つれづれライブ日記


vol.704
2016.12. 8

12月8日 渋谷 O-EAST


「音楽と人」主催。コレクターズの武道館(2017の3月)に向けて盛り上がって行こー!とゆう感じのイベント。ハルがこの雑誌に付き合いが濃いお陰で、バンドトモフで潜入。混ぜてもらえてラッキー。なんたって、俺、25年くらい前にコレクターズのコピーやってたぐらい、ちゃーんとコレマニアなんだぜ。この日のために、メンバーにコレ曲をマスターしてもらった。もちろん自分もYouTubeで再勉強。歌詞をしっかり身体に覚えさせた。しかも念には念で、ヨアヒム(絵本)にカンペ紙を貼り付け渋谷に持参。安心安心。


平日なのにお客さんいっぱい。モワーっとニギヤカ。カサブランカ、スクービー、バンドトモフ、コレクターズの順。トップバッター、カサブランカ。「サワオくんとヨーコさんの新ユニット」とゆう情報を得ていて、え?あの二人が?いつのまに世の中はそんな流れに?どんな音楽の接点があるんだ?と、ゾクゾクしていた。そしたらヌードルスの「ヨーコちゃん」だった!自分、「ヨーコはん」(うつみようこ)と勘違いしてた。個人的に抱いていた激スリルは見事にぶっ飛んだ。サワオくんとヨーコちゃんの二人プラス、めちゃ格好いいドラムくんでの三人バンド。昔のアメリカ映画の、男二人に女1人の三角形みたいな感じがバッチリ、ヒリヒリ渋い。ベースレスっつう「あやうい質感」も俺は好き。サワオくんは低音不足(まあ謙遜だろうけど)を気にしてた。やたらハルがベースで入りたがってた。ダメだよ、あのクールな三角形に千葉エキスの混入は。


次はスクービー。ちょい時間をさかのぼって、自分、リハと本番の合間に近所のドンキでマラカス購入。コレさま曲用に。楽器屋じゃないからちゃんとしたやつは無くて、唯一売ってたのが宴会盛り上げ用。ウケ狙い的な激B級、デカめのプラスチック製。恐ろしいほどの安い赤。このまま使ったらコレさまへのボウトクっつうくらい。楽屋で油性太マジックで赤部分を黒に修正。必死のグシグシ作業中に通りかかったスクービーくん(シュウくん)に「あ、もう一本あるよ?欲しいっしょ?スクービーもマラカス振る感じだもんね?」と手渡す。あまりにも強烈な赤だから敬遠してくれてOKのつもりだったんだけど、律儀な彼、ちゃんとライブで振ってくれてた。すまんー。恐縮。ピュアな人との接し方には気をつけなきゃな、、って、反省。


で、バンドトモフ。このイベントでの名義は大木兄弟。自分はセッティングが早めに済んで、ブラブラとステージのへりを右へ左へ。初めての人に「この二人が大木兄弟で、この三人はサードクラス、五人合わせてバンドトモフ」って丁寧に説明。お客さん、みんな出来上がってる感じで素晴らしかった。


準備完了、ライブスタート。この日の選曲、思い切ったんだぜ。最初の「ほめてよ」と最後の「我に返る」以外は全部新譜「SHAAAA!!!」から。オオツカは慣れてる定番曲でワアーっとやりたがっていた。自分は「新譜曲でもワアーっと出来る!」と強行。大丈夫だったじゃん!しかも終演後、スクービー松木くんに新譜曲たちをメチャクチャ誉めてもらえた。うれしーっ!ほめてくれたお返しに後日、彼にCDを送りつけました。





新譜曲の合間には、この日のメインチャレンジが鎮座。コレクターズ曲「太陽はひとりぼっち」!ドーン!いまのコレさんも素晴らしいけど、あの頃の曲は特に大好き。バンドトモフみーんな、頑張った!特にオレっ!(自分で言う)。だってさあ、ただでさえ加藤さんのキーって高いのに、原曲をさらに半音上げてのコピーだぜ、もおおお。BよりCのほうが弾きやすいっつうことで。さすがに「ダバダバダー♪」のとこは女性陣にサポートしてもらった。加藤さんに心意気を誉めていただけた。ホッとしたー。











トリ、主役のコレクターズ、さすがの大盛り上がり。リンダリンダには驚いた。このまま明日が武道館だったらヒャッホーなのになあ。いや、じっくり3月までグイグイ気持ちを貯めよー。(後日、ピーズも6月に武道館!ってことが発表された。ひいいいい。貯めて果たして、また貯めて。2017、目白押し!)


終演後の楽屋村は大フィーバー。バンドトモフで今、大人気の田島貴男氏が出現。わわわわわー!背が大きい!オーラとんでもない!それでいてフランクっ!無礼講で記念写真&握手しまくり。田島さんに「(ライブ)よかったよ、面白かった。すごい笑った。」って言われた。ん?笑うようなとこあった?でも大喜び!トーンベンダーくんとも会話できた。そのうち対バンしよーって、約束。サワオくんには今度はちゃんと前もって、大晦日イベントの「SKIP」のギターの約束。これまではいつも本番直前に「弾いてっ!」ってお願いしてたから。


ありがたかった出来事が続く。トモフのギター修理(北九州で直した箇所がまた壊れてて)をスクービーチームのミネさんがキレイにやってくれた。ハンダゴテ作業。プロフェッショナルな超絶テク。すごく丁寧。優しさに感激して「このギターの名前、今後はミネにします!」と宣言。 盛りだくさんな幸福でラララー♪っと車で渋谷を去った。贅沢ないい日だった!ラジオ聴きつつ。東京五輪なんか、どうでもよいー!