つれづれライブ日記


vol.797
2018.12.14

12月14日



きょうから53歳。年に一度の「お誕生日様」。がっつりチヤホヤされに下北沢QUEへ。お客さんは、チケット代払うのに加えて「チヤホヤ係」もしなきゃならないという不条理な夜。恐縮ですが、よろしく。ありがとありがとありがとー。開幕コール&レスポンスは、「ちー!」と、叫んでマイクを向け、お客さん「やー!」、「ほー!」で、お客「やー!」、、「チヤホヤコール」と名付けた。そのうち世界じゅうで流行するはず。 のち、「ハピバースデイ・大木兄弟♪」の合唱から、本日初公開!の「歌う53歳」。開幕から終演までずーっとにぎやかで素晴らしい夜だった。とにかくなんでも許されるお誕生日様たち。





この日の新曲は「築53年」。まるでユニコーンか、もしくはELOの何かの曲のような鍵盤イントロで始まる。歌詞は「まだまだ住めそう、結構丈夫、丁寧な施工主、父母に感謝っ!」って感じ。サビは「使い倒す! 遠慮なく! 次に誰かが住む訳じゃないから~♪」と。バンドサウンドで、かなりPOPな仕上がり。そして、これで2018の新曲タイム完走。ちゃんと約束守ったぜ1年間。いい約束したなあ。面白かった。ちなみに2019も「ライブの度に必ず新曲」は約束。B級とかC級とか気にしません。ライブへのモチベキープにもなるし、ボケ防止にもよい、、と思う。





満員御礼の客席密度は泳ぐのにバッチリで、余裕でかなり沖まで繰り出せた。支える波(お客さんの腕の群れ)の圧を信頼しきって仰向けで歌う。足は天空方向なんだぜ。これって信頼の証明なんだぜ。幸せだったなあ。ステージへの帰還の波は、ちゃんとスピードゆっくり目に調整してくれてて、本当に安心! 「どうすると危険か」ってことを理解し合ってる。シールド(マイクのコード)送りもお客さんがテキパキ。やる側もアシストする側も年の功である。素敵だっ!











ハルとの世間話と時々下ネタが、無限に続くエンドレスで、誰も止めないから大変大変。お誕生日様ってことでお許しをー。お互い元気でよし。ハルは若者2人(みったんくんと、もぎくん)と3人ピーズ。みったんくんはモリくんバンドのベースだった青年、もぎくんは秋田で出会ったナイスなあんちゃん。いい2人を捕獲したな。よい日々を。





誕生祭名物、第3部。やる曲はだいたい毎年恒例だよね。ビートルズの「IN MY LIFE」(1965生まれの曲なので)と「birthday」、クリスタルキング「大都会」、ゴダイゴ「999」とか、中学時代の黄金曲。今年から「大都会」の高音パートはサードたちにも歌ってもらうことになりまして、大変助かった!











ふう、、お客さん長丁場の夜、最後までにぎやかに無事でいてくれて感謝。打ち上げはトウゲのマーちゃん手作りケーキでろうそくをフウっと。「鍋は贅沢だから今年はシンプルでいいよー」って店長・二井さんにオレが夕方に申告してたせいで、本当にシンプルだった。ホテル朝食系。ソーセージ大好きな俺は満足。でも、ちゃんとガッツリ食べたかったっぽい他のメンツにはすまないことをしたかな。オオツカの物足りなそうな顔が記憶に残っております。なにはともあれ、サンキューべりまっち!いざ53の日々よっ!待ってろ。一日づつ、どうにかしてやるっ!





ハピバスデー大木兄弟/骨/こころ動け/築53年(新曲)/ほめてよ/不死身FUNK/作戦会議/ガン告知はいらない/映画の中/我に返るスキマを埋めろ/脳/スポンジマン/歌う53歳 ・・アンコール・・ラッキーツイン(即興)/in my life/大都会/銀河鉄道999/Birthday