つれづれライブ日記


vol.720
2017. 5.19

5月19日 名古屋 KDハポン


ホントに5月って素晴らしい。天気あいかわらずギンギン完璧。一年中5月みたいだったらラクなのになあ。で、今日からひとりトモフ・ワンマン(名古屋&高松)の旅。


まずは名古屋のKDハポン。ベリーナイススポット!このお店に来るのは2度目。前回は6年前に、ハカマダ君とのツーマンで。その時「いいとこだなあ、、でも次はひとりで来たいなあ、、」ってこっそり思ってたのだ。ハカマダ君には内緒ね、なんちって。


ギラギラの昼間から夕暮れに変わる。空気が気持ちよくて、ステージ裏の扉を開けて道路へ。靴を脱いでアスファルトで一服&ストレッチしつつ開演までの時間をつぶす。気持ちよかったなあ、裸足と通りすがりの地元民の目線。


開演なう。満員御礼。ソルドアウトだったのだね、ありがとう名古屋。冬のあいだに忘れられてなくてホントによかった。ラブラブ名古屋ラブ。足の裏は既に真っ黒。ドラム踏み踏みギターガシガシ。「若宮の51歳」でライブスタート。地元じゃないひとには「ん?若宮?」なんだろな。近所に若宮大通りってのがあったのであーる。幅の広い気持ちいい通り。


ハポン、こじんまりだけど、造りは3D。1階と2階があるんだぜ。アリーナ(1階)は前方が椅子ずらり、ケツ痛くても至近距離観戦を選んだツワモノたち。後方が立ち見ユラユラ族。すごく気持ちよさそうに飲みつつゆれるツワモノたち。2階は楽チン観戦のゴキゲン族たちが上空から盛り上げてくれた。どの場所でもライブにバッチリ入り込める感じ。個人的には2階席が一番快適だと思われる。意外と狭くないのだ。自分がお客だったらゴロゴロ観戦、ときどき居眠りだな。


ベタぼめ攻撃さらにつづく。プレイヤーにとってもベストな構造。自分、バスドラム使うから部屋の角にステージっつうのはナイスなのだ。斜めにバスドラムとかアンプを配置して、トモフ弾を全方向(90度だけどね)に発射する感じ。逆にお客さんのエネルギー弾もこの角に集まる。お互いが放つベクトルの応戦。密な空間に充満して漏れなし。素晴らしい。


ライブ中に忘れ物を取りに楽屋(待機場所)に行くのにハシゴを昇る。天井裏の基地に隠れるみたいな感じ。たのしい。再登場もハシゴから降りつつ「よおおおお!」って。愉快愉快。時々頭上を電車が通るのも、たまんない。曲中何度もその音にからめてのアドリブで遊べた。新曲「ふみきり」の、ふみきりの音をギターでカーンカーンってやってみたら、おそろしくリアルに不気味に出来ちゃって、ハポンじゅうをを恐怖のどん底におとしいれた。夢に出てきてたらゴメンと謝罪。


エアコンだけ難しい。天井高いから温度調整がねー。快適な温度を2階に合わせたら1階は寒い。自分、動きが激しいあいだは汗だくになるんだけど、とまってると急激に冷えた。びしょびしょTシャツが身体にへばりつくから大変。ま、着るもの考ればよいのだよね。次は上にもう一枚、羽織るシャツ必須と、学習。


最前列はとにかく近くて、まあ照れくさいんだけど、それを有効利用。ギターで手がふさがってる時には、お客さんにキシリのど飴を口に投入してもらったりしました。アンコールではクィーン(ウィーウィルロックユー)登場とか、二階席の手すりをつたって向こう岸へ空中移動。その先で見つけた螺旋階段から宝塚式に登場も。「すみれの花」を思い出せなかったのが悔やまれる。


仕上げにもうひと飲みしてもらいたくて、「よーし、今からアルコールは100円値下げ!そのぶんはトモフ自腹っ!」宣言。ちょい心配したけど、都合たったの10杯!意外と遠慮がちな名古屋ピーポー。まあ、100杯とかじゃなくて良かったが。


やんちゃに盛り上げてくれてありがとー。大満喫な初夏の夜でした。今度は6年とかあけずに来たいっす。いろいろ盛りだくさんだったのに、目標の「22時終了」もパーフェクトクリア。飽きられない長さ!なハズ。家のひとに怒られない時間!なハズ。なので、再会よろしくだぞ、名古屋っ!晩夏の9月にバンドワンマンあり。それまでお互い無事でっ!


P.S. 翌日が四国への移動なんで、自分も「長居は回避」でホテルへ移動したんだけど、隣りの台湾ラーメンがかなり気になった。美味しそうなんだけどガラガラだったのだ。謎を解明したい。次回は旅の最終地をここにして、ハポンさんのカレーと台湾ラーメンで締めたい!と、思いました。