つれづれライブ日記


vol.806
2019. 3. 4

3月4日 目黒 APIA 40



足の付け根の謎がピーク。めんどくさいぜ、おうおうおう。まあたぶん、ただの老化だから、心配するだけムダの巻。とは言え、この日は雨でトホホ気味。駐車場から現場まで、ピンクコロコロと苦笑いしながら牛歩牛歩(少しずつ歩くあれ・国会中継参照)。モオーっっ!


古めの建物の地下へ。初めて来たよ、アピア40。老舗らしいけど店内キレイ。きっと丁寧に愛されてきた小屋なのだ。こうゆうお店には音楽の女神が住んでるんだぜ。男神かもだけど。


今夜は小林写楽くんとゆう青年の企画に誘われた。彼は普段はバリバリニューウェイブなバンド(メトロノーム)をしてて、このたび弾き語りのイベントにもトライするコトにしたようです。その記念すべき第一夜にお招きいただいた。いいのかトモフで! マニアックな共演者の選択。感謝と心配っ!


前夜にネットに彼の写真があって、、「怖め」だった。くわっ!って感じの目の周り、くまどりメイク。ドラゴンヘッドの狂気ボーイ風。ツンツン無口なヤングなのかな。心配だ。そしたら実際に会った彼は好青年っ! こっちが困っちゃうくらい丁寧な言葉使い。しかも、ここ最近出会ったヒトのなかで一番姿勢が良い!高身長なのに背筋がピシュで、天井ピンチ。まさに柱。真面目で純粋で静かな柱っ!やわらかな初あいさつを済ませ、楽屋は、お互い終始丁寧なひとときだった。めでたし!


先攻・ひとりトモフ。なにげにお客さんまで妙に丁寧。着席スタイル。卒業式開始直前の父兄席みたいな感じ。トモフ・写楽、割合ちょうど半々だったそうです。ナイスバランス。よかったねえ。知らない同士の出会い。くすぐったい空気の中、自分も初APIAをじっくり満喫。できるだけ丁寧に!って序盤は気をつけた。猛烈にこじ開けようとすると、逆に閉ざしてしまうコトがよくありまして。徐々に、、徐々に、、、


凶を生きる/歌う53/ほめてよ/こころ動け/オレ、登山部やめる(新曲)/立派な浮遊霊/作戦会議/ひとりに戻るんだ/ワルクナイヨワクナイ/脳


「凶を生きる」、、写楽くんの曲に「いまを生きる」とゆうのがあって、自分と同じ原理で「忌を生きる」みたいな表記なのかな?って聞いたら、いや普通に「今」ですって苦笑された。


この日の新曲は「オレ、登山部やめる」。主人公はこれからどの部活に入るか迷ってる。登山部かぁ、、いろいろ想像して悩む。充分な水で食器は洗いたいし、トイレはちゃんと壁に囲まれて済ませたい。でも、そうゆう不便さに敢えて身を投じる心の贅沢とかロマンとか、、、うーん、、あ!せっかく登頂しても最後はそこ下りちゃうのか、、、考えた結果、辞退に決定っ!とゆう歌。


後攻・写楽くん。曲間のMC、とにかくシャイ。歌い出すとスコーンと熱く朗々と。正統派な絶唱。腹筋からの声でクオーンと。さすが元バスケ部。ん? バレー部だったかも。本人は無意図だろうけど、ピュアでまっすぐな青年ってことがビシビシバレバレ。愛しい。「しゃーたん」って呼ばれてるんだね。うん、わかる。観る側みんな母親目線。彼、実際の年齢はちゃんと成人なんだよ。でもきっと地球に来てからの歳だとまだ10代なんだね。謎、解明。


最後にアンコールセッション。お互いの曲を1曲ずつ。まず写楽くんの曲「Thank you for my everyday」。自分はドラムトモフ。夕方のリハん時よりテンポが速くて多少あたふたスキー。トモフ曲はここんとこセッションでやりまくりの「我に返るスキマを埋めろ」。写楽くん、バッチリ予習してきてくれててさ。ありがとー。最後に「音楽やってて良かったー!」って叫んでた。ぴゃー。写楽くん、元気でね! そのままスクスクのびのび、誰にも傷つけられないように!って、強く思った。悪い大人に会わないようにー!って。バッチリ仲良し。また会おーぜー。「第4夜」と「第7夜」は、共演トモフで再会ね!って、強引に約束してお別れしました。