つれづれライブ日記


vol.706
2016.12.23

12月23日 吉祥寺 MANDALA2


メリークリスマスイブイブ!きょうは環八から西へピューっと吉祥寺。「水中、それは苦しい」の、ジョニー大蔵大臣くんの誕生日(44歳っ!)ライブ。ゲスト枠でお招きを受け、ひとりトモフで潜入。


まず、「水中、それは苦しい」について。ジャンルは「アコースティックパンク」とCDの帯に記されてる。うん、まさにアコースティックでパンク。vo&壮絶なアコギ、華麗かつ壮絶なバイオリン、猛烈で悶絶なドラムの三人組。何年も前から名前は知ってて、でも自分、ほとんど音楽聴かないから「水中それは苦しい?、、へんな名前っ!」くらいのレベルでした、ごめんなさい。


今年(2016)の夏頃に、ネットを深夜徘徊してて偶然YouTubeでたどり着いた。「うわあ、ジョニーくんってこんな感じなのか!水中、すごい!カッコいいっ!うおおお!歌詞もスゴイ!何気に知的!でも危険!ギャアア、素晴らしい!」って大感動と大尊敬。タイミングってロマンで、その直後、野外のイベントでジョニーくんにバッタリ会って「この前YouTubeでたどり着いたんだ。すごい!カッコいい!最高!」ってあの日の感動をそのまま報告。急に仲良し。「12月23日に誕生日ライブがあるんで、空いてたらお願いします」「ぜひぜひ!」即決。


吉祥寺マンダラ2。何回か来たことあるね、ここ。近所の『中本』で蒙古ラーメン食べたら、辛いのは最初だけで最後は口の中が甘ったるくて、、ま、いいや。悪口禁止令。


誕生日イベントに集結した個性的なメンツ。古都の夕べがさんと、佐藤さん(スキスキスイッチ)。自分はみんな初対面。ドキドキ。でも江古田の歌手さんたちよか緊張しない。古都さんは、歌詞の切り口が鋭くて痛快。いちいちツボに来た。曲つくるの楽しそー。滅茶苦茶気分が盛り上がった。客席が妙にシーンとしてるのが更にサイケで良かった。ボーカルの女子は普段はドラムで、トモフのコピーとかしてくれてたらしいぜ!いい子っ!


次にオレ。ちゃんと「ハーピバースデー、、ジョー、、ニー、、♪」でライブ開始。





こうゆう日なので、歳を重ねる系の曲をと、「大人なので」と「ところどころ」などなど。客席の隅にジョニーくんが観てた。





曲やるごとに話しかけた。「ジョニーくんは、夜中とかどこで考え事すんの?」「え?、、部屋にいます、、」「ジョニーくんは、円盤待つときどこに行く?」「いやぁ、、部屋で、、」とゆう感じで、、、バッチリ噛み合って「円盤を待っている」。ライブ終盤、「水中のドラムくんって、いきなり呼んだら叩いてくれるタイプかなぁ、、」って振ったら、すぐ出てきてくれて、「我に返るスキマ」を2人で即興。自分がバスドラムを使ってたのを忘れててスマン。お店の人も困らせてゴメンなさい。アナーキーくん(水中のドラム)、手だけで足のぶんも、完璧以上にプレイしてくれた。さすがっ!











次、佐藤さん。なんとライブの直前に鼻から出血。急にあわただしくなった楽屋。出演者みんなで止血に協力。自分はガラケーで「はなぢ、、しけつ、、」を検索&止血方法を朗読。初対面だったけどチームワーク抜群なイベントだった。のち、佐藤さんは血が止まるまでは客席に背中を向けてプレイ。あっぱれ!ナイス!


締めは、お誕生日さまの2ステージ目(イベントの最初も水中で始まったので)。生で観る「水中」はYouTubeをはるかに超えてた!あたり前か。ステージ脇の楽屋で観てたんだけど、強烈。ドラム、バイオリン、ジョニーくんの声とギターの絡み合いが見事にグルングルンでバシバシバシっ!YouTubeは実際の3割ぐらいだなー。演奏の破壊力がビシビシくる。そこにとんでもない詞とか美しいメロディが乗っかって、パンクみたいなアングラな芝居みたいなプログレロックみたいな。「みたいな」ばっかり。一言で言えば「大好き!」。いやもお、「尊敬」ってレベル。こりゃぁ世界中に一泡吹かせちゃうね。日本語通じなくても関係ないと思った。


知り合いになれて良かった。3割だけでも、きっかけをくれたYouTubeにも感謝。ずーっとワクワクしてた日でした。メチャクチャ刺激を浴びて帰路についた。来年もよろしくー!って約束したけど、「水中」に比べたら、トモフは全然ぬるいなあ。どげんかせんと、疎遠になっちゃう。ビシっ!