つれづれライブ日記


vol.746
2017.10.27

10月27日 梅田TRAD



秋は毎週ライブの日々。10月だけで7本。自分にしてはベリーハードだ。ライブ本体が始まっちゃえばラクちんでワオオオオ♪なんだけど、それまでのいろいろは激しく苦手。準備、時間を決めた起床と移動、、。一番キツイのは体調キープ(風邪ひくのダメっしょ?)。日本酒とタバコと深夜徘徊で構成されてる男なので、「あ、もう明後日ライブだ、、」って時期から、心のどこかで節制、ちょいブルーに入る。つまり、水色くらいかな。水色つながりでドラえもんがいたら「いきなり当日のライブ開始のステージにポン!」ってお願いしたい。あ、泣き言では無いのだよ。不規則な生活とライブは大好きってコトです。そのつなぎ目が苦手ってだけ。


で、今日から大阪と鳥取のひとり旅。4月に初めて出会った鳥取のカメラマン青年ロッキーくんが主催するイベント「7stars」にお呼ばれ。ちなみにこの日、ハルは同じ大阪、タケちゃんのお店でひとりピーズ。プレミアムフライデー無関係な昭和兄弟。


楽屋に入ると、知らないバンド青年たちばっかり。ソワソワでワクワク。テンション上がる。冒頭のブルー男モードは現場入りしたとたんに別スイッチに変わってるのだ。「どこ出身?」「なにこれ?」「お、かっこいいねー」、、いちいち話しかける面倒くさい年輩ミュージシャンって感じ。でも、みんな気さくで優しい。見た目は怖いんだけどね。話すと普通にまっすぐ答えてくれるんだよ。


初対面のシャチのドラムくんに、「ライブ中に呼ぶからドラムよろしくね!シャッフルの16だから簡単!」って、お願いしたら「えええ?はい、わかりました!」って流れに。「我に返るスキマ」を。出会って最初の会話だぜ。もっちろんリハ無し。予習も無し。で、本番。イントロのカッティングを2、3小節して「うん、オッケー!」初めて聴く曲なのにバッチリ完走。こうゆうのを「セッション」ってゆうんだぜ!いやあ、見事でした、ありがとー、シャチのドラムくん!名前きくの忘れたー。








1.歌う51歳(リハなしの51歳)
2.ほめてよ
3.ひとりに戻るんだ
4.作戦会議
5.我に返るスキマを埋めろ(with SHACHIのドラム君)
6.不死身ファンク
7.映画の中


最後の10分は勇気のカラオケ2発締め。「不死身ファンク」は客席で大騒ぎ。「映画の中」は、ダッシュで楽屋に戻ってドンキクラッカー調達したくせに、歌ってるうちに発射するのを忘れて、しょうないからフィニッシュで年越しのカウントダウンを。10月末。確実に世界で一番早い。「10、9、8、7、、、3、2、1、、、」でシュパッ!「ハッピーニューイヤー!」楽しいー!梅田ピーポー、最高だった。





年長者でも持ち時間ジャストだぜ。ちなみにどのバンドも時間キッチリ。ほーんと、見かけはワイルドだけどちゃんとビシっとまっすぐな幕末武士たちって感じ。イベントのラストは、主催者ロッキーくんの挨拶トーク。このイベントにかける熱い思いをまっすぐにハンドマイクで語っていた。ピュアでホットで不器用で、たまんない。フロアじゅう「おおお、いいぞ、がんばれがんばれー」「泣くなー!」的な、いい空気だった。


終演後のホットドッグ、すっごく美味しかった。スキッパーズくんありがとう。あー、楽しかった。いいねー、ライブって。コンビニに寄ってひとりホテルへ。部屋の熱湯マシンの調子がイマイチで、お湯がぬるくてカップラーメン失敗。ま、ジャンクっぽくていいや。さあ、明日は初の鳥取っ!