つれづれライブ日記


vol.730
2017. 7.29

7月29日 十三 FANDANGO



バンドトモフワンマン、大阪と九州の2日間。初日は、いとしのファンダンゴ。いつもの十三ドンキ前でタクシー下車。お?、、コンビニが新しく出来てた。ますます便利な街になるんだねー。前にココに何があったか覚えてない。せつない。でも、横断歩道を渡ってファンダンゴ通りに入ると、もう安心。いつもの景色。昭和な界隈。「来たぁあ、、」ホッとしつつピンクコロコロをゴロゴロと。


夕方リハの直前に四星球ヤスオくんがニコニコやってきた。彼らの新譜を届けにワザワザ寄ってくれた。ほんとに律儀な好青年。今回のアルバム(たくさん曲が入ってるんだけど、シングル扱い?)の中で、トモフの「脳」をカバーしてくれたのだ。オレ「お!聴こー聴こー、いま聴こー!」で、ファンダンゴのスピーカーで速攻再生。ご本人(ヤスオくん)の目の前でみんなで聴くっつうプチ拷問。当然めちゃくちゃ恥ずかしがっていた!、、で、四星球バージョンの「脳」。レゲエなリズムでダブのような。「うおお、かっこいい系じゃんか!」パクろうと思った。いただきっ!


そして夕暮れ。ライブ開幕の前にオープニングアクトでハカマダくんタイム。ちょうどハカマダソロのリリースだったんで「何か1曲やって!で、終わったら無計画のイントロを弾いてくれたらトモフ登場で、、」っつう作戦。朗々と「ローズタウン♪ローズタウン♪、、」。ウケている。即、にぎやか、のち、無計画のイントロが始まる。ジャーンジャーカ、ジャーンジャーカ、、、


でも、やばいぞっ!まだお店の外に入場待ちのお客さんの列っ!ああ、それを知らないハカマダくんはイントロ弾き続けてる、、とりあえず船長登場しないと間がもたないのだな。客席中央にズイズイっと潜入し船長の叫び「うおおおお」。ファンダンゴ「わあああ」で、状況説明。船長「まだ、外に数人が並んでるー!乗員および乗客、全員乗り込むまでは出航しないー!」と、宣言。その間、ずーっとジャーンジャーカは続く。最後尾に並んでいた青年に勝手に「たけし」と命名。偽名にもかかわらず、ファンダンゴが一体となって「たけしコール」。この適当で完璧な団結、さすが十三マジック。無事乗船完了のサイン、よおーし出航っ!暑い熱い猛烈な3時間の長旅は、開幕からこんな感じだったのだー。美しいっ!


「歌う51」は「気持ちいい51」。景色(ニコニコな顔たちと、わあああーっう、何とも表現できないカタマリな感じ)がものすごく気持ち良かったのである。リリースタイミングでもないのに満員御礼。ほんとーに、エライっ!毎度ありがとね、関西の同志たち!


この日の強烈な記憶は、新譜(まだ制作中)からの「不死身ファンク」。リリース前だってのに「一気にこの感じまでたどり着いた!」っつう盛り上がり。すごかった。お客さんの合いの手レスポンス。そして拳の群れ。「うおおおおー、来た来たあ!」って思った。もう馴染みの曲レベル。育ちまくり。はまちからブリへ。


とにかくエキサイトなまんま最後まで行けました。凹凸なし。喜怒哀楽の「喜」と「楽」だけだった。たしか、すごく蒸しあつかったんだよ。屈強そうには全く見えないトモフ客には確実にハード。でもね、この環境のおかげで妙な魔法がかかるんだよね。運命共同体的な。いわゆる「ファンダンゴマジック」(合法)!。やる側も全員汗だくヘロヘロだからお互いさまで。幸せな時間だった。やっぱり十三、バンバン通いたい。毎日じゃ無理だけど。


あ、オレさ、将来立派な大人になったら、ファンダンゴビルを上に増築して、シャワーとか水風呂とか、流れるプールもつくるんだ。「スパ・ファンダンゴ」。ライブ観戦者は無料です。その日まで、みんな無事で頼むぜっ!浮き輪持参。