つれづれライブ日記


vol.808
2019. 3.23

3月23日 QUE



愛人マツバツエちゃんと今夜はQUE。季節がら、荒井由美の「卒業写真」で開始。次に「仰げば尊し」。一気にあの頃のツーンとくる空気に染まる、、オレ。「泣かないでー! 下北ーっ!」と叫ぶがお客さんはニヤニヤ。早速、きょうの新曲。「ろうかよ走るな」。この曲は「廊下」と「老化」を掛けてみたのさ。出だしは「廊下を走るな!」って、学校時代のことを歌って。でもその後、今回の股関節事件からの「老化よ走るな」って意味に転換。助詞を「よ」に換えれば意味は通じるだろーって思ってたんだが、誰にも通じてなかった! ガーン!





照明が弾き語りチックなポツン白だったのを、猛烈抗議してロックな赤に変えてもらってノリノリに。「歌う53歳」2番は「ダイジョブそう53歳」。注射を打ったら股関節がダイジョブになったのだ。嘘みたいに。すごいね、注射って。しかもちゃんと合法だぜ。いきなりクライマックスな「我に返るスキマ」へ。客席コーラス、この季節も元気で素晴らしい。


この日はやる事が盛りだくさん。共演の「3月のバンド」のギターはヤマジでさ、ヤマジとはメチャクチャ古い付き合いなのだ。なんつっても出会いが代々木ゼミナール津田沼校(通称・津田沼代ゼミ)だぜ。すごいだろお。19歳だったんだぜ、お互いに。で、ゲストギタリストでヤマジを投入。30年以上を経て、ヤマジはカリスマギタリストになってた。で、「津田沼代ゼミ」のテーマを2人で。贅沢すぎるぜっ! ヤマジのムダづかい。曲はほぼ「六甲おろし」。ギターの音、さすがなんだよー。





ヤマジのムダづかい、さらに続く。「平成の次はまた昭和」。そーだよ、この頃(3月23日)は、まだ新元号は未発表。いやあぁ、、ヤマジのアドリブプレイがこの曲の格調を数段あげてくれたっ! 深く、遠く。くるおしく、熱い! ちなみにヤマジは予備校時代でもすでにロック臭ビンビンなルックスだったんだぜ。


さらにもう一曲2人で、、と、急にベースでウエケンも呼びこんで3人で「MRI」を。無理やりトモフ宅録オケに合わせて。自分はハンドマイク。初めてプレイしてもらうくせに「まちがえたらぶっ殺す」と2人を挑発。でもさすが、日本のロックサウンドのスペシャリストたち。完璧っ! サイケなパンク&ラップ。「すっごおおおい!」と絶叫、そしてハイタッチで終了。贅沢なコーナーだった。夢のよう。


終盤も季節風味でキャンディーズの「微笑み返し」。大好きなんだよこの曲。甘酸っぱい昭和。客席にも歌える世代多数。よっ、同志たちっ! 最後は、、卒業してもまた会えるように、いまのうちから「作戦会議」しとこーぜー!とフィニッシュ。口笛の群れがおセンチでツーン。燃えたー。駆け抜けた。濃い40分だった。ヤマジ、ウエケン、ありがとー!またやろーぜー!








その後は「3月のバンド」とマグミくんバンドを観戦。どっちも素晴らしくて、感動と勉強。いい夜だった。すばらしいタイバン。すばらしいお客さんたち。ありがとー、QUEっ! さあ、卒業。さよならみんな。切ないけど、うん、新年度もがんばろー! オーっ!