスグに」にトライ。いつもとはちょっと違う選曲だぜ。不思議ならでは感をアピールだぜ。次にベイビーをベースで呼んで「チーム」。





次にサードの三人を追加召集して「タイクツカラ」と「真夏」。





終盤はDVD使って時空を超えたセッション。36歳の頃のドラムトモフとの3曲。








めまぐるしくもテンション高く、持ち時間ジャストでピシッと次へバトンをパスした。時間を押すと大変なことになるイベントなのだ。


で、サードクラス、ベイビー、知久くん。ここまでで2時間半くらい。ところどころにゲストメンバーとしての出番(真面目な共演&プチ乱入)が色とりどり。だから「4組登場のイベント」っつうんじゃんくて、6人がいろんな組み合わせで夜を作るってのに近いかな。で、すごいのは、「めまぐるしくてバタバタ」にはならずに、基本的にユルーく、太く濃く流れる。謎の大河。 お客さんの空気(母なる大地のよう)がガッチリ支えてくれてるおかげ。








最後に第5部。全員登場のクライマックスセッション。それぞれの曲を2曲ずつ。プラスアンコールで、都合3時間半のロングラン。お客さんは開場から合わせたら4時間超え?気力体力、素晴らしい。さすがに翌日は腰とか顔の筋肉にくるらしい。

















打ち上げの味噌味のQUE鍋が美味しくて、さっそく次の晩自分でも味噌鍋にトライしてみたが、、ううむ。