つれづれライブ日記


vol.762
2018. 3.16

3月16日 下北沢440



原マスミさんと、ひとりトモフ。数日前に440さんから、最後にお互いの曲を1曲ずつセッションって提案されてた。ライブ前夜、youtubeで課題曲「千年にひとり」をお勉強。この曲、「水中、それは苦しい」と「たま」とのセッションが公開されてた。おお、独特。宇宙。言葉の音符の動き具合は知久くんにちょっと近い。勢いで他の曲も観ちゃった。「それぞれのボレロ」は、ミュージシャンっつう枠を超えて「劇」な世界。シャンソン歌手が舞台俳優してるみたいな。はかなげで愛くるしい。怖い人だったらどうしよー。


夕方440入り。原さんがリハ中。終えて「よろしくお願いしますー」と、あいさつ。お互いペコリと。全然怖い人じゃなかった!ホッとしたー。


本番までは楽屋2人っきり。たくさんおしゃべりした。で、、、原さん、自分よか先輩なんだけど、物腰が丁寧で優しくて。怖い人じゃなくてホッとしたんだけど、逆に、すごく繊細でピュアな生き物って感じで、自分みたいな人間といると汚しそう、なんか傷つける一言とか言っちゃったらどうしよー、、、そうゆう意味で別の緊張。少年としゃべってる大人の心境。原さんが少年、オレが大人ね。くすぐったい楽屋。たのしかった。


7時35分、ひとりトモフスタート。440、アリーナ盆地席、後方立見席、満員御礼。一発目から2018恒例の新曲タイム。今夜は「部屋着」っつう曲。「よそいき」のつもりの服を「部屋着」って言われた事件をメロディに乗せた。怨念の曲なんだけど、そんな経緯を知らない440に、口笛やコーラスをあいかわらず強要。初公開でも関係ないのだ。ちゃんとみんな出来ちゃうよ。お客さんの方が日頃から音楽に触れてるからね。で「歌う52歳」は「いいことした52歳」。花粉が飛ばないように、ちょこっと夕方に雨を降らしといたので。で「疎遠」。今日の個人的テーマ「めっちゃフォーク!」だったのだ。歌いながら「めっちゃフォークっ!」と、いちいち叫んだ。ライブ後半では忘れてたけど。





新曲タイム、今夜はもう1曲「実家」。「部屋着」同様、鬼のB級。年末にまとめる予定の今年の新曲アルバム、スリル満点。ナイスな440ピーポーたちは穏やかで、すごく居心地よかった。いいとこだねえ。「MR.2050」とか「脳」の初期ゆっくりバージョンもやった。ここら辺は、ちゃんと「めっちゃフォーク」。終盤はグリグリ。遂に正式リリース日(0321)まじかの「FUJIMIファンク」をカラオケで。十戒(割れた海をズンズン進む)唱法で立見席を目指した。一応シールドの限界まで移動。最終地点の椅子の上でピャーっ!ちゃんと靴は脱ぎました。紳士っ!








個人的メインイベント。珍しくカバーに挑戦。昭和の名曲、キャンディーズさんの「微笑がえし」。この季節だからやっちゃうよ。グッと来た。今回は1番だけしか歌詞が覚えられなかったから、つづきは来年やるぞーっと。「映画の中」でフィニッシュ。「あ!すごい、5分まいてる!」で「ほめてよ」とかバタバタ追加。終盤はフォーク要素皆無。ふっ。





第二部、先輩少年登場。ちなみに原坊は館山出身だった!つまり今夜は『千葉ナイト in 440』だったのだ。いえーい。


ヒリヒリで濃かった。素晴らしー!原さんは終始「全然、自分、ピュアじゃないです」って恐縮していた。つうのは、第一部トモフの時にさんざん「原さんがピュア過ぎて楽屋に一緒にいると大変」って暴露してたので。いやあ、でも今夜のイベント(本編とアンコールセッション)観てたらお客さんにもバレバレだったよね。もおー。


そして最後のセッション。「マスミスキー(ハラマスミー)とトモフスキー」。





呼び名はどんどん進化していって、「原坊」から「マーちゃん」へ。すっかり一気に仲良し。





課題曲「千年にひとり」と「我に返るスキマを埋めろ」を完走。わーい。エルボータッチ。





さらにアンコール?どーしよー。何も準備してなかったから、お互いに知ってる曲で「きよしこの夜」「ほたるの光」を。楽しいめちゃくちゃ。いつのまにかパンクモードに上がってグワアアアっとフィニッシュ。原坊が「最後の締めのカウントやりたいっ!」って目で言うので、思いっきりやっていただいた!キュート!めっちゃキュート!あー、たのしかった。原さん、お知り合いになれて光栄です。思いっきり俗世間に降ろしてしまった気もしておりまして、、原さんのお客さんに嫌われてないか、ちょい不安。ピピピっ!