つれづれライブ日記


vol.789
2018. 9.30

9月30日 三茶



台風24号が関東直撃っ!当日の午後、家で連絡を待つ。やるのか?中止か?noodlesのスタッフ森さんから「お店からまだ連絡ありません」のち、「やるそうでーす」ってメールが届いた。マジかー!暴風雨予想でJRは20時あたりに運休って発表されてたらしい。来れる人はよっぽどのご近所さんか、台風フェチ族だけだ。


自分はクルマだし、しかも台風フェチ。結構ワクワクそわそわで三茶に向かった。だってさ、こんな特別な天気の日にnoodlesと共演。カミナリとか暴風雨の時に誰か知り合いと一緒だと楽しいじゃん。地下への階段を降りてヘブンスドアに入ったら、ちょうど彼女たちがリハしてて、「こんにちわー!」ポワーンといつものゆるい空気。「お客さん、来れないよー」「そーだよねー」「きっと10人くらいだよー」お互い苦笑。


リハ後、ヨーコちゃんに近所のコーヒー店に連れてってもらった。あったかいもの飲みましょうと。最近のお洒落なお店らしい。外でコーヒー飲んだのなんて何十年ぶりだろう。しかもこれは、形式上マンツーマンだから、いわゆる「デート」だぞっ!ひゃっほおお!ひとり照れくさがる52男子と、普通に笑顔なヨーコちゃんでした。かっこいいねえ。


その後は楽屋で時間つぶし。「チケット持ってるのに来るのを断念するひと多数」ってゆう情報も入ってきた。そうだよなあ、かわいそう。サワオくんは何とか三茶に向かおうとしてくれてるらしい。でも全然タクシーが来なくて困ってた。のち無事到着。いえーい!楽しいね今夜、きっと思い出になるねー。いよいよライブスタート。お!にぎやかだ。想像してたよりもお客さん来ててビックリ。50人くらいはいた感じ。「あっはっは、、ダイジョブなのかー?夜、帰れんのかー?」と笑いながらステージへ。


来れなかったひとの無念も背負いつつ、全員一致団結な空気。ある意味、ライブやる前から最高のモードが出来上がってた。冒頭は「こんな日の52歳」。この日の新曲は「週末は来る」。どんな平日だろうが週末は来るって曲。いやぁ、まさかこんな最強の週末が来るとはね。妙なラッキー感。


ジャーン。「SKIP」で、サワオくん登場。ひずみギターしてもらった。お客さん大喜び。もちろんオレも。サワオくんとの「SKIP」は3度目。自分は「無茶振り」してるつもりは無いんだよ。サワオくんなら楽勝で、しかもナイスセンスでヤレちゃうっしょ、、って安心してる。あと単純に、一緒のステージにいると楽しい。さすが3度目。バッチリ以上だった。これまでのベストプレイ!って興奮した。ありがとー!


新しいドラムス(ゆかりさん)バージョンのnoodlesを初めて観戦。ゆかりさんは、いろんなバンドをやりまくってて、さすがの落ち着き。比べるのもどうかと思うけど、トモフドラムみたいにバシャバシャうるさくない。彼女たちも、やっぱり特別なお天気の魔法も効いていいライブ。あったかかった!


最後にセッション。自分の担当楽器は鍵盤(イクノちゃんの愛機)。すっごいナイスなマシン。ボタン1にブイブイの歪み低音を仕込んでもらって、「レイブだああああー!」と弾きまくる。パーカッションみたいな叩き弾き。ゆかりさんにファンクテイストのドラムで合わせてもらって、そこからメンバー紹介へなだれ込んだ。それぞれが4小節ソロみたいに。ヨーコちゃん、ソロをグイグイやってくれるのかな?ってドキドキしたけど、「ピャーン」と脱力プレイ。期待を裏切らない。


ボタン6でオルガン。お店のひとにちょい歪ませてもらって、この日の課題曲2つへ。トモフの「骨」と、noodlesの「beautiful dreamer」。バッチリ丁寧に熱く完走。やっほー!できたー!サワオくんも再合流。サワオくん、開演から飲んでたから、もうかなり出来上がってて、それはそれは無邪気。「スポンジマン」と、昔の外国の曲でを全員で。大騒ぎ。天国だったねー。まさにヘブンスドア。ここでやる時はnoodlesと一緒で!って、店長にお願いした。


さ、帰ろー。外に出たら、ん?全然暴風雨じゃないじゃん!ちょい拍子抜け。でも、帰宅して夜中の2時とか3時あたりに遂に「おおおお!」っつう、これぞ台風テイストな暴風。何度も何度も地震みたいに家がユッサユッサ揺れた。飛ばなくてよかったー。波乱万丈な9月の締めくくりでした。たのしかったなあ。さあ10月へ!