つれづれライブ日記


vol.738
2017. 9.10

9月10日 川崎 東扇島「夏の魔物」



成田くんが頑張りまくって青森で開催してきた愛しいフェス「夏の魔物」、今年は初の関東(川崎)開催。さみしいー!と、おめでとー!の半々だけど、無事に頑張りまくってることは確かで、ナイスだぜ成田くん!わっしょいわっしょい!


天気良し。車で東扇島を目指す。んー?東京湾の辺りの人口の島?カーナビ無いからドキドキだ。信号待ちのたびに地図をガン見でチェック。最後だけちょい迷ったけど無事到着。現地にはテキパキな誘導スタッフさんたちがたくさん。山がない代わりに空が広い。夏の陽射しギラギラ。でも風が吹いてて日陰なら大丈夫。楽屋村もちゃんとあったけど、物販ブースのテントが自分の陣地。出番の時間までは、だいたいそこでフワーっとしてた。


さ、出番だ出番だ。「青のステージ」に5人集合。早めにやってきたマニアックなお客さんたちが見てる前でトモフ名物のサウンドチェックショー。チェックとは言え、ステージ上にいる限り常に全力なんだぜ。貴重な共有時間。マイクチェックがてら、この埋め立て地のオカルトつくり話を。のち、各自のちゃんとした楽器チェック。のち、曲でのチェック。よおおし、本編ではやらない曲から、「真夏」と「SKIP」。「SKIP」は、この日ならではのスタイルで、一行歌うごとに「えええーっ?」ってレスポンスを強要。

歌手「出来ないことは無くなったー」

聴衆「えええーっ?」

歌手「出来ないまんまだったけどー」

聴衆「えええーっ?」楽しいサウンドチェックでした。





もう準備OKなんだけど、まだスタート時間まで10分以上で、どーしよーと困る。ここまでやっといて一旦そでに下がるのもなんだかねー。もったいぶってるみたいで。で、オレンジTシャツのスタッフくんに無理やりおねだりしてフライングスタートを許可していただいた。ありがとー!上部に怒られてたらゴメン。





さあ、時間厳守で駆け抜けるぞ。休み無し。のんびりトークは封印。フェスはね、特にね、ステージが他にもあるからさ、迷惑かけちゃヤバイのだ。あ、でも休み無しでも疲れないのが、野外マジック。無限の酸素とプラス、景色のせいかな。空とお客さんのアッパーな顔面(表情)に、びしびしエネルギーを戴いた。息は上がるが疲れない。「ほめてよ」「歌う51(川崎の51)」「不死身ファンク」「映画の中」「我に返るスキマ」「脳」「スポンジマン」。「映画」の間奏明けのクラッカーが、海風に乗って史上最高に飛んでいった!まるで天に昇る龍。笑えた。








ナイスな群衆。こうゆう場ならではの、フェスっぽい腕の突き上げとかを(照れつつも)やってもらったり、屈強な青年にまたがって沖(客席)に繰り出したり、遠くの通行人にチョッカイ出したり。








あっという間だったけど、やれる事はまあ全部やったかな。メンバーはどうだったかな。全然後ろを振り返ってる余裕はなかったんだけど。














あの時間に、自分ら(青ステージ)を観に集まってくれたお客さん、猛烈にサンキュー本当に。被りまくりだったんだよね。迷うっしょ、ステージが沢山あるから。ま、その迷いも含めてフェスなのだろう。あわただしいけど、どれだけ貪欲に濃い熱い記憶を刻めるか!の勝負。いいよね。





一気に終演。果てた男は即クール。車で来ちゃったので、飲みはもちろん、何も食べずに帰ったー!食べると眠くなって危険な乳幼児体質なのである。ファイナルへの出場(現場に残ってる出場者全員がステージへ)はハカマダ君にまかせた。「絶対ハカマダくんは、そうゆう華やかなトコに混じってるの面白いよ!」と説得して。ちゃっかり自分はピューっと帰宅のドライブ。ううむ、、、お泊まりが無いと、あっという間の「日帰り魔物」で、やっぱり心に「もうちょい感」がギンギン。野外でお酒飲んでベロンベロンでライブ観戦するべきだった。今度また、この川崎魔物に誘ってもらえたら、近くにホテル取ろ。ちゃーんとどっぷりヘロヘロまで魔物に浸るぞ!楽屋ご飯も美味しそうだったのさ。


あー、今更、次回がたのしみになってきた。どこで開催してもフル満喫する所存です。成田くん、よろしく頼むね。グリングリンな愛しいフェス、夏の魔物、フォーエバーぁぁああ!