つれづれライブ日記


vol.800
2019. 3.13

3月13日 新宿紅布



「眉村ちあき・5日連続紅布」の3日目の相手に招かれたっ! このタイミングで招かれてよかったー!彼女はきっと、来年の今頃は首相か大統領になって、同時に巨大なドームとかでライブしまくってるぜ。ワクワクする。


夕方の紅布で初対面。予備知識無しで出会ったら、見た目がアイドルっぽくて驚いた。勝手に想像してたイメージが「女子プロレスラー的にドカーン」だったから。ピカピカでまぶしー。とうとう来たぜ、31歳年下っ! 彼女の父とは2つ違いだそうな。自分の歳に、もおおおお、笑うしかない。ひゃっほー!


紅布の楽屋って狭いから、女子との2人っきりって気を使う。できるだけ外。タバコもうんこも我慢した。なんかね、うんこのニオイをライブで報告するらしいんだよ、彼女。


先攻・トモフ。この日は松葉杖と登場。基本、椅子プレイ。立つ場合でも一応なるべく左に体重かけないように気をつけてみた。馴染みのお客さんたちは、ちょいと心配してるっぽい空気。ほっほっほー。気にするなー。そのうちだれでもヨボヨボなんだから。普通普通。全部、重力のせいなのさ。で、新曲はその愛人との出会いを歌った。「愛人ができました。姓はマツバ、名はツエ、マツバツエ~♪」(タイトルは「よりそう2人」)。ベルベットアンダーグラウンド調で、意外とかっこいい。高齢化な日々に大流行な予感。





この前の目黒が卒業式の父兄席っぽいお行儀良さだったんだけど、この日はまるで「夏の魔物」。パワフルで無邪気なお客さんたちのお祭りだった。マユムラーたちとトモファー、ナイス交遊。にぎやかなボーダーレス。ナイス!


新曲もうひとつ「MRI」。このたびの股関節検査のトキメキをきちんと再現。あのマシンの音とか、テンポの変化もね。医療関係者に「再現、素晴らしかったです!」とほめられた。主人公は、足とか腰とか固定されてるうちに、ちょいと妙な気分になってしまって、、、「これってある意味、そうゆうプレイっ!」と。真面目な看護師さんたちには、不謹慎で申し訳ない曲なんだけど、「MRIのMはあのMっ!」をコール&レスポンス。大盛り上がりな紅布に本当にときめいたっ! クレイジージャパン! 「不死身FUMK」では、初対面な男子に肩車してもらって客席へ。最高だったなあ。でもその青年、東西南北に回転し過ぎでマイクのシールドがこんがらがって大変だった。まわりのお客さんがシールドケア。お見事!





「登山部やめる」で、たて笛係で眉村さん登場。自信満々にテキトーに吹きまくっていた!そっか、普段は礼儀正しく、ライブでピョーン、、って子なんだな。堂々としてた。アイドルなのは入り口だけで、全然中身はまるでベテラン。その後の眉村さんの部で強くそれを確認。


後攻・眉村ちあき。オケをPCで再生しつつギター弾きまくり歌う。曲も歌詞もバッチリ。テレビとかのアイドルとは別次元。ちゃんと彼女が作ってるんだもん。歌うまいし。合間のMCも臨機応変で頭の回転グイングイン。カッコよかった。お客さんも全力で応える、、とゆうか「従う」空気。なんかね、彼女は「宝石」飛び越えて「観音様」って感じ。包容力があるの。包み込んで連れてく感じ。オレには無いねえ、それ。「弾き語りだけどテンション高め」「オケの持ち込み」「時々客席プレイ」「MCでも歌い出す」「ほめられるのが大好き」、、いろいろ共通項が多いんだけど、その包容力の有無が圧倒的に自分との違いっ! くわっ!


最後に2人で、アンコールタイム。愉快なやり取り。小学校の頃の出来る女の子に「こらこら、しっかりしなさい」って、たしなめられながら、遊んでるみたいで楽しかった。2人とも、曲になかなか入らずに即興で偽ボイパ。ウグイスとネコの対決小芝居。引き出しがエンドレス。気の合うクラスメイトと知り合えたっ!楽しかったなあ、、。ありがとー。素晴らしい未来へっ!





寄り添うふたり(新曲)/どうしたの53歳/ほめてよ/MRI(新曲)/俺、登山部やめる(セッション)/SKIP/最高の錯覚/我に返るスキマを埋めろ/こころ動け/スポンジマン/不死身FUNK/脳/たりる/ひとりに戻るんだ/歌う53歳


アンコール・・・ほめられてるよー、ヒュッヒュー♪と、さまざまなやり取り。