つれづれライブ日記


vol.793
2018.11.17

11月17日 名古屋ダイアモンドホール



フラカン主催のイベント「ドラゴンデラックス」にバンドトモフで参戦っ! 呼んでくれて混ぜてくれて感謝、ありがとー! フラカンとは、もうずいぶん長めのお付合い。でも今回は久しぶりの共演だったかな? いや、9月の魔物で会ったばっかりじゃん。いえーい! いつも会うたびに何か面白い思い出が作られる。


今回はライブに臨む前から思い出をつくってしまっていた。10月の最初、このイベントのための3組(フラカン2名、キートーク2名、トモフ)対談ってゆう企画( ぴあ中部版WEB )がございまして、でもオレ、ガツーンと日程まちがっててさ、9月は30日までしかないってことを忘れてたんだよ。1日ずれたまま10月の日々を送ってて、対談の時間はスーパーにひき肉を買いに行く途中。ケータイにグレートから何度も着信が入ってて、「、、、ぁぁあああっ!」って気づいたのだった。


その時で既に待ち合わせから1時間くらい経っててさ、俺んち界隈から都会までって1時間くらいかかるのだよ。とりあえず、ひき肉ゲットは中止。ダメもと(着く頃には終わってるだろうなあって思いつつ)で都会へ猛ドライブ、140km/hっ! ビューんと昼間高速。まさに生きていてよかった! ちょうど対談が終わるタイミングで「だああっ!ごめんっ!ほんとにごめんなさい!」って到着。4人ともニコニコしてくれてて大感激。ひたすら謝罪。あきらめなくてよかったー。


そんなこんなでいよいよ当日。楽屋のにぎやかさが半端じゃなかった。激ゆるゆる。どいつもこいつも緊張感ゼロだぜ。とにかく自分は圭介くんにヨサホイ(真冬の盆踊り)の歌詞をべた褒め攻撃してた。T「いやあ、あの歌詞、いいねー! 驚いた!」K「いまごろ何言ってるんですか!」って苦笑されて、T「いや、ほんとすごい!」ってさらに猛攻撃。あの曲ね、ノリノリお祭り系だからついついみんなAメロの歌詞とかスっ飛ばしてない? 今回、最後のセッションで歌うことになって、部屋でじっくり聴き取り(カンペづくり)作業してたらさ、もうすごいよ。フラカン節のいろんなテーマが4行セットになって、何種類も。てんこ盛り。この1曲のネタでオレなら10品は作っちゃう。ほんと贅沢っ! しかもところどころに美味しい言葉遊び。本番直前までず~っと、細部にわたって褒め褒め攻撃してた。


さあさあ出番だよー! 開演チョイ押し? ぬおおお、待ちきれずステージを徘徊、、「おっ!」鍵盤を見つけて客入りBGMっぽく演奏開始。お客さんザワザワ。「猫ふんじゃった」、、拍手。「かえるの歌」、、合唱。「卒業写真」を弾き語り、、、モア合唱。お客さんの歌詞の間違いは厳しく指摘した。そうこうしてるうちにステージ袖にフラカンたちが現れた! ドラデラ開幕のあいさつをするみたいだぜ! T「では、これから僕たちを紹介してくれる、フラカンを紹介します! カモーン、フラワーカンパニーズ!」と呼び込み、自分はステージから一旦退場。そして再び登場っ!よおおし、行くぞバンドトモフ、頑張るぞおおお!





お客さんドーンといっぱい。こんな贅沢なイベントなのに新曲タイムはするのだ。約束だからね。タイトルは「犯罪者が恐れるのはあなたの視線」。この前近所の道端に看板を見つけて「よし、いただき!」で、そのフレーズを延々と繰り返す。観衆にもコーラスをバッチリやってもらい、後半はその声の塊をバックに「キョロキョロしよおぜ! 名古屋を、新栄を、守るんだ! まかせたぞおおおお!」みたいなことを、反戦集会テイスト気味に叫んでフィニッシュ。景色と声の圧力に燃えたっ! 号泣! うそ。





あと、、「キョトン禁止っ!」がこの日のテーマだった。初めてピーポーがたくさんいてね、結構キョトンとするんだよ。特にキートークくんたちのお客さんからしたら、トモフなんか、歳もキャラも別世界だろうからしょうないんだけど。まあ、出会いからして「猫ふんじゃった」だし「犯罪者が、、」のコーラス強制だったし。でも許しません。いちいち厳しく優しく「くおらあああ!キョトン禁止っ!」と。その甲斐あってか、めちゃくちゃ盛り上がっていただいた。大満足で完走。ヤッホー! その後のバンドたちにもこの「キョトン禁止令」は活用されていた。ナイスな法令。安倍政権にも、こうゆう法令ならバシバシ強行採決していただきたいものである。











出番後はセッションのための歌詞暗唱。まるで念仏のようなブツブツが楽屋に響く。念のためカンペは作ったけど、できるだけ堂々と歌いたいものである。ひとの作った歌詞ってスイスイ出てこないんだよ、不思議。たぶん使われる脳の箇所が違うんだろね。そのあいだ、キートーク、フラカン、それぞれバッチリなロックショー。すごいんだよ、みんな時間キッチリ守ってた! バリバリ盛り上がってんのに、時間内でバシッと。一気にセッションタイム・ハズカム。


来た来たあああ。出演者全員登場での「真冬の盆踊り」。いままでもいろんな会場で「ヨサホイ」をステージから見させてもらってるけど、やっぱすごいね、あの光景。はじける顔と手たち。で、肝心の歌うとこ。歌詞の暗記は、ちゃんと頑張ったんだけど、歌い出すタイミングまではちゃんとマスターしてなかった! ま、全然OK。すばらしかったー! ずーっと笑ってた。


最後に(恒例なのかな?)記念撮影タイム。カメラマンさんがドラム席側でお客さんをバックにってゆう構図の。自分、突然思い立って客席へ潜入。「出演者のとこにトモフがいなくて、あっ!よく見たら客席に!」ってゆうのを撮ってもらいたくて。世界初の試み。一応肩車してもらっちゃったんだ。屈強な青年、サンキュー。オレのせいで陰になってた数人たちよ、ごめんごめん!





ああ、、愉快な一日だった。濃かったなあ。ドラデラ最高!しかも新幹線が間に合っちゃって日帰りだぜ!あんなに楽しかったのに、真夜中にはいつもの換気扇の下でプハ~♪ こんな完璧な一日を、ありがとーフラカン! そして名古屋ピーポーたちとは3ヶ月連続のお付合いだったねえ。しあわせだった!