つれづれライブ日記


vol.795
2018.12. 4

12月4日 新宿 紅布



師走なう。マモル&ザ・デイビスとバンドトモフの2組。なにげにマモルくんの誕生日。ハピバースデイ♪55になったんだよねー。GO!GO!だ。でもマモルくんは昔から行け行けだからなあ。ますます転がり続けるのだろう。全然枯れる気配ないし、お見事。たのもしい上級生です。これからもよろしくです。


ちなみにこの日マモルくん、新譜リリースを予定していたんだけど、音のこだわり(さすがだー)から延期にしたとの事。で、イベントのタイトルが「ほんとはレコ発だったのよ」に。で、、、


さかのぼって、11月のとある日、トモフは2018年の上半期ぶんの新曲たちの出産の瞬間を集めたライブ盤「SHINKYOKUTIME 2018-1」を作っていた。ひととおり自分の作業が終わって、残るはマスタリングとプレス。いつもこの最終行程でお世話になってる岡田さんが、どこかで12月4日のライブのタイトル「ほんとはレコ発だったのよ」を目にしてたようで。「レコ発なんですよね?なんとか間に合うように手配しました!」って頑張ってくれちゃった!トモフのレコ発だとカンチガイされてたのだ。驚異的な速攻で工場とのやり取りをしてくれて、結果、ちゃっかりトモフのレコ発になったあああ!素敵なカンチガイ。師走マジック。


急遽こっちのレコ発になったのと、マモルくんの誕生日も合わさって、満員ギュウギュウにぎやかな夜。喜ばしいんだけど、こうなると空調が難しい。お客さんのためにはエアコンギンギン。紅布はボーカルめがけて冷風がダイレクト。自分は大汗で、そこに冷風カキーンだから、もお大変。上着を脱いだり着たりの繰り返し。


その後、MCで、国際結婚話の流れから布施明が降りてきて布施テイストで朗々と歌っていたら「おおお!客席から布施明ご本人登場っ?」紅布ザワザワ、、紅布店長のイカリくんが、エアコンの風の向きを調整しにきてくれたのでした。で「あ~あ~あ~風の向きが~、、、変わったあああああ!」と、見事なつながり。ミラクルだった。





この日の新曲は「生きてる人間」。ノリはファンク系。「誰かがポテトを持ち込んでる」のSEに合わせて生演奏にスライド。幽霊とか大地震とか暴風雨なんかより、一番怖いのは生きてる人間!っつう曲である。まったくだあ。そこから「10日したら53歳」でライブスタート。紅布は最前列のお客さんのちょうど目の前に自分の股間で「なんか、すまんねー」って謝りつつシモな展開になって「ほめてよ」が「なめてよ」に、、、中学生並み。えっへん。





途中に「平成の次はまた昭和」を。2018の最初のライブがここ紅布で、曲をやる際に「今年はライブのたびに新曲を発表するっ!年末にまとめてアルバムを出す!」って約束をしたんだよ。ほーんとに1年やり通したぜ。ミスター有言実行。えっらいなあ。アルバム聴いてもらったらわかるけど、あの日のお客さんの新曲出産をお迎えする空気、素晴らしかったんだよ。無謀な約束には素敵なスタートダッシュが必要で。そうゆう意味でもお客さんと紅布には大感謝であーる。





ライブの後に「きょうの音、すっごく良かったです」って、お客さんにたくさん言われた。「そーだったのかー」やってる側は外の音は聴けなくて、とにかく頑張るのみだから、良かったって言われるとホッとする。よかったー。PAさん、グッジョブです!


さあ年の瀬。いよいよ2018、残り2本。今年もあっと言う間だったなあ。早すぎて、もおおおお、笑っていくしかないっ!