つれづれライブ日記


vol.781
2018. 8.20

8月20日 博多DRUMSON



昨日から始まった岡山・博多ツアー、早くも最終日っ!


「翌日に用事無し」ってのは、精神的にかなり違う。言っとくけど、どのライブも完全燃焼を狙ってるよ。その日しか来れない人もいるからね。でも最終日って、「もうすぐ解放される、っつうことは取り返せないぞ、絶対思い残すことなく帰路に着くぞおおお!」っつう気合いがプラスされるのだー。えいえいおー! なのだ。


来たぜ九州っ! 岡山からだと近い近い。時間、余りまくりで「どーしよー」。外には行けない気温。2018って変だよね。35度超えるのが珍しくない。観光散歩なんて無理。とりあえず博多駅(冷房帯)構内のラーメン街へ。大人なので、5人バラバラ自由行動。自分は並ぶの嫌い。すいてる店をチョイス。ダメもと覚悟だったんだけど「、、あれ?全然バッチリじゃん。ラッキー!」たぶん、どの店も美味しいんじゃん? あのラーメン街。千歳空港よりランク上。


そしてドラムサン。リハはパパーンと終了。きのう一回ライブしとるけんダイジョブ。開演までの楽屋。大塚に「祭り囃子ブーム」が降ってきたようで、つられてユーチューブ鑑賞。ピーヒャラ系の和の旋律が響き、苦笑な楽屋。なんだか上がってゆくテンション。さすが日本人。普段はそんな音楽的志向は無く、きっと後にも先にもこの日限りのブームとみた!


何はともあれ出来上がった状態で、いざ開演。お! 密度がナイスだねー! きのうのクレイジーママと違って、ドラムサンのサイズはジャストコンパクト。トモフの動員的にバッチリ。お客さん、月曜なのにいっぱい集まってくれたねー。えらい! ありがとー。毎回言うけど「こんなド平日に来れるっつうことは、社長か無職のどっちかだっ!」。どっちでもOKたい!


密な環境はお客さんにも楽チンみたい。にぎやかワイワイ。登場からお互いに蒸し蒸し、クライマックスモード。さっきの楽屋テンションのリサイクルで、曲の締めは「いよおおおっ!」ドン。メンバー間の距離が近いから「カタマリ感」が強い。勝手に条件反射で振動に反応。ぐりぐりザクザク。あーでも、ザツになっちゃダメだよ。暴れつつも丁寧にだよ。大はしゃぎしつつ綱渡りする感じ。ここらへんのバランスは難しい。フラフラしてても海には落ちない「熟練の酔っ払い」的な感覚が必要。意外と腹筋とか背筋にくるんだぜ。その結果のシックスパックである。


非常に楽しい。盛り上がってガーッと行った果てにアンコールショー。この日の新曲タイムは「九州ピーポー」。伴奏はクメ太鼓のみ。テイストは「六甲おろし」。1番は「九州男児編」で、2番は「九州女子編」。「九州男児(女子)は、なーんでーも吸い取るー、吸ーい取ーって全部をー、チカラ(プラス)に変えるー!、、」勇ましく声を張り上げ、拳を突き上げる。今後も九州に来たらやってしまいそう。で、吸い取りつながりからの「スポンジマン」。バッチリ完全燃焼。よし、思い残すことない。よかったっ!


最終日特典で物販に再登場。お客さんと労をねぎらうコミュニケ(with 日本酒タバコ)。ひんぱんには来れない地なんで、いっつも時間が長くなってしまい、お店には迷惑かけちゃって申し訳ない。


じゃーん。この日のライブ、ついに「2時間半ゴール」が出来たのだ。あの「やりきった濃度」での2時間半って奇跡なんだよ。ボスの西本さんにいつも「お前らライブが長すぎる!」ってアドバイスされててさ(注・時間が短いのが良いって訳じゃなくて、感動の密度が大事ってことで)、、「とうとう褒めてもらえるぞ!」って意気揚々で事務所に行ったら、もうお帰りになられてた、、無念っ!物販タイムの前に会うべきだった。この旅、唯一の後悔。


恒例のホテルでバタンキュー。充実な2日間だったなー。いったんウトウト。ガバッと目覚め街へフラリと散歩へ。親不孝通り。クルマも歩行者もみんなヤンチャだ。不良にからまれないように気をつけつつ、ドラムサンの裏のラーメン屋さんにたどり着いた。ずーっと気になってたんだよ、このお店。おー、THIS IS 博多系。ナイスだった! 文句無し!、、しいて言えば、辛子高菜とか、紅しょうがとか、こがしニンニク油とかのカウンターグッズが欲しかった。「味変」許さずのストイックな本格派なのかな。替え玉とかライス付ける派にはオプションが欲しいっちゃ!


幸せだった。ありがとね、九州ピーポー! やっぱラブだよ九州。もうちょい近かったらチョクチョク行けるんだけどなあ、、。