つれづれライブ日記


vol.736
2017. 8.28

8月28日 下北沢440



水中それは苦しい、ひとりトモフの2組。濃い。夏の終わりの縁日のような夜で、めちゃくちゃ楽しかった。年功序列なのか最初は「トモさん、出番うしろで」って言われて、「ダーメだよ、バンドの後にひとりなんて!NONONO!」って地団駄反抗して、トップを勝ち取った。イエーイ。真面目にリハを済ませ、開演ギリギリまでは外で一服。お子さんいたのでね。はぁぁ、気持ちいいね、この季節(夏の終わり)のこの時間(夜の始め)あたり。


で、先に自分。1曲目は、ジョニーくん、誘ってくれてありがとーで、「水中と51歳」。





440は超満席。蒸し蒸し。ココは店の造りが縦長で、椅子がドワーっと並んでて、ステージからの見た目はお行儀よい感じなので、時々うっかりすると淡々と進行しちゃうのだが、この日のお客さんは「夏の終わり現象」と濃い目の組み合わせのおかげか、終始にぎやかでよしよし。





つられてこっちもワーイワーイとユラユラ熱く。





久しぶり曲では「ワリとすぐに」、新しめでは「作戦会議」「不死身ファンク」「不死身もとうた」。座ってる観衆の前でも、のびのびカラオケ熱唱。よくやるよなあ。勇気っ!





ご機嫌汁、出まくりトモフで、脱線につぐ脱線。なんかの流れで降りてきた、さだまさしの「防人の歌」(海は死にますか?山は死にますか?風はどうですか?、、っつうヘビーな曲)を結局フルコーラス歌った。そんな遠くに行ってるあいだに、時計みたら持ち時間が残り七分。曲順表にはあと4曲。「2曲けずるか、ダイジェストで全部やるか」迷い、ダイジェスト策を選択。まるで乱暴なラジオのDJ。4行とか8行歌ったら次曲にチェンジ。本人自らなので容赦なく。お客さんブーイングながらも、曲が変わるたびに大苦笑で、すっごく楽しかったー。いいね。たまにやろ。


オス。バッチリ時間守ってフィニッシュ。ここからは楽屋で水中ライブの観戦。しあわせ。出番先の特権。水中、あいかわらず、すごい3人組だ。いつかも書いたかも知れないけど、世界中のどのフェスでも一発でガツンと通用するよね、あの猛烈さ。あー、ただ猛烈なだけじゃなくて「知性」っつうか「優雅さ」っつうか「緻密な駆け引き」とか「わびさび」もちゃんとあって。うーん、素晴らしい!美しい!


で、最後に第3部。にぎやかだった。トモフと水中の合体で、無理矢理つけたユニット名「トモフ、それは苦しい」。水中の曲とカステラのカバーを交互に。ジョニーくんにとってのオレはカステラで止まってるようで、「最後にセッションお願いします」って準備してくれたのがカステラ曲、なんと3つも!「がまん」「つげぐち」「ビデオ買ってよ」を完コピしてくれちゃったんだぜ。がんばるぞー、でも照れくさいー!ありがとー。





バッチリ、、っつうか原曲よりもギラギラで激しかった。すべてオリジナルキー。いやぁ、、カステラのトモくん、声高いっ!一撃で喉が潰れた。次の日がライブじゃなくて良かったー!





水中とはクリスマスイブの新宿でも再会なのだ。ま、この日はカステラはしないと思うけど。するのかな。ま、なりゆきで。すっごい楽しみ♪ひいいいいっ!