つれづれライブ日記


vol.775
2018. 7. 7

7月7日 南青山MANDALA



トモフ恒例・七夕ディナーショー。「恒例」とか言っちゃったけど、マンダラチームと担当アカバネの想像を絶する頑張りのおかげで、なんとか続いておりますのです。特に今回は、郵便配達トラブル(つうか、罪だよねえ、、)があって大混乱だった。もおおおお!悪いのは政治。同一労働同一賃金だったら配達くんもしっかりお仕事したはずさ。抽選結果ハガキ、届かなかったヒト、ごめんなさい。いったい何処に!


西日本は大雨で大変な日。でも、やる事をやるしかないのだ。いつも通り猛烈に頑張ったさー。7時スタートで途中トイレ休憩20分はさんだとは言え、終演は23時超過。久しぶりの長丁場トモフ。早めのお客さんは6時前から入ってたから5時間超え!でも最後までユルユル笑顔で元気。えらかったぞ!


まず最初に打ちのめされたのが「猫弁当」。マンダラシェフの頑張りが今回は特に、ものすごかった。激・入魂。猫型のおにぎり(顔と肉球つきの足)をメインに、それを取り囲む手の込んだ様々なおかずたち。半端なかった。ジーンとした。いったい何品あったんだろう。その全てが「星」や「ねこ」がらみ。ソーセージのタコには顔があり、大根の煮物は猫型だった。他にも焼き物いろいろ、デザートも。「もお、これでディナーショー、勘弁してください」って最後のメッセージを発信してるのでは?と、不安になったくらい。うー、年に一回なので、これからも仲良しでいてください!











で、自分も頑張らねばならぬ。ここでする時の毎度のプレッシャー、、「鍵盤トモフ」。なんといっても(いつも書くけど)準備で大変。部屋の模様替えからスタートするからね。昔の機材(サウンドキャンバス)を引っ張り出して配線とかポジションをあれこれチェンジ。(おかげでちょっと部屋が片付く。)今回は「いとしのワンダ」「自分らしさなんて」「不死身モトウタ」あたりを入念に練習しました。エアコンしないからほぼ全裸な昼練。こんな52度目の夏、、愉快。時々弾くと鍵盤って楽しい。おかげでギターに触るヒマなかった。ライブ本番で久しぶりにギター弾いたら、指の先っちょが痛かった。バージン・フィンガー現象。





あ、この日の会場BGM用に、2018の新曲たち(1月から6月までのぶん)をCDRにまとめてたのさ。ところどころMCも込みで73分のライブCD。大巨編。サッカー観戦だけの6月では無かったのさ。こっそりエライっしょ?開演前とトイレ休憩の時に会場に流してもらった。お客さんたちは食べつつ飲みつつ、にぎやかに苦笑していた模様。うんうん。


いつもの満席よりも更に満席。ちょい窮屈だったかも。ごめんごめん。マンダラさんが調達してくれた笹の木が今年はなぜか巨大で、葉っぱの陰からライブ観戦っってゆう苦難の席もあった。ちゃんと見えてんの?時々葉っぱをくぐってフォロー。ニコニコしてて良かった。うん、お客さんたち、みんな超リラックスな子羊たち、、とゆうかホント、ナイスな大人たち。頼もしい。信頼してます。食後だから、眠りについてもOKなんだぜ。ま、目の前で寝てたら耳元で歌うけど。


悲フレディ事件。なんかのタイミングで、最前のお客さんにグオオオオって近づいたら、ワワワってよけられた!、、「困るな!」と怒った。「俺がフレディマーキュリーだったら、OH!フレディ!」ってチュー返ししてもらえた状況なのにっ!と。グレて床に転げ回って地団駄しつつ「アーイム、ナット、チャンピオーン♪」と熱唱。


校長からのあいさつ、九州弁検定、京都弁検定、いろいろありつつ、地震発生。客席が急にざわついたのだ。「揺れてる!揺れてる!」って。着席してない自分は全然気づかなかった。ちなみに千葉で5弱だったらしいね。「自分が揺れてれば気づかないんだぜ!サっ!」とエア卓球開始。シュシュシュっと機敏に動き、サービスからの3球目攻撃を決めた!拍手無し!


今夜もちゃんと「新曲タイム」あり。テーマは「終わる日は始まる日」。W杯・日本vsベルギー戦の直前に作った。「今夜でサムライブルー終わるんだろうけど、それは同時に次が始まる時で、つまり、2つの映画が重なる日!おいしいっ!見逃すな!ちゃんとアラームをセットだぜ」という曲。ホントに終わっちゃったんだけど、あんなに熱戦になるとは思ってなかったなあ。


「ん?高尾っ?」小芝居。熱唱モード過ぎてライブ終盤は一曲歌い終わるたびに力尽き、『明日のジョー』みたいに椅子にダラーんと静止。数秒後、ハッと起きてあたりを見回し「ん?高尾っ?」と。JR中央線で寝過ごして高尾で目覚めた男っつう設定。ついつい気に入って何度も。ついでに高尾山デートの話。自分の甘酸っぱい思い出トークだったはずが「デビ夫人」が降臨した。セットで「出川」も。ここら辺は、ライブにいなかったら訳わかんないね。いや、いてもわかんないから大丈夫。ミラクル不条理。ああゆう空気、好き。


ちゃんとした事もある。本編終盤は「七夕」らしい曲つながりを。「自分らしさなんて」の最後の1行、「星になってからー♪」からの「星ラップ」で、「いい星じゃんか」。照明さんがミラーボールをキラキラさせてくれてた。感動。他の曲の時も赤とかオレンジとかスゴクきれい。色に包まれる系。ありがたかったー!


アンコール部は想定以上のバテバテ具合。熱唱しすぎ&楽しすぎ。うっかり大事な「短冊抽選タイム」を忘れてた。いつもはスイカ割り形式で、目をつぶって手を伸ばして「これっ!」って一枚テイクしてたんだけど、今年は笹の葉の下で大暴れ(秀樹降臨YMCA)して、その勢いで落下した短冊の中から5枚セレクト。当たった方々おめでとー。このディナーショー短冊抽選、ほんとに即効で叶うんだぜ、スゴイんだぜ。ま、選ばれなかった願い事もきっとやがて普通なペースで叶うからご安心♪

















そしてフィニッシュ。やりつくしたー!「いま何時?」って聞いたら23時超えてて驚いた!感覚的には22時くらいだったので。ずいぶんな長丁場だったんだなー。自分、全然退屈しなかったよ。満喫しまくり。お客さんたちもそうだったなら嬉しかー!





さらば青山、、ぐお!駐車場代¥9600っ!自分史上最高額。大都会に長時間滞在するとこうなるのだな。そして帰りのドライブは、ここ最近特有の工事渋滞。渋谷のあたりとか特に。五輪用の街をダッシュで繕ってるんだよ。歩きよりも遅い。でもライブ楽しかったからイライラしません。いい夜だったなあって。ハンドルにアゴ乗せてポワーンとしてた。脱力。大感謝っ!無事にまた来年もっ!